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8月21日(火)、鮫島彩選手新加入記者会見を行いました。

掲載日:2012年8月21日

8月21日(火)、ベガルタ仙台レディース鮫島彩選手新加入記者会見を行いました。

株式会社ベガルタ仙台代表取締役社長 白幡洋一ご挨拶
 今日はお忙しい中、ベガルタ仙台レディースの鮫島選手の加入会見にお集まりいただきありがとうございました。このような記者会見をおこなうことができまして、喜ばしく思います。
 昨年10月21日に、常盤木学園高校理事長の松良さんのお祝いの席に私も参加させていただきまして、実は彼女も参加していまして、その席上、「ぜひ来てもらいたい」というお話をしたのですが、そのときの言葉のやりとりから、おそらく彼女は、その当時はオリンピックに集中するということがいちばんの目標であると、このことはそのあとに考えたいということで、そのあとに育成部門担当の山路部長に継続的にラブコールを送ってもらいました。
 ロンドン五輪に出発する前、7月9日に仮契約をしていただいて、オリンピックではなでしこジャパンの選手として大活躍して、すばらしい、銀メダルという結果を持って、お世話になりますということで、たいへん嬉しく思うと同時に、「ごくろうさまでした」と労いたい気持ちです。
 帰国後も色々なイベントで休む暇もなかったと思いますけれど、この記者会見のあとに、いよいよベガルタ仙台レディースの一員として、練習にも参加することになります。
 ベガルタ仙台レディースとしても、もう一本の大黒柱をもちまして、今年の目標であります「一年でなでしこリーグに復帰する」ということを早いうちに達成してほしいし、同時に、なでしこリーグに参戦したあとにも優勝にからむことができるチームになれるように、チームメートとともに精進してほしいと思います。
 鮫島選手からは、本人の強い要望もあって、われわれベガルタ仙台レディースとしては初めてのプロ契約選手ということになりますけれども、トップチームの方はすべてプロ契約なのでフロントと選手との契約もわかっているのですけれど、レディースのそのほかの選手は、近隣の企業で働きながら練習や試合に参加しています。彼女の立場ではそのバランスをうまく取りながら、また彼女の思いを確かめながら、プロ選手としてわれわれフロントとの関係を構築していきたいと思っています。
 いずれにしましても、ベガルタ仙台は今年、トップチームとレディースのきょうだい星でもってこの震災後の宮城県の希望の星になるんだということを標語としてリーグ戦を戦っていきます。彼女がレディースに参加したことで、希望の星も輝きを増したのではないかと思いますけれど、われわれの活躍が、元気や勇気が歓喜につながるという思いで、これから頑張ってほしいと思いますし、またホームタウン活動にも積極的に参加してもらおうと思いますし、今後とも鮫島選手には頑張ってほしいと思います。

千葉泰伸 レディース監督ご挨拶
 こんにちは。まずは、今回のロンドン五輪で、日本代表の佐々木監督をはじめ、スタッフの皆さん、選手の皆さん、銀メダルを獲得していただいたことに本当に敬意を表したいと思います。金メダルではありませんでしたが、銀メダルを取ったということは、日本の女子サッカーのシンボルでもありますし、今後の発展にもすごく大きな意味を持つことだと思います。
 その日本代表の不動のサイドバックといわれた鮫島選手が、今回われわれベガルタ仙台レディースに加入してくれるということで、我々も本当に大きな戦力を得たと思っています。今年の目標でありますチャレンジリーグでの優勝と一部昇格はもちろんのこと、そのさきの全日本選手権でわれわれは優勝しようとスタートしました。そのなかでも本当に大きな力になってくれると思っています。
 今までを築き上げてきた選手たちとともに、プラスアルファの鮫島選手の力を借りて、最終的にはみんなでいい結果を出したいと思っています。

レディース 鮫島彩選手ご挨拶
 こんにちは。このたび、ベガルタ仙台レディースに移籍することになりました鮫島です。ロンドン五輪があったために少し遅くなってしまったのですが、今回、サポーターの皆さんにこのようにご挨拶できて非常に嬉しく思っています。
 高校時代にたいへんお世話になった土地、仙台、そしてまた私のチームメートがいるベガルタでこれからプレーすることが、すごく楽しみです。東北への貢献、また、チームにも少しでも貢献できるように自分の持っているものすべてをチームのために出していきたいと思っていますので、これからよろしくお願いいたします。

質疑応答

■五輪を終えてからも表彰やパレードとハードなスケジュールでしたが、現在のコンディションを教えてください。

 もちろん五輪もそうですが、ずっとアメリカやフランス、そして五輪と、ずっとシーズンの間をとることもなくやってきて、今は少しチームの方からお休みをいただいているので(8/27よりチーム練習に参加)、やっと体を休められたな、というところです。また、9月16日にはすぐに試合があるので、それに向けて徐々にコンディションを上げて、その試合には最高のコンディションでのぞめるようにこれから調整していきたいと思います。

■海外も含めていろいろ選択肢があったなか、ベガルタ仙台レディースを選んだ理由は。

 この質問に関しましては、今ここでひと言で自分の想いを伝えることはなかなか難しいのですが、いちばん自分が決断するにあたって強い思いは、やはり今はベガルタにいるチームメートともう一度サッカーをやりたいというのが一番です。本当に、これからまた一緒にピッチに立てるのがすごく楽しみです。あとは仙台が大好きなので、高校時代からの友人もお世話になった恩師の方々もいらっしゃいますし、その方達にまた自分のプレーを見てもらえるのがまたすごく楽しみです。

