第34節 川崎フロンターレ

2010Jリーグディビジョン1 第34節 公式記録
2010年12月4日(土)15:33 キックオフ ユアテックスタジアム仙台

入場者数 18,989人 天候 晴、弱風 気温 9.7℃
湿度 32% ピッチ 良芝、乾燥 時間 90分
主審 東城 穣 副審 唐紙 学志 / 蒲澤 淳一
第4の審判 平間 亮 記録員 平井 恵美子

2010_sendai.gif ベガルタ仙台 1 0前半1
1後半0
1 川崎フロンターレ 2010_kawasaki.gif

ポジション 番号 選手   選手 番号 ポジション
GK 16 林 卓人 先 発 相澤 貴志 21 GK
DF 25 菅井 直樹 森 勇介 19 DF
DF 3 渡辺 広大 井川 祐輔 4 DF
DF 2 鎌田 次郎 菊地 光将 17 DF
DF 27 朴 柱成 小宮山 尊信 8 DF
MF 8 永井 篤志 稲本 潤一 20 MF
MF 31 斉藤 大介 中村 憲剛 14 MF
MF 15 太田 吉彰 楠神 順平 16 MF
MF 20 フェルナンジーニョ ヴィトール ジュニオール 11 MF
MF 10 梁 勇基 ジュニーニョ 10 FW
FW 9 中原 貴之 矢島 卓郎 15 FW
     
GK 22 桜井 繁 控 え 杉山 力裕 28 GK
DF 6 エリゼウ 寺田 周平 13 DF
MF 7 千葉 直樹 佐原 秀樹 3 DF
MF 23 田村 直也 伊藤 宏樹 2 DF
MF 18 高橋 義希 谷口 博之 29 MF
FW 13 中島 裕希 小林 悠 24 FW
FW 14 平瀬 智行 黒津 勝 7 FW
     
手倉森 誠 監 督 高畠 勉

試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
  18分[交代]  20 稲本 潤一 → 29 谷口 博之
  25分[得点]  10 ジュニーニョ
 [右 19 ~ → 中央 10 左足S]
2 鎌田 次郎 [C1]  32分[警告]  
  38分[交代]  15 矢島 卓郎 → 7 黒津 勝
  49分[警告]   19 森 勇介 [C1]
27 朴 柱成 → 23 田村 直也  59分[交代]  
25 菅井 直樹 [C2]  69分[警告]  
8 永井 篤志 → 7 千葉 直樹  70分[交代]  
  78分[交代]  16 楠神 順平 → 2 伊藤 宏樹
15 太田 吉彰 → 13 中島 裕希  88分[交代]  
3 渡辺 広大 
[右CK 10 ↑ 中央 3 ヘディングS]
 
90+3分[得点]  

[警告] C1:反スポーツ的行為、C2:ラフプレイ、C3:異議、C4:繰り返しの違反、C5:遅延行為、C6:距離不足、C7:無許可入、C8:無許可去
[退場] S1:著しく不正なプレイ、S2:乱暴な行為、S3:つば吐き、S4:得点機会阻止(手)、S5:得点機会阻止(他)、S6:侮辱、CS:警告2回
[得点] ~:ドリブル、→:グラウンドパス、↑:浮き球パス、S:シュート

90 45   45 90
13 10 23 シュート 19 8 11
9 5 14 GK 9 5 4
2 2 4 CK 3 1 2
5 7 12 直接FK 9 3 6
0 3 3 間接FK 5 2 3
0 3 3 オフサイド 5 2 3
0 0 0 PK 0 0 0

手倉森誠監督記者会見

<総括>

 (試合後から)時間が経ちすぎて忘れてしまいましたね。最初の入り方も良くて決定的なチャンスが多かったのはうちの方だったのですが、それをうまく取れていれば勝ち点3が取れていましたが、我々のディフェンディングサードでの集中力の欠如で1点を献上してしまいました。今シーズンの厳しい戦いを象徴するかのようなゲーム展開でした。取れるところでなかなか取れなくて、先に点を取られてしまいました。
 勝ち点1が欲しいというゲームが3試合続いた中で、逆にこのロスタイムで大きな勝ち点1を取れたことが大きかったと思います。アウェイで決めてこられなかった分、このユアテックスタジアム仙台で共に闘ってきたサポーターとともに残留を決めるんだというところが今日はあったのかと思います。
 まずは最悪の結果にならずに、来年もJ1でベガルタがやれるというところで、皆さんにとってもよかったと思います。

