
1月31日(日)、ホテル仙台プラザにて、2010 ベガルタ仙台結団式、また引き続きまして2010 ベガルタ仙台激励会を行いました。
【2010 ベガルタ仙台結団式】
2010ベガルタ仙台結団式では会場にスポンサーの方々をお迎えし、白幡社長、選手、監督、スタッフ、チーム関係者が参加しました。
代表取締役社長 白幡洋一による挨拶、全選手とスタッフの紹介後、スポンサーの皆様から激励の言葉をいただきました。また、チームを代表して手倉森誠監督、梁勇基選手が新シーズンへの意気込みを延べ、参加者一同で今シーズンの健闘を誓いあいました。
■ クラブ代表挨拶 株式会社ベガルタ仙台 代表取締役社長 白幡洋一
あらためまして、皆様には2010年ベガルタ仙台結団式にご参集賜りまして、大きな感謝を申し上げます。平素は、ベガルタ仙台に多大なるご支援、ご声援をいただきまして、あらためて御礼を申し上げます。ありがとうございます。昨年度は、J2リーグ戦、そして天皇杯ともに、少しは皆さんの期待に応える結果を出せた一年だったと思います。そして一年間を戦う中で、選手一人一人としても、チームとしても、成長、進化した一年であったと思います。
プロの世界は勝ち星が一番の薬、プロは勝ってチームワークができる、との言葉を認識した一年でもありました。同時に、ベガルタの選手はまだまだ、伸びしろが残っていると自覚させていただいた一年でもありました。この結果を生かすために、監督、コーチ、スタッフ、フロントも大いなる学びを得た一年だったと思います。特に天皇杯でのJ1の4チームとの戦いは、今シーズンに向けての財産にもなりましたし、多くの課題にも気付く貴重な機会にもなりました。
J1での戦いは、激しく厳しいものであると認識しております。その中でも、昨年暮れに手倉森監督と私とで約束した、「50以上の勝ち点を挙げ、一桁台の順位を目指す」ことのためには、今年こそロケットスタートを確実にするというということに向けて、チームとフロントが一体となって努力して参ります。おかげさまで、残留選手も一月早々に全員無事に契約更改が終わりました。補強に関しても、国内3人、外国籍選手2人の、スタート段階ではほぼ計画通りの強化ができたと思います。各ポジションにベテランと若手を配置し、加えて若手同士で切磋琢磨するような、常にチーム内外でよい意味での競争がある雰囲気を整えました。ぜひ、皆さんの倍旧のご支援、ご声援をよろしくお願いいたします。
この結団式に先立ちまして、今年最初のトップチーム全員での会合で、クラブとしては三つの目標達成を申し渡しました。ひとつは、今ほど申し上げましたように、50以上の勝ち点を挙げ、一桁台の順位を確保するということ。これは近い将来、ベガルタが優勝争いにからむためには、ぜひとも達成したい目標です。ふたつ目には、選手一人ひとりにピッチで十分にパフォーマンスを発揮していただいて、国の代表候補に声がかかるということでございます。そして最後のみっつ目には、昨年J2で二年連続のフェアプレー賞を達成いたしましたが、このプレースタイルをベガルタの伝統として継承し、三年連続のフェアプレー賞を狙うことが三点目でございます。特に最後のフェアプレー賞は、本日ご来席いただいた方の絆をより一層強めることになると思います。そしてその達成を確実にするために、昨年の結団式でも強調させていただいた三つのキーワードを、今年も再度繰り返し徹底をお願いいたしました。
繰り返しになりますけれど、これを少し説明させていただきますと、「ケツダン」「キョウソウ」「カンドウ」の三つでございます。いろいろ考えた末、今年も今一度この言葉を繰り返していただこうと思いました。それは、新たに加入した選手やスタッフもいますし、必ずしも100%達成されてはいないということがあったためでございます。最初の「ケツダン」は、本日の結団式の「結団」と、物事を決して断行する「決断」でございます。「結団」は反対にしますと「団結」ですが、チームが監督を中心にして一つになることです。監督の指導の下に、全体が思いを同じくして、力点を合わせ、特に新加入五名は、早く他の選手たちと思いを共有化してほしいと思います。もうひとつの「決断」は、果敢に躊躇せずにことを決めて実行することでございます。優柔不断を避けて、拙速巧遅という言葉がありますが、拙速はやり直す時間が取れますが、巧遅では間違ってしまえばどうしようもありません。天皇杯のガンバ大阪戦でも、決断のスピードの差が見て取れました。
