VEGALTA SENDAI Official Website BACKNUMBER

新年のご挨拶

掲載日:2016年1月4日

 新年あけましておめでとうございます。

 旧年は格別のご厚情を賜り、厚く御礼を申し上げます。

 さて、昨シーズンはベガルタ仙台として、「種をまいた」一年でありました。メンバーが大幅に入れ替わったトップチームは、開幕戦から5試合負けなしだった1stステージを7位、夏場に連敗を喫した2ndステージは