■神戸が大勝していたためにこれ以上失点はしたくないところでしたが、後半に入ってあれだけチームが前に出られた理由は何でしょうか。

 勝つことを目指して戦うという話を最後に言いました。クラブハウスでのミーティングでは、残留の話はしたくなかったのだけれども、現実的に大量失点してはいけないという話と、もし神戸が点を取ったらという話と、大方東京か神戸かと言っているけれども我々もその渦中にあるという話をしました。
 このスタジアムに入ったあとに、この試合を勝ちにいって勝つことができれば、そんなことを気にすることもないだろうというところを最後の試合に挑む前に話しました。ビハインドでハーフタイムに帰ってきた後も、選手同士が「勝つんだぞ」と言ってくれていたし、試合中に私自身は「ハーフタイムに1-0で神戸が勝っていて東京が0-1で負けている」という情報しか知りませんでした。終わってみて、神戸があんなに点を取っているとは思いませんでした。
 ただし、菅井が知っていました。3-0で神戸が勝っている話を知っていて。自分達も、私自身も2失点以上はしたくないという思いでいましたから。ただ、それで逃げ切ろうとか0-1でいいという思いは全然なかったし、そういう思いを選手は持っていましたから、それが最低限の勝ち点1に繋がったと思います。

■シュート本数が多かったのに決定力を欠いた原因はどこにあるのでしょうか。

 ここまで残留争いを引っ張ってきたところのあせりというものが、最初にあったと思います。決めなければ、勝たなければという思いになった分、少し気合いがシュートチャンスで感じられたところがありました。
 でも、とにかく最低限の残留に繋がる勝ち点1を取れたので、この課題は来年に引き続いて修正できればいいと思います。

■あらためて、今のチームの課題は何でしょうか。

 どうしても我々のチームはまず守備から入らなければいけないチームです。ほかのチームに比べれば。そういうところを見たときに、今回、攻撃的な選手をある程度守備に関してのタスクを課さなければいけない状況でしたから、そういうところで今度はレベルを、攻守のところで、ひとりひとりの、最終ラインとミッドフィールダーが守備範囲を広くすることを考えて、そうすることによって攻撃的な選手がもっと攻撃にかかれるようなチームに変えていかなければいけません。

■後半に千葉選手を投入したときにはどういう思いで送り出しましたか。

 永井がだいたいその辺ぐらいまでの時間だろうというところで、本来は永井とのスイッチは田村の予定だったのですが、その前に朴柱成と代えていました。そうなったときに、リードしていて守りきるためのオプションとしての千葉というのが、大方あったのですが、ああいう状況で千葉ももともと攻撃的な選手でもあったわけだし、とにかく斉藤が疲れていることがあれば、負けているときはどんどん前に出ていくという指示をしました。あとはやはりセットプレーを取れれば、千葉のヘディングにも期待していました。両サイドバックが上がるときにはダブルボランチでしっかり固めておくことと、「サイドバックが上がれないときにはお前が出ていけ」という話をしました。

■残留争いを経験している選手がもたらす影響も考えたのでしょうか。

 残留争いを経験しているというよりも、今日のゲームで千葉もそういう仕事をしてくれ得るだろうという期待を持っていました。

■2002年以来のJ1残留を達成したその理由と、本当にいちばん厳しかった時期と、逆に残留できるてごたえをつかんだ時期を教えてください。

 いちばん厳しかったのは、(リーグ戦)14戦連続で勝てなかった時期ですね。ただし、チームに不協和音が起きるわけでもないし、自分達を高めるためにそれが試練だとしながら、チームはひとつになってやり続けたことが良かったことだと思います。
 残留できると思ったのはジュビロに勝ったときです。実際にこの状況にきてああいう勝ち方ができるということで、本当はああいう勝ち方をポンポンと続けて終われれば良かったのですが。そうなると目標の順位に近づけたのかと思います。
 ただ、それで早く残るのも…14試合勝てなかった我々にとっては、やはり14試合勝てなかったシーズンを忘れるなということだと思うし、最後の最後まで苦しんで残るという残り方の方が我々のためかと思ったので、今年の仙台らしい残り方はこれで良かったのかな、とも思います。