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ヤマザキナビスコカップ予選リーグAグループ 第3節 川崎フロンターレ

2012Jリーグヤマザキナビスコカップ予選リーグAグループ第3節 公式記録
2012年4月18日(水)19:00 キックオフ 等々力陸上競技場
入場者数 8,186人 天候 曇、弱風 気温 15.3℃
湿度 46% ピッチ 全面良芝、乾燥 時間 90分
主審 松尾 一 副審 村井 良輔 / 川崎 秋仁
第4の審判 佐藤 貴之 記録員 大高 常勝
川崎フロンターレ 3 2前半0
1後半1
1 ベガルタ仙台
ポジション 番号 選手   選手 番号 ポジション
GK 21 西部 洋平 先 発 桜井 繁  1 GK
DF 15 實藤 友紀 田村 直也 23 DF
DF 5 ジェシ 渡辺 広大 3 DF
DF 33 森下 俊 鎌田 次郎 2 DF
DF 8 小宮山 尊信 内山 俊彦 20 DF
MF 20 稲本 潤一 松下 年宏 8 MF
MF 19 柴崎 晃誠 角田 誠 6 MF
MF 6 田坂 祐介 太田 吉彰 15 MF
MF 9 矢島 卓郎 武藤 雄樹 19 MF
FW 10 レナト ウイルソン 18 FW
FW 11 小林 悠 柳沢 敦 13 FW
     
GK 27 安藤 駿介 控 え 林 卓人 16 GK
DF 2 伊藤 宏樹 原田 圭輔 28 DF
DF 3 田中 裕介 菅井 直樹 25 DF
MF 30 大島 僚太 富田 晋伍 17 MF
MF 13 山瀬 功治 奥埜 博亮 7 MF
FW 16 楠神 順平 関口 訓充 11 MF
FW 17 小松 塁 赤嶺 真吾 24 FW
     
望月 達也 監 督 手倉森 誠
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
15 實藤 友紀 [C1]  27分[警告]  
6 田坂 祐介 
[中央 11 ↑ 相手DF こぼれ球 9 ヘディング ↑ 6 ヘディングS] 
45+1分[得点]  
11 小林 悠 
[中央 10 相手DF クリア カット ↑ 11 ~ 左足S] 
45+3分[得点]  
19 柴崎 晃誠 → 30 大島 僚太  45+5分[交代]  
  48分[警告]   23 田村 直也 [C1]
15 實藤 友紀 [C1]  54分[警告]  
15 實藤 友紀 [CS]  54分[退場]  
10 レナト → 3 田中 裕介  55分[交代]  
11 小林 悠 
[左 6 ~ → 8 → 中央 11 右足S] 
57分[得点]  
  59分[交代]  13 柳沢 敦 → 11 関口 訓充
  61分[交代]  23 田村 直也 → 25 菅井 直樹
  65分[交代]  3 渡辺 広大 → 17 富田 晋伍
5 ジェシ → 2 伊藤 宏樹  70分[交代]  
  72分[警告]   19 武藤 雄樹 [C1]
  90分[得点]  19 武藤 雄樹 
 [右 15 ↑ 中央 相手DF クリア 11 ↑ 19 ヘディングS]
[警告] C1:反スポーツ的行為、C2:ラフプレイ、C3:異議、C4:繰り返しの違反、C5:遅延行為、C6:距離不足、C7:無許可入、C8:無許可去
[退場] S1:著しく不正なプレイ、S2:乱暴な行為、S3:つば吐き、S4:得点機会阻止(手)、S5:得点機会阻止(他)、S6:侮辱、CS:警告2回
[得点] ~:ドリブル、→:グラウンドパス、↑:浮き球パス、S:シュート
90 45   45 90
2 10 12 シュート 9 4 5
4 4 8 GK 10 6 4
1 2 3 CK 5 2 3
6 10 16 直接FK 17 9 8
2 6 8 間接FK 2 2 0
2 5 7 オフサイド 2 2 0
0 0 0 PK 0 0 0
手倉森誠監督記者会見

