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アカデミーニュース

【ユース】adidas CUP 2012第36回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会1次R2~3日目結果

掲載日:2012年7月30日

 7月28~29日、群馬県内各地にて行われた「adidas CUP 2012 第36回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会」1次ラウンドの結果は以下の通りです。

<adidas CUP 2012 第36回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会結果>

1次ラウンド(Cグループ)
40分ハーフ

7月28日(土)13:00~
ベガルタ仙台ユース1-0横河武蔵野FCユース
(前橋市宮城総合運動場陸上競技場)
得点者:37分佐藤久元

メンバー
GK 1堀田大暉
DF 3島貫弘敬、5浅川海嵐、8内田尚吾、13菊地佑太
MF 2安田壱成、6佐藤久元、7道渕諒平、17平野晟也、20飯塚郁仁
FW 10青沼基貴(→74分11山田拓也)
サブ GK12佐々木藍、DF4千田海人、MF15日野拓巳、28茂木駿佑、35小山亮樹、FW25井上星矢

[試合の流れ]
前半からベガルタ仙台ユースは組織的守備で相手の攻撃を抑え込み、徐々にゴール前でのチャンスを増やしていきました。前半終了間際の37分ゴールより左寄りでフリーキックのチャンスを得たベガルタ仙台ユースは青沼基貴のフリーキックからキャプテン佐藤久元がヘディングシュートを決めて先制し、前半は1-0で終えました。
後半はさらに攻撃的姿勢を強めたベガルタ仙台ユースが多くのチャンスを作りました。終盤どうしても追いつきたい横河武蔵野FCユースの反撃を受けましたが、守備陣が猛暑の中でも最後まで集中を欠くことなくプレーしてそのまま試合終了。1-0で今大会5年ぶりの勝利を挙げ、決勝トーナメント進出に大きく前進しました。

7月29日(日)13:00~
ベガルタ仙台ユース2-2ジュビロ磐田U-18
(群馬県立敷島公園サッカー・ラグビー場)
得点者:40+1分平野晟也、58分失点、69分失点、80+3分千田海人

メンバー
GK 1堀田大暉
DF 3島貫弘敬、5浅川海嵐(→73分4千田海人)、8内田尚吾、13菊地佑太
MF 2安田壱成(→17分11山田拓也)、6佐藤久元、7道渕諒平、17平野晟也(→72分35小山亮樹)、20飯塚郁仁
FW 10青沼基貴(→53分30飯野稜平)
サブ GK12佐々木藍、DF23藤澤恭史朗、MF28茂木駿佑

[試合の流れ]
前半立ち上がりはジュビロ磐田U-18の攻撃をベガルタ仙台ユースは自陣で跳ね返す展開でしたが、徐々にカウンター攻撃からチャンスを作れるようになり、前半アディショナルタイムに右サイドハーフ飯塚郁仁がクロス。ゴール前でクロスを受けた山田拓也がシュートを放ち、これは相手GKに弾かれましたが、こぼれ球を左サイドハーフの平野晟也が押し込み、ベガルタ仙台ユースが1-0と先制して前半を終えました。  後半もカウンター攻撃から再三チャンスを作りましたが、58分、69分といずれも相手のコーナーキックから失点。最低でも同点に追い付いて決勝トーナメント進出を決めたいベガルタ仙台ユースはスピードのある選手を多数投入し、途中出場のセンターバック千田海人も前線に上げてパワープレーを仕掛け、最後まで猛然とゴールに向かいました。そして後半アディショナルタイム、右サイドを駆け上がった途中出場の1年生小山亮樹のクロスをゴール前で受けた千田海人が右足でシュートを決めて劇的な同点弾。2-2で試合終了し、1勝2分け勝点5でグループC2位が確定したベガルタ仙台ユースはチーム史上初の決勝トーナメント出場を決めました。

順位
1位 横河武蔵野FCユース 勝点6 得失点差+1 総得点5
2位 ベガルタ仙台ユース 勝点5 得失点差+1 総得点4
3位 ジュビロ磐田U-18 勝点4 得失点差0 総得点7
4位 愛媛FCユース 勝点1 得失点差-2 総得点4
※横河武蔵野FCユース、ベガルタ仙台ユース、ジュビロ磐田U-18が決勝トーナメント出場決定

[ベガルタ仙台ユース越後和男監督コメント]
苦しみましたが、1次ラウンド負けていないのである程度成果が出たと思います。よく頑張ってくれたという一言です。  最後の試合(磐田戦)はよく追いついたと思います。セットプレーでやられただけで崩されてはいなかったのですが、パワープレー気味にやってくる相手に負けないパワーをつけないといけませんでした。
1~2年生も随分ユースのサッカーに慣れてきて、力のある子が入ってきたので、機会があればどんどん使っていこうと思っていました。(磐田戦でアシストを決めた1年生の小山選手について)まさかこんな具合に使ってこんなに当たるとは思いませんでした。  今は全国大会で舞い上がってしまうことがありません。そのためにフェスティバルや関東遠征や、いろんな地域の人とゲームをこなしてきたのですが、名前のあるチームと自分たちもそんなに変わらないのだから、全国大会でやれるように準備して行こうとずっと言ってきたのが良かったと思います。
以前はバスに5時間乗ってゲームをして私に怒られてまたバスに乗って帰ってきてということを繰り返していたのですが、自分たちがトライしてゲームをすればミスしても怒られないけれど、何もトライしないと怒られるのだ、ということを選手たちも分かってきたと思います。  東北でやっているようにポゼッションするサッカーではなくて、全国大会用に割り切ってやろうと、選手たちが自分たちで考えて決意を持ってやったのですが、それが良い方向に出たのかなと思います。1次ラウンドは彼らが覚悟を持ってやったゲームなのでそれについては何も言いません。ただし決勝トーナメントは戦い方を変えます。自陣で守るやり方では持ちません。選手ともう少し話をして、もうちょっとリスクをかけてみようと言おうと思います。

[決勝トーナメント進出を決定づける同点弾を決めたベガルタ仙台ユース千田海人選手コメント]
大会が始まって今までずっとスタメンを外れていて試合に出ていませんでした。2試合出られなくてモチベーションを保つのも大変でしたが、チームのために途中で交代したら絶対1点決めてやろうと思っていたので、決められて良かったです。
最初はDFで入ったのですが、時間が無いという監督の判断でパワープレーに行きました。(小山選手から)良いボールが来たのでボールを流し込むだけでした。
ケガをしている選手や今回こちらに来られなかった選手の分まで、みんなで力を合わせてベスト4を目指していきたいと思います。

<adidas CUP 2012 第36回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会今後の日程>

決勝トーナメント
45分ハーフ、10分ハーフ延長戦・PK戦あり

7月31日(火)10:30~ ラウンド16 vsセレッソ大阪U-18(前橋総合運動公園陸上競技・サッカー場)
8月 1日(水)10:30~ 準々決勝 vs京都サンガF.C.U-18-ジュビロ磐田U-18の勝者(前橋総合運動公園陸上競技・サッカー場)
8月 3日(金)16:00~ 準決勝(三ツ沢公園陸上競技場)
8月 4日(土)18:00~ 決勝(ニッパ球)

準々決勝・準決勝試合会場アクセス

◇前橋総合運動公園陸上競技・サッカー場
群馬県前橋市荒口町437-2
JR両毛線前橋駅より永井バス「東大室」行きで「運動公園入口」下車徒歩10分
JR両毛線前橋駅より日本中央バス「大室公園」行きで「運動公園内」下車すぐ
北関東自動車道「駒形IC」前橋方面に約6km