二つ目の「キョウソウ」は、競い合う「競争」と、共に創り合う「共創」です。選手同士、身近なライバルとしてポジションを競い合ってほしい、お互いの信頼をベースに切磋琢磨してほしい、試合でも練習でも、加えて日常生活でも、常に他人に負けない努力をしてほしいと、今年は誰がリーダーになってもおかしくない選手配置がなされたと思っております。 そしてもうひとつの「共創」は、競い合いながらも実現すべき目標は、近い将来でのJ1優勝であり、選手にとっては代表への招集に違いありませんので、自分の役割、ミッションを自覚し、期待される役割を、フォア・ザ・チームをベースに発揮してほしい。
最後に、三つ目の「カンドウ」は、一昨年のスローガンでもあります、感動一体の「感動」と、全てに完全に動く「完動」でございます。ファン、サポーターに感動を与えるチームであり、プレーであり、選手になってほしい、見せる試合を常に提供するために何が必要かを、常に考えてほしい。試合だけでなく、試合の前後も含めて感動を与えるためには、一人ひとりの自覚が大切になります。そして、他人に感動を与えるためには、自分自身も感動を覚える必要があります。自分がどのようなときに感動を覚えるか、自問自答してほしいと思います。最後の「完動」は、私自身の造語かもしれませんが、完全に動くということは、抜くを抜かないことと言い換えてもいいかもしれません。あらゆる場面で自分の持つ実力を出し切る、やり抜く、走り抜く、競り抜くという、抜くを抜かないことでチームも個人も成長いたします。「完動」は、自分の限界に挑戦することと言い換えてもいいかもしれません。
このようなことを、先ほどは説明させていただきました。選手たちはこれから、若手を中心としたグアムキャンプを終えて、これからまた大事なキャンプがスタートいたします。今ほど話した私の期待を胸に刻んで、努力や精進をしてくれると期待しております。
少し堅い話になりましたので、最後は柔らかく締めたいと思います。今年はご存知の通り寅年でございますので、トップ、フロントとしてはとらぬ狸の皮算用をせず、タイガーでございますのでたいがいのことには一喜一憂せず、泰然と構えて彼らを信じたいと思います。
本日の結団式にご参加いただきました皆様におかれましては、倍旧のご支援、ご声援をいただきまして、結団式のご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
■ スポンサー代表からの激励のお言葉 アイリスオーヤマ株式会社 代表取締役社長 大山健太郎様
本日は結団式おめでとうございます。本当に、選手の皆様方、昨年は我々に元気を与えていただいたと考えております。特に、試合がどんどんと過ぎていきますと、昨年は試合回数を経れば経るほどベガルタが強くなりました。そういう手ごたえを、スポンサーだけでなくサポーターも、皆様方も感じになったのだろうと思います。そして今年からは、7年ぶりのJ1復帰ということで、我々も非常に心待ちにしておりましたのが、今、現実になっております。そしてそのJ1とJ2のレベルにつきましては、皆様方のご承知の通り、意外と技術の差があるわけでございますが、まさに昨年の天皇杯で示されたように、今の勢いで行けば、ベガルタ仙台は十分J1でも通用するだろうと私は思っているわけであります。そして、今回は新たに5名の方に入っていただいたということで、非常に頼もしい次第でございます。ですけれど、実際の試合を見てみますと、やはり個々一人ひとりの能力を見ますと、スピードであったり、パスの正確さであったり、そういう点でいろいろとまだ学ばなければいけないということがたくさんあると考えています。
昨年は51試合を戦っていただいて、皆さんはこのように素晴らしい実績と実力をつけていただいたということでございます。先ほど白幡社長からありましたように、今年はぜひトップ10を目指して、皆様方に頑張っていただきたいと考えております。そして、私から皆様方に対してぜひお願いしたいのは、ぜひ最後まで諦めないということです。昨年見ていますと、ロスタイムにちょっとした気のゆるみで、本来失わなくてもよかった勝ち点を失った事例もあるわけです。これだけの試合をこなした皆さん方には、実力があるわけでございますから、最後まで諦めずに、そして自分を信じて、ぜひ全力を尽くしていただきたい。そうすれば、今目標に挙げたトップ10も、私は夢でないだろうと思っております。
そして、アイリスといたしましても、今年も昨年以上に、皆様方に対して支援をさせていただきますので、皆様方の活躍を期待いたしまして、私からのご挨拶とします。ありがとうございます。