<総括>

 去年のリーグ再開のゲームをした場所、希望の光として自分たちの光をともした場所で、「その時以上の光をともそう」と言いながらのぞんだ試合でした。結果は3-1で完敗だったわけですが。
 最初の1点目を取られたときに、「ディフェンディングサードでは食いつかないように」ということを言ってきたのですが、去年の再開幕の食いついたようなシーンと全く似ていたようなところで1点を献上してしまいました。そして(前半)終了間際に2点目を取られました。
 ただし、ミーティングでももちろん、今のフロンターレの心理を見れば、リーグ戦での首位の我々に対してそれ相当のパワーを出してくるだろうと。「ある意味失点も覚悟した上で戦っていても慌てるな」という話もしたのですが、後半の3点目に、数的優位になりながら取られたことが、いちばん気になりました。
 ただ、ハーフタイムでも、「こういったゲームを最後まで、一人ひとりがバラバラにならずにコレクティブに戦うことをやり続けよう」と言ったことに対して、本当にみんな、数的優位の状況で、みんなでボールを動かしてゴールに迫っていたという姿勢を私は評価するということも話しました。
 予選リーグ突破にとって大きなゲームで、勝てれば本当に大きかったのですが、負けた以上は予選リーグ突破に対して残りの3つが大事な試合だという話をしてきました。
 今日の負けで予選敗退となったわけでもないし、進出が断たれたわけでもありません。残りの3つでしっかり挽回したいというところと、今日の敗戦をしっかりリーグ戦に、お灸を据えられたつもりでやっていきたいと。ひとつ負けた後に我々はまたたくましくなれるので、また糧にしてやっていきたいと思います。

■望月前監督に負けたことについてはどう思われましたか。

 やられちゃったな、と思いました。試合をしながら、聞き慣れた声がびしびし聞こえてきて、一緒のチームで戦ってきた声だと思いました。
 本当に、チームが低迷していて監督が交代した中で、非常に苦しい状況の中で立て直そうとしているということで、負けましたけれど勝った後の(望月)達也さんの笑顔を見たときには少し、なぜかホッとしたというか、頑張ってほしいと思いました。

■渡辺選手の負傷により三枚目の交代をしなければいけなかったことも痛かったのでは。

 それでもやはり、数的優位であれだけビハインドがあれば、角田を下げて戦うというところもプランの中にあったし、チームの中で最後、角田も攻めに行きたいだろうから、内山とポジションを変えてトライしてくれたというところは、選手が自分たちでこのビハインドを跳ね返そうという姿勢が見えたぶん、いい光景だったと評価しています。

■先発のゴールキーパーが桜井選手だった理由を教えてください。

 まずは、このJリーグヤマザキナビスコカップを、今シーズンに自力でACL出場権を勝ち取るためのチームの総合力を高めるための大会にしようという位置づけをチームとしては思っていて、ローテーションで使い分けをしながらフィールドプレーヤーはやってきたのですが、キーパーのところだけはずっと代えてきませんでした。この予選リーグで、ホームで鳥栖に勝ったことで、ここでひとつ桜井を「やれるんだ」というところを示してほしかったというところで起用に踏み切りました。状態は悪くはありませんでした。負けたことは不運だったかもしれませんけれど、これはチーム全体の責任だったと思っています。下を向かずに進んでいってもらいたいと思います。

■守備で失点が増えていますが、その課題をどうみていますか。

 「練習しろ」ということなのだろうと思います。リーグ戦の前節の柏戦もそうでしたけれど、ちょっと自分たちで招いてしまっているところがあると思うので、しっかりコントロールできるようなところを整理させて、修正したいと思います。飛びこまなくていいところを飛びこんだりしたところが少しもったいなかったので、そこが勝っている中でも「らしくない」ところが出ています。真摯に受け止めて、やりたいと思います。