■マリーゼ時代のチームメートから、ベガルタ仙台についての話は聞いてきましたか。

 ベガルタのチームメートとは、ほぼ毎日のように以前から連絡は取っていますし、もちろんW杯期間中も五輪期間中もたくさん、メールなどの連絡は常に取っていました。ベガルタの練習の様子や生活の様子も、頻繁に話は聞いています。

■五輪が終わって、「仙台や福島の人たちに恩返しがしたい」と話されていました。これからはどのように恩返しをしていきますか。

 皆さんが私に求めてくださるプレーとか期待してくださるプレーというのは、やはり攻撃面だと思います。今まで代表ではディフェンスでプレーすることがほとんどだったのですが、昔からのサポーターの方達からも、自分の攻撃面が楽しみだと言ってくださる方もたくさんいらっしゃいますし、自分が自分自身に求めるプレーもやはりゴール前のプレーだとか積極的な攻撃参加なので、プレーとしてはそこを積極的に出していけたらと思っています。
 また、今までは海外にいてなかなか活動に参加することができなかったのですが、サッカー教室とかサッカーの普及などに地域貢献し、女子サッカーの普及に貢献できる場があって、私にできることがあれば、積極的に参加していきたいと思っています。

■率直に言って「戻ってきた」という感覚ですか。「新しいチャレンジ」という感覚ですか。

 それは両方の感覚があります。自分が今回決断したのはチームメートとやりたいというところが強いので、その点に関しては「戻ってきた」という感覚が強いのですが、また自分が選手として成長して前に進むためにも決断したので、そういう点に関してはまた新たなチャレンジということで、新たな気持ちでまたのぞんでいきたいと思います。

■仙台で選手として新たな成長につながるのはどういうところでしょうか。

 うまく説明できるかどうかはわからないのですが、今回決断するにあたりいろいろ悩んだのですが、この仙台に来てまたチームメートとサッカーをやることが、自分の人生にとってまた前に進むためには絶対に必要なことだとこのタイミングで感じました。まわりからはいろいろな意見をいただきましたし、自分ももちろん悩んだのですが、みんなとここでプレーすることが、自分の人生で大きな価値を持つことだと思います。

■千葉監督は左サイドバックに固定した起用を考えていますか。また、鮫島選手はどのポジションに挑戦したいですか。

千葉監督 代表ではサイドバックをやっていましたが、仙台ではできれば攻撃的、前の方でプレーしてもらいたいと思っています。ただし、サイドバックが適正なのか、サイドハーフやフォワードなのかは、これからトレーニングを積んで、適正を見ながら決めていきます。現時点では、攻撃のポジションをやってもらいたいと思っています。

鮫島選手 チームに貢献できるポジションならばどこでもプレーしたいと思いますが、できたら攻撃的なポジションで、というのは、監督にはさりげなくというか割と強く(笑)お願いしています。特にフォワードとかこだわりはないのですが、ゴール前でボールに触れるところがいいと思っています。

■ベガルタ仙台が現在は2部リーグ所属ですが、そのなかでどのようなことを心がけますか。また、今後も代表を続けるためにどのような努力をしていくシーズンにしますか。

 私自身もその点で悩んだのですが、自分が選手として成長したいという強い気持ちを持っていればそこは問題ないと思っています。W杯やロンドン五輪で世界の強豪と戦った中で、個人的な課題が本当に多く出ました。それは技術面でもそうですし、フィジカル面の強さでも感じたので、そこは個人的にこれからトレーニングなどで今まで以上にトレーナーの方にサポートしていただいて、強化していきたいと思っています。

■ベガルタ仙台レディース初のプロ契約ということについての感想と、仙台サポーターへのメッセージをお願いします。

 プロ契約に関してですが、もちろんほかの選手が日中に仕事しながら練習をするという点が違うので、違った責任がありますし、また、女子サッカーが発展していくためにはやはり環境の向上が今まで以上に必要になっていくと思います。その点で、自分の立場としてプロ契約をさせていただいて、ベガルタ仙台レディースが強くなっていくためにはそれが必要だと考えました。代表クラスの選手がベガルタ仙台レディースに来たいと思ったときに、もっとこういうプロ化という環境が必要になってくると思います。
 また、仙台には私の母校である常盤木学園高校があり、高校としては強豪で、たくさんいるいい選手たちがベガルタ仙台でプレーしたいともっともっと思えるようなチームになっていったらいいという思いがあります。そうしたら、もっと仙台全体が女子サッカーで盛り上がって活気にあふれるのではという思いもあるので、プロ選手として女子サッカーの普及のことも常に考えて仙台でプレーしたいと思っています。
 仙台のサポーターの方々には、高校時代の友人にもベガルタ仙台のサポーターがたくさんいて、ほかのチームとはまた違った熱い部分があると感じていました。これからはこのサポーターの方達のなかで試合ができるのが本当に楽しみなので、プレーとしてはそういう攻撃的な面をぜひ見ていただけたら、と思います。

■今回の背番号9のイメージについてお聞かせください。

 ほかの背番号9の選手では特に思い浮かびません。ただし、背番号9は私が昔につけていた番号ですし、そのときの攻撃的なポジションをやっていた自分のイメージは強くあります。思い入れのある背番号をつけることができて嬉しく思います。


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