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試合日程/結果

2015 明治安田J1 1st 第13節 ヴァンフォーレ甲府

<渡邉晋監督記者会見>

<総括>
 お疲れさまでした。ホームに大勢のサポーターに来ていただきました。そのサポーターに今日も勝点3を届けることができず、本当に申し訳なく思っています。
 今の順位といったものは大きくは考えたくないということはありますけれども、きょう、甲府さんに敗れたというところは、非常に痛い敗戦というところに尽きるかな、と思います。
 またこれから挽回していきたいと思っていますが、もう一度しっかりゲームを分析して、中三日のJリーグヤマザキナビスコカップで、ダービーですし、そこにエネルギーを注げるように、やっていきたいと思います。

■(相手が)引いて守ってくるというのは想定していたと思いますが、点が取れなかったということで、何が足りなかったのでしょうか。
 前半に関しては、積極性が足りなかったと思っています。ボールを動かすというところで、セーフティーなパスに終始してしまいました。前向きな選手を追い越す動きも足りなかったですし、思い切ったシュート、クロスといったものも足りなかったですし、当然それはボール保持者の判断もそうなのですけれども、クロスを上げようとするところでも足りなかったですし、そういったところで、一歩、二歩、動きが遅れたところで相手に捕まったシーンが多かったかなと思っています。

■ハーフタイムに攻撃の優先順位を整理するという話があったそうですが、もう少し具体的なところを教えてください。
 まずは、我々がボールを保持しているときに、5バックとはいえ、相手の中央のところでギャップが生まれていることを確認できていたので、そこにシンプルに入れるのもひとつだよ、と。そこで、ボール一本のパスでゴールが生まれれば、まずはそれが一番ですし、優先順位を考えるといったところはまずそこを見よう、受け手も出し手もそこでアクションを起こそう、というようなところでした。
 あとは、先程に申し上げたとおり、クロスをシンプルに上げる方が相手も嫌がるシーンも当然出てくるので、そういったところもまずは、優先順位プラスシンプルさといったところで相手を脅かすことができるのではないか、というような話でした。

■加入後初めてベンチ入りした金久保選手を、2人目の選手交代で投入した意図を教えてください。
 キャンプで負傷してしまって、ここまで長引いていました。本来はサイドハーフやそういったところでの起用を、今週のトレーニングでも準備してきたのですが、我々が失点をした後に、(キム・)ミンテもイエローをもらっていましたし、少しボランチのところで重くなっているところを感じていましたので、(金久保)順を入れて(ボールを)さばきながら、なおかつ、前に出ていくと。そういった彼の推進力とアイディアを期待して、あそこで投入しました。