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アカデミーニュース

【ユース】adidas CUP 2012第36回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会R16結果

掲載日:2012年7月31日

 7月31日、前橋総合運動公園陸上競技・サッカー場にて行われた「adidas CUP 2012 第36回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会」決勝トーナメントラウンド16の結果は以下の通りです。

<adidas CUP 2012 第36回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会結果>

決勝トーナメント
45分ハーフ、10分ハーフ延長戦・PK戦あり

7月31日(火)10:30~
ラウンド16
ベガルタ仙台ユース2-0セレッソ大阪U-18
(前橋総合運動公園陸上競技・サッカー場)
得点者:76分山田拓也、84分飯野稜平

メンバー
GK 1堀田大暉
DF 3島貫弘敬、4千田海人、8内田尚吾
MF 5浅川海嵐、6佐藤久元、7道渕諒平、13菊地佑太、17平野晟也(→71分30飯野稜平)、20飯塚郁仁
FW 2安田壱成(→30分11山田拓也→81分25井上星矢)
サブ GK12佐々木藍、MF10青沼基貴、15日野拓巳、28茂木駿佑

[試合の流れ]
ベガルタ仙台ユースは前半から中盤で激しくボールを奪い取り、相手の高いDFラインの背後のスペースを突いて何度もチャンスを作りました。前半はシュートを決めきれませんでしたが、後半に入っても優位に試合を進めて、76分千田海人のフリーキックをゴール前で島貫弘敬がボールを受け、島貫からのパスを受けた山田拓也がシュートを決めてベガルタ仙台ユースが先制しました。さらに84分同点を目指して前掛かりになったセレッソ大阪U-18のDFラインの背後のスペースに飯塚郁仁が抜け出しクロス。クロスを受けた途中出場の1年生FW井上星矢がシュート。これは相手GKに弾かれましたが、こぼれ球を1年生FW飯野稜平がゴールに押し込み追加点。その後も最後まで試合を優位に進め、シュート数でも相手を上回ったベガルタ仙台ユースが2-0でセレッソ大阪U-18に勝利し、チーム史上初の準々決勝進出を決めました。

[ベガルタ仙台ユース越後和男監督コメント]
完勝ではないです。頑張っただけです。
普段から結構頑張っているチームですが、予選リーグまでの戦い方(守備ブロックを作るやり方)だとやられるので、自分たちからディフェンスの面で仕掛けていくため、3-6-1にシステムを変えて臨みました。それが選手にフィットするかな、と思いました。昨日ミーティングをした時に前線の選手が「もっと前で動きたい」、後ろの両サイドのDFも「自分たちももっと動きたい」と言っていたので、みんなの意見が一致しているのなら、前からボールを取りに行こうと言いました。
全部の場面でボールを取りに行けませんから、DFが5枚いるので、降りていった選手には必ずついて行ってプレスをかけて、できればボールを取って、ボールを奪った選手がそのまま前に出て行け、と指示しました。しんどそうでしたけど、楽しくやっていましたね。ハーフタイムで帰ってきた選手が「楽しい、楽しい」と言っていました。現時点ではこのやり方がセレッソに対してはまったのだろうと思います。ぶっつけ本番で、最初から最後まで3-6-1を続けたのは初めてでした。セレッソさんのビデオを見た時、これしかないと思いました。  バイタルエリアのところでセレッソのFW南野選手にボールをおさめられるといろんな攻撃をやられて、逆にセレッソの選手は南野選手にパスをつけようとしますから、そのパスを奪えればチャンスになると思いました。3年前のジュニアユースでの対戦では、南野選手にやられて0-2で敗れたことを覚えていて、ぜひリベンジという話をしていた選手もいました。
今日のディフェンスのやり方(プレスに行くやり方)は私がやってくれと指示しましたが、予選リーグまでのディフェンスのやり方(守備ブロックをつくるやり方)は選手が考えました。こうしてほしい、と私は言いますが、こうしろ、とは言いません。やるのは自分たちで自分たちが考えてやってほしいと思っています。選手たちは知恵がついてきてどんな相手とやっても自分たちのサッカーをやろうとしていると思います。  寒い所から暑い所に来ると発汗が追いつかないので、逆算すると24日から群馬に入らないといけないと思い、初めてのケースですが24日に入りました。今は暑さに馴染んでいるので今日は最後まで頑張れました。
昨日柏レイソルU-18さんと練習試合をして得点を取った飯野選手をベンチに入れたら点を取ってくれました。本当に頑張りました。1年生から試合に出ていると、ちょっとうまいだけじゃ通用しないというのがこの大会で分かってくれると思います。

[価値ある先制点を挙げたベガルタ仙台ユース山田拓也選手コメント]
今日は初めてやったフォーメーションがはまって、こちらの方が運動量があって相手の攻撃を封じてディフェンスが頑張ってくれていましたので、いつか決めなければと思っていました。フリーキックから島貫君がキープしてくれてそれをかっさらって自分が決められました。海人がファーを狙っていたので、こぼれ球を拾おうと動いていたら思い通りの場所に来ました。トーナメントの舞台で結果を出せて嬉しいです。
セレッソに勝ったことでみんな勢いづいたと思います。ベスト4が目標でしたが、ベスト4と言わず優勝を狙って一戦一戦戦いたいと思います。

<adidas CUP 2012 第36回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会今後の日程>

決勝トーナメント(45分ハーフ、10分ハーフ延長戦・PK戦あり)

8月 1日(水)10:30~ 準々決勝 vs京都サンガF.C.U-18(前橋総合運動公園陸上競技・サッカー場)
8月 3日(金)16:00~ 準決勝 vs浦和レッズユース-横浜F・マリノスユースの勝者(三ツ沢公園陸上競技場)
8月 4日(土)18:00~ 決勝(ニッパ球)

準々決勝試合会場アクセス
◇前橋総合運動公園陸上競技・サッカー場
群馬県前橋市荒口町437-2
JR両毛線前橋駅より永井バス「東大室」行きで「運動公園入口」下車徒歩10分
JR両毛線前橋駅より日本中央バス「大室公園」行きで「運動公園内」下車すぐ
北関東自動車道「駒形IC」前橋方面に約6km