第48節 水戸ホーリーホック

2009Jリーグディビジョン2 第48節 公式記録
2009年11月8日(日)12:34 キックオフ ケーズデンキスタジアム水戸

入場者数 8,463人 天候 晴、弱風 気温 21.1℃
湿度 62% ピッチ 全面良芝、乾燥 時間 90分
主審 井上 知大 副審 阿部 浩士 / 聳城 巧
第4の審判 柳沢 健一 記録員 市川 正男

mito.gif 水戸ホーリーホック 0 0前半2
0後半2
4 ベガルタ仙台 sendai.gif

ポジション 番号 選手   選手 番号 ポジション
GK 1 本間 幸司 先 発 林 卓人 16 GK
DF 3 保崎 淳 菅井 直樹 25 DF
DF 21 星野 圭佑 エリゼウ 6 DF
DF 32 大和田 真史 渡辺 広大 3 DF
DF 2 小澤 雄希 朴 柱成 27 DF
MF 23 遠藤 敬佑 富田 晋伍 17 MF
MF 14 キム テヨン 千葉 直樹 7 MF
MF 7 村松 潤 関口 訓充 11 MF
MF 6 堀 健人 梁 勇基 10 MF
FW 9 荒田 智之 サーレス 19 FW
FW 13 吉原 宏太 中島 裕希 13 FW
     
GK 31 原田 欽庸 控 え 桜井 繁 22 GK
DF 30 中村 英之 一柳 夢吾 5 DF
MF 22 森 賢一 永井 篤志 8 MF
MF 17 金澤 大将 マルセロ ソアレス 18 FW
FW 11 高崎 寛之 中原 貴之 9 FW
     
木山 隆之 監 督 手倉森 誠

試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
  2分[得点]  13 中島 裕希
 [中央 16 → 13 ~ 右足S]
  23分[得点]  7 千葉 直樹
 [右 CK 10 ↑ 中央 7 ヘディングS]
23 遠藤 敬佑 → 11 高崎 寛之  45分[交代]  
  58分[得点]  25 菅井 直樹
 [中央 27 → 19 シュート 相手DF カット こぼれ球 25 右足S]
  59分[交代]  19 サーレス → 9 中原 貴之
32 大和田 真史 [C3]  68分[警告]  
7 村松 潤 → 22 森 賢一 73分[交代]  
  75分[交代]  13 中島 裕希 → 18 マルセロ ソアレス
  79分[得点]  18 マルセロ ソアレス
 [左 11 ~ 中央 → 18 左足S]
13 吉原 宏太 → 17 金澤 大将  82分[交代]  
  84分[交代]  10 梁 勇基 → 8 永井 篤志

[警告] C1:反スポーツ的行為、C2:ラフプレイ、C3:異議、C4:繰り返しの違反、C5:遅延行為、C6:距離不足、C7:無許可入、C8:無許可去
[退場] S1:著しく不正なプレイ、S2:乱暴な行為、S3:つば吐き、S4:得点機会阻止(手)、S5:得点機会阻止(他)、S6:侮辱、CS:警告2回
[得点] ~:ドリブル、→:グラウンドパス、↑:浮き球パス、S:シュート

90 45   45 90
4 5 9 シュート 11 6 5
4 6 10 GK 5 1 4
0 3 3 CK 3 2 1
3 3 6 直接FK 11 5 6
3 0 3 間接FK 6 4 2
3 0 3 オフサイド 6 4 2
0 0 0 PK 0 0 0

手倉森誠監督記者会見

<総括>

 今日の目の前のゲームをきっちり戦おう、闘志を持って、落ち着きを持って、まとまりを持って、ということで、今日の90分に必勝を集中していこう、と挑んだゲームでした。
 序盤の中島のゴールで、こうやって昇格の期待のかかる雰囲気の中、ゲームの入り方が良くて、落ち着いてゲームを進めることができました。今日のゲームの中で、一番強いベガルタを表現したいということを、こちらに来る前にも話をしましたけれど、まさしく選手が、ここに入るまでの落ち着きそのままの結果を4発で出してくれました。
 こういう勝ち方ができたのと、プラス、運が良くて、他会場がこけてくれたことで、最初に昇格が決まりました。本当に、良かったと思います。
 ただし、自分達は、今日戦う前に、あくまで目標は優勝だということを話していて、勝ち点2差でセレッソがいると言いました。そこだけを考えていこうという話をしたので、あとは天皇杯とリーグ戦、残りの試合も勝ち続けていけるように、頑張っていきたいと思います。
 今日、この会場を数多く埋めてくれたサポーターに、本当に感謝したいと思います。

