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第22節 柏レイソル

2012Jリーグディビジョン1 第22節 公式記録
2012年8月18日(土)19:04 キックオフ ユアテックスタジアム仙台
入場者数 17,715人 天候 曇、無風 気温 26.9℃
湿度 86% ピッチ 全面良芝、水含み 時間 90分
主審 高山 啓義 副審 名木 利幸 / 竹田 明弘
第4の審判 野口 達生 記録員 平井 恵美子
ベガルタ仙台 ベガルタ仙台 0 0前半0
0後半0
0 柏レイソル 柏レイソル
ポジション 番号 選手   選手 番号 ポジション
GK 16 林 卓人 先 発 菅野 孝憲 21 GK
DF 25 菅井 直樹 藤田 優人 27 DF
DF 2 鎌田 次郎 増嶋 竜也 5 DF
DF 29 上本 大海 近藤 直也 3 DF
DF 27 朴 柱成 橋本 和 22 DF
MF 8 松下 年宏 水野 晃樹 29 MF
MF 6 角田 誠 茨田 陽生 20 MF
MF 15 太田 吉彰 大谷 秀和 7 MF
MF 10 梁 勇基 ジョルジ ワグネル 15 MF
FW 18 ウイルソン 工藤 壮人 19 FW
FW 24 赤嶺 真吾 ネット バイアーノ 11 FW
     
GK 1 桜井 繁 控 え 稲田 康志 16 GK
DF 3 渡辺 広大 渡部 博文 23 DF
MF 23 田村 直也 那須 大亮 6 DF
MF 17 富田 晋伍 安 英学 17 MF
MF 11 関口 訓充 栗澤 僚一 28 MF
FW 9 中原 貴之 澤 昌克 8 MF
FW 13 柳沢 敦 田中 順也 18 FW
     
手倉森 誠 監 督 ネルシーニョ
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
  12分[警告] 19 工藤 壮人 [C3]
8 松下 年宏 [C2] 37分[警告]  
  68分[交代] 27 藤田 優人 → 6 那須 大亮
  69分[交代] 20 茨田 陽生 → 17 安 英学
8 松下年宏 → 17 富田晋伍 71分[交代]  
  76分[交代] 29 水野 晃樹 → 8 澤 昌克
15 太田 吉彰 → 11 関口 訓充 76分[交代]  
27 朴 柱成 → 23 田村 直也 84分[交代]  
[警告] C1:反スポーツ的行為、C2:ラフプレイ、C3:異議、C4:繰り返しの違反、C5:遅延行為、C6:距離不足、C7:無許可入、C8:無許可去
[退場] S1:著しく不正なプレイ、S2:乱暴な行為、S3:つば吐き、S4:得点機会阻止(手)、S5:得点機会阻止(他)、S6:侮辱、CS:警告2回
[得点] ~:ドリブル、→:グラウンドパス、↑:浮き球パス、S:シュート
90 45   45 90
3 6 9 シュート 10 5 5
2 9 11 GK 9 6 3
4 1 5 CK 2 1 1
6 6 12 直接FK 12 5 7
3 2 5 間接FK 6 5 1
3 2 5 オフサイド 6 5 1
0 0 0 PK 0 0 0
手倉森誠監督記者会見

<総括>

「今節のゲームのなかで、上位対決で、屈指のカードだ。それに見合うゲームをタフに戦う覚悟をしよう。ビッグゲームであって、3位以下を引き離すビッグチャンスであって、ビッグチャレンジだ。だからこそ、大きな力を注ぐんだ」という話をして、今日は挑ませました。
 勝点3を取れれば最高だったのですけど、昨年の王者相手に最低でも勝点を与えなかったこと、我々も1を積み重ねられたということを、ポジティブにとらえたいと思います。選手たちには「本当にパワーを注いでくれたし、これが優勝争いのゲームだった」と言いました。
 ここのところ引き分けが続いて、勝点3は取れないでいますけれど、去年の王者相手にこれくらいのゲームをやれたこと、それをしっかりと自信にして、ここから巻き返したいと思います。勝点3を共に取りに来たサポーターは、本当に一緒に戦ってくれて、今シーズンは去年の王者相手に対して(2戦で)勝点4を取れたということは、選手たちはよくやってくれていると思っていますから、残りのゲームでしっかりてっぺんに立てるようにやっていきたいと思います。

■上本選手や角田選手が復帰したことが、攻守の距離感にどう影響したと見ましたか?

 コンパクトさというところを意識して戦おう、レイソルは縦に速い攻撃が持ち味で、それに合わせてやっているとオープンになりえる、そういったところをケアしようと思ったときに、鎌田、上本、松下、角田というところが、しっかりバイタル(エリア)のところを埋めていたと。それに伴って、ビルディングアップでも、前に押し上げたとき、後ろのビハインドを取ったときに、やり直しもうまくやれて、相手を動かせたし、そういった意味では連動性というところは、前節よりも格段に上がったと感じていますから。
 本当に、ここからですよね。その手ごたえを今日は感じました。

■角田選手と富田選手が復帰したことで選手が揃って、今まで選手のやりくりが大変だったところから頼もしく感じるようになりましたか?

 これからのやりくりの方が大変だなと思っています。みんなが状態が良ければ。ただし、これまで彼らをカバーしてくれた選手が今のパフォーマンスを維持・向上させることと、あとは角田、富田、上本は、休んでいた分、しっかりとまた、エネルギーを注ぐことができれば、チーム内の競争と、それが結果に結びつくようなチーム状況になっていくと思っています。
 富田も紅白戦しかしていない状況で、対人も回避したなかで、ぶっつけ本番で出させてもらった状況で、非常に落ち着いて、途中から入ってもゲームの流れに乗って、コントロールしながらやってくれたということで、彼のクオリティを感じました。

■角田選手や上本選手の復帰で押し上げながらも勝点3が取れなかったということで、アタックの部分で足りなかったところは何でしょうか。

 まず、今日は後ろ(DF)で交代が二つあったということで、攻撃の仕掛けというところでは関口のところだけでした。あそこの部分が、攻撃に一枚使えれば、というところでしたが、今日はいつも通りに朴が代わることはありましたが、前半から札幌戦とまた違ったポゼッション、攻め上がり方、バランスを取った攻撃参加というものは、今日も朴の良さが見て取れたし、やり続けることで、また前期のように点を取れることが来ると思いますから。
 今日も、この蒸し暑いなかでも、前からのプレスを試みた回数は、ここ最近のゲームよりは多かったし、それをまたやれるようになってくれば、ゴールは間違いなく取れると信じています。今日の柏は去年の王者ですから、本当に一進一退のゲームができたことを自信にしたいと思います。

■前半の2トップがあれだけ競り勝ち続けられたのにしとめきれないのは、序盤の好調だったときの厳しさが薄れてきているのでしょうか?

 今日は、そういう意味でも立ち上がりからそうやってパワーを持って入れたというところでポジティブに考えています。本当に、王者相手に立ち上がりから果敢に相手陣に押しこめたというところ、逆に柏が、中央の部分で不安定さを露呈した部分に、つけ込めたのだろうな、と。
 そして今日、主導権を取れたゲームというのはやれた成果だと思っていますから。こういった入り方を続けることで、これからの残された対戦相手に対して今日のような入り方ができれば、点は取れるだろうなと思っています。しとめられなかったというのは、もちろん自分たちがパワーを増したときに、取れればそれはおそらく最高の状態だし、今日は最高の状態に行くための一試合だった、ととらえています。