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アカデミーニュース

【ユース】2014Jユースカップ第22回Jリーグユース選手権大会決勝トーナメント2回戦結果

掲載日:2014年11月10日

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 11月9日に行われた「2014Jユースカップ第22回Jリーグユース選手権大会」2回戦の結果は以下の通りです。

<2014Jユースカップ第22回Jリーグユース選手権大会結果>

決勝トーナメント
(45分ハーフ、10分ハーフ延長戦・PK戦あり)
2回戦 11月 9(日)13:00~ ベガルタ仙台ユース2-3ガンバ大阪ユース(ガンバ大阪練習場)
得点者:13分飯野稜平、51分失点、54分失点、57分茂木駿佑、108分失点(PK)

メンバー
GK 1遠藤風貴
DF 15小島雅也、27郷家章人、6岩崎湧治、29相原旭
MF 10小林拓真(→110分4高橋健太)、26佐々木匠(→100分5川上大貴)、8茂木駿佑、17縄靖也(→93分3渡辺有登)、7飯野稜平(→52分14佐藤瑛亮)
FW 19吉田伊吹(→83分11小山亮樹)
サブ GK21田中勘太、MF20村越健太

[ベガルタ仙台ユース越後和男監督コメント]
 戦い方はプラン通りでした。後半の2失点以外は相手の両サイドが空くところをうまく突けてよくやったと思います。引いて守るだけでなくて、押し返さないとリズムが取れないので、前から行ける時は行けていました。守りのリズムはできていて、うちがあと1~2回カウンターでチャンスを作れるかと思っていました。
 昨年のこの大会では1回戦で横浜F・マリノスユースさんに何もさせてもらえず負けましたが、今年は自分たちから仕掛けられました。よく戦術を理解してやってくれました。ガンバ大阪ユースさんはカウンターが得意なので、その辺をしっかり理解してやってくれたと思います。
 そうは言ってもまだ力の差はあると思います。ガンバ大阪ユースさんはプレミアリーグでやっているだけのことはあります。うちはチームで戦えていましたが、個々のところでなかなか勝てませんでした。ジュニアユースからのさらなる底上げと新しい血を入れての切磋琢磨が必要です。こういう大会の常連になるにはいつかベスト16、ベスト8を突破しなければなりません。
 選手たちはこれを忘れないと思います。参入戦は参入戦の難しさがありますが、これだけ粘ってできるのであれば期待して良いと思います。負けを糧にしてプレミアへ3年生が連れて行ってくれると言っているので、頑張りたいと思います。

[キャプテン岩崎湧治選手コメント]
 戦う前から相手が強いことは分かっていて、戦っていた中でもそれはすごく実感しましたが、その中でも自分たちも戦える強さがあることが分かったので、それは自信になって次に生かせることです。
 しかしやっぱりここで勝てないというのは、自分たちが日本一になる強さがまだ足りないということです。自分たちは参入戦があるので、下の代をプレミアに連れて行って、下の代はまだ日本一になるチャンスがあるので、同じ目標を掲げて日本一になって欲しいと思います。
 相手のプレスが速いのが分かっていたので、最初はディフェンスはセーフティに大きく蹴って、札幌戦のような入り方をするとやられると言われたので、強い気持ちを持って試合に入りました。
 相手が強いのは分かっていたので1点勝負になるというのは分かった上で後半立ち上がりに同点になったのは堪えましたし、そこで落ち着けなかったのが後々響きました。再び同点になった後は次の1点が試合を決めると思ったので、強い気持ちで自分たちは絶対に点を入れさせない思い、前線の選手は点を取ってやろうという気持ちがあったので、高い集中力でプレーできたと思います。
 試合の内容としては、みんなやることをやったと思うので悔いはありませんが、掲げた日本一という目標が達成できないのだなという思いがして、それが辛かったです。チーム結成当時自分が日本一という目標を掲げましたが、1年前は日本一を狙えるチームではありませんでした。みんながついてきてくれないということもあり得ましたが、みんながその目標を信じてついてきてくれて、今では日本一を狙えるチームになったと思います。しかしそれが達成できないと思うと、最後の全国大会だったので悔しい思いがこみ上げてきました。
 自分たちに残っている大会は参入戦しかありませんので、参入戦で2連勝して下の代をプレミアリーグに上げて、笑顔で卒業しようと思います。

[茂木駿佑選手コメント]
 見ていて分かったと思いますが、誰一人手を抜いている選手はいません。最後はPKで悔しい負けでした。参入戦に向けてまた負けた意味をもう一度考えてスタートして、勝てたら良いと思います。
 フリーキックは練習していて入って良かったです。蹴る直前まで悩んでいたのですが、GKがファーに寄っていたので、ニアで壁の上を落とす感じで蹴りました。
 それ以外の部分では守備のところではっきり課題が見つかりました。トップチームの富田さんのように縦パスのボールを奪取できれば良かったのですが、全然取れませんでした。これからまた来年へ向けてやっていきたいです。
 プレミアリーグ首位のチーム相手にこれだけできました。昨年はマリノスに完敗でしたが、今日は延長までもつれ込めました。もちろん勝たなければ行けなかったのですが。その部分では成長できたと思います。
 どんな形であれ、後輩達をプレミアリーグでプレーさせたいので、もう一回気を引き締めて立て直したいと思います。

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