■入れ替え戦からのこの1年間で、仙台のベースが上がった最大の要因は何でしょうか。

 まずはやはりメンタルですね。去年の悔しさを持ち続けること、ゲームの中で数々取りこぼした勝ち点2や3のように、引き分けの多かったチームを、ゲームの中で、今年は「コントロール」という言葉で表現していきました。いつエネルギーを出すのか、いつ辛抱するのかということを、シーズン通してみんなが、ゲームとともにつかんでいきました。
 まさしく、この終盤にきて、危なげない手堅いサッカーをできる選手たちが、そこに完成した、というところだと思います。

■今日のメンバーの多くが手倉森監督の育てた選手たちでしたが、彼らが昇格を達成したことへの感想をお願いします。

 梁や関口なんかは私と同期加入ですし、そうやってJ2に降格してから、みんな「なんでだろう」と歯を食いしばってやってきた、同じ思いをしたメンバーが、またさらに去年一層悔しい思いをして、その思いを切らさず、みんなと足踏みを合わせてきたことが、こういう結果に繋がったとあらためて思います。
 本当に、今年のチームは、一体感のある、まとまりのある、最高のチームでした。

■ゲーム中に他会場の経過は分かりましたか。また、どの時点で昇格を知りましたか。

 まず、梁を休ませようと考えた時に、その情報が入ってきました。そこで、コーチ陣とのやりとりで、昇格が決まる瞬間にピッチにいなくていいのかという話を冷静にしてはいました。しかし、もう、ピッチにいる選手の中では梁に一番最初に教えたかったですね。まだゲームは終わっていませんでしたが、「もしかしたらあるぞ」という話は、交代した瞬間に話しました。
 実際に、レフェリーと挨拶が終わって、みんなが横並びになった瞬間に、他会場のゲームが終わったというのは、バックスタンドにいるサポーターが声を上げたことで気付きました。

■サポーターの前をまわっている時に、どのような感想を持ちましたか。

 やはり、選手も昇格が決まって涙をするとは思いませんでしたが、意外とみんな泣いていたので、そういったところを感動して、もらい泣きしました。
 去年のヤマハでの悔し涙と違って、やはり嬉し涙です。そしてこの瞬間に喜んでくれている多くの人の顔を見ていると、感極まって、「ベガルタで仕事をできて良かった」と思いました。

■監督2年目の今年は去年にプラスして結果にこだわってきましたが、その成果はいかがでしょうか。

 私は、昇格する前に、入れ替え戦を経験しなければこのチームの成長はないと思っていました。一番のチャンスは都並さんの時代でした。望月監督の時にもあと一歩のところまではいきました。
 そして去年、入れ替え戦を経験したことで、本当の悔しさ、本当の足りなさを、身をもって体験しました。それが、キャンプから糧になって良いチーム作りができました。去年の「負けたくない」というチーム作りから、今年は「勝ちきるんだ」というところで、キャンプの時から、練習試合の時には戦術的なことを例年より少なくして、ゲームでのメンタル的なことの話ばかりミーティングでしてきました。
 実際にシーズンに入って、本当はロケットスタートをしたかったのですが、3勝1分3敗という結果を受けたことに、「何をいい気になっているのだ」と、我々が全員自問自答して、自分達は勝たなければ行けないチームだと思いました。  そうなったときに、良いサッカーをするよりもまず結果にこだわってやっていこうとしたことが、7連勝にも繋がりましたし、それから負けたゲームの中でも、やはり自分達が緩んだところで、いいタイミングで敗戦や引き分けがあって、それからまた切り替えて糧にしたことで、選手が一回りも二回りもどんどん成長してくれました。
 実際に、このプレッシャーがかかるシーズンのクライマックスに、これだけ落ち着いてゲームをコントロールできるというのは、あまり見たことがありません。本当にたくましくなったと思います。

(会見終了後、報道陣より大きな拍手)