■ 株式会社やまや 代表取締役会長 山内 英房様
ベガルタ結団式大変おめでとうございます。世界中の人々から愛され親しまれているこのサッカー、この感動を仙台市民、そして宮城県の皆様、それから多くの方々に与えてくださいましたベガルタに御礼申し上げます。
私ども仙台市民、そして宮城県人のみなさんでこれを共有して御一緒にこれから戦っていかなければならないという責任を、我々は頂戴したものと思っております。その一員にやまやを加えさせていただきましたことを、あらためて感謝申し上げて、私からのご挨拶とさせていただきます。頑張りましょう。よろしくお願いします。
■ 株式会社七十七銀行 代表取締役頭取 鎌田宏様
ご紹介いただきました、七十七銀行の鎌田でございます。結団式に際しまして、ベガルタ仙台の選手の皆様は、昨年本当に我々に感動を与えていただきました。大変ありがとうございました。特に後半になればなるほど盛り上がっていった部分が本当に嬉しく、テレビ放送あるいは会場で、みんなが盛り上がるように嬉しく思った次第です。
先ほど、今シーズン7年ぶりのJ1復帰という高い目標を聞かせていただきました。私は今年度の戦い方について、目標目線を高くしてほしいということを、選手の皆さんには申し上げたい。去年、皆様もお分かりのことだと思いますが、政策の予算の仕分け作業で、科学技術の分野でロケットを飛ばす研究をされる方々が「ナンバーワンになる努力をしている」というのに対して、ある方が「ナンバーツーではいけないのですか」と答えたことがありました。それに対してはノーベル賞の受賞者の方も「そうではない」と話されたことで予算も復活はなったようですが、理系の先生方にお話をうかがいますと、ナンバーワンを目指すということが非常に大切なのだと、ナンバーワンをいくら目指してもナンバーワンになれないということなのです。ナンバーツーを目指したらとんでもなく低くなりますという話を聞かせていただきました。
これはスポーツの世界も同じでありまして、トップ10を目指すだけでは11や12ということにもなりかねませんから、5や6も目指して試合に入るようなものの考え方をぜひしていただいて、上へ上へと、もっとやるぞと、いずれ優勝だという気持ちでやっていただくと、結果としては目標におさまるのかなと、そのような期待を今は持っているところであります。今シーズンはより多く応援の方々も駆けつけてくれると思いますので、皆様方のご健闘を祈念いたしまして、簡単ではございますがご挨拶とさせていただきます。どうぞ、頑張ってください。
■ 株式会社 阿部蒲鉾店 代表取締役社長 阿部 賀寿男様
只今ご紹介いただきました、阿部蒲鉾店の阿部と申します。本日は、2010年の結団式、誠におめでとうございます。私の会社では、昨シーズンの途中から、スポンサーということで参加させていただきました。そのシーズンにJ2の優勝、そしてJ1昇格ということで、少しでもお役に立てて大変嬉しく思っております。
今年はいよいよJ1という大変厳しいところの戦いが始まるとは思うのですけれど、選手の皆さんの顔を見ると、グアムでキャンプをしてきて非常に日焼けして精悍な感じがしております。ぜひ、しっかりこれから宮崎でのキャンプでも準備をしていただいて、来シーズンに向かっていただければと思います。新しい選手も加わりましてチームも少し変わった部分もあると思いますけれど、やはり選手だけでなく、運営する方もきちんと一つのチームとしてまとまって、大きな目標に向かって頑張っていただければ、と思います。ぜひ、この地域の皆様のためにも、また感動と夢を与えていただけるようなシーズンになるようにご祈念いたしまして、挨拶とさせていただきます。どうぞ、今シーズンも頑張ってください。
■ ベガルタ仙台 手倉森誠監督
皆さんこんにちは。2010年、7季ぶりのJ1のスタートになります。去年、J2優勝というかたちでJ1昇格を果たしました。これは、ここにおられるスポンサー、チーム、そしてフロントが一丸となって勝ち取った成果です。そして今シーズンのJ1でさらにまた厳しい戦いが続きます。より一層の、ここにいる皆さんのまとまり、意思統一が必要になってくると思います。その意思統一は、先ほど社長からも目標設定として順位が10位以内、勝ち点50というようにありました。実際に、中にはいろいろな思いがあって、「J1が久しぶりだから残留すればいい」という人もいるかもしれませんけれど、キーワードの中に残留という言葉は今年はありません。キーワードとしては、目標を10位以内に掲げながら、まずは定着だという意識をぜひ持って挑みたいシーズンだと思います。
私が監督に就任してから2年経って、こうやって昇格することができました。当初掲げていた目標は、5年以内にJ1の覇権を取って、ACLに進出することでした。残り3年あります。3年以内に必ずや優勝したいという目標は、今も変わりません。徐々にその目標に近づいてはきています。ですから、今シーズンを戦っていく中で、今シーズンのことだけを考えるのではなくて、その先の、J1を引っ張っていけるクラブ作りを目指す大きな一歩の年、一歩を踏み出す年にしたいという意志を、ここにいる皆さんで共有して今シーズンを戦っていきたいと思っています。
今年のチームは、去年に51試合を戦い抜いて、優勝を勝ち取ったメンバーのベースを残しました。なかには「もっと変わると思っていた」という人もいるかもしれません。私はこの51試合という長丁場を勝ち抜いた選手の伸びしろは、まだまだ成長すると確信しております。そのベースに対して、今シーズンに補強した5人のメンバー、太田、鎌田、フェルナンジーニョ、高橋、レイナルドがうまく融合して、競争できれば、更にいいチーム作りができるということも確信しています。太田、鎌田、フェルナンジーニョは、昨季までのJ1経験者です。高橋はサガン鳥栖で、J2に在籍し続けたベガルタの6年間に、鳥栖のキャプテンとしてチームを引っ張ってきて、同じく6年の間に成長した選手です。
もうひとりのレイナルドは初来日となりますけれど、非常に日本のサッカーに合うのではないかと、さらに強く言えば、仙台のサッカーに合う選手を獲得したつもりです。本当にこの補強したメンバー5人と、昨年からのベースがうまく融合できれば、目標である10位以内を達成できると確信しております。その先を目指して、本当にこの一年でまたいろいろなものを蓄えて、その先のJ1覇権を目指す大きな一年にしていきたいと思っています。クラブとしてトップチームだけがそこを狙うのではなくて、クラブとしての意識も高めていかなければいけません。そうなったときに我々にはここに育成のスタッフもおります。
今、Jリーグでは、選手の契約体系が変わってきました。複数年契約しなければどんどんチームを移籍できるようになりました。そうなったときに大事なのは、生え抜きの選手を将来的にもっと増やしていかなければいけません。J2に降格して以降の6年で、このトップチームにユースから昇格したメンバーは今日は0人です。大久保剛志選手がソニー仙台に期限付き移籍していますが、ユース出身で現役で頑張っているのはそのひとりだけです。本当にJリーグを引っ張っていくチームになるために、育成からどんどんトップチームに引き上げていく意識が必要になってきます。トップチームと育成が一体となって、クラブ、フロントが一体となって、Jを代表するクラブになるという意志を強くして、今シーズンを戦い抜くことを決意したいと思います。そういったところで、今日おられる皆さんと、今年は大きな大きな一年だと、大きな一歩を踏み出すんだという意志を持って、決意表明の挨拶としたいと思います。頑張りましょう。
■ ベガルタ仙台 梁勇基選手
皆さんこんにちは。本日は2010年ベガルタ仙台結団式ということで、お忙しい中お集まりいただきありがとうございます。また、昨年一年間、たくさんのサポート、ご支援、本当にありがとうございました。
ようやく今年J1の舞台で戦えることになりましたが、昨年の天皇杯を戦ってみても、J2とはやはりレベルが違いますし、より厳しい戦いが待っていると思います。しかし、我々のチームは、チームワークが強みだと思っています。今年に加入した選手、そしてスタッフが力を合わせて、よりチームワークを強いものとし、J1の舞台でもベガルタ仙台というチームとして堂々と戦いたいと思います。
また、たくさんの人にスタジアムに足を運んでもらえるように、選手一同、日々練習から努力し、取り組んでいきたいと思います。先ほど社長もおっしゃったとおり、一桁順位を目標にし、今年一年頑張っていきたいと思いますので、今年も皆様からのたくさんのご支援、サポートをよろしく申し上げます。ありがとうございました。

【2010 ベガルタ仙台激励会】

2010 ベガルタ仙台結団式に引き続き2010 ベガルタ仙台激励会が行われました。
2010 ベガルタ仙台激励会でも皆様からの激励の言葉をいただき、ベガルタ仙台市民後援会名誉会長 藤井黎様より乾杯のご発声の後、参加者、選手、監督は和やかに歓談・会食を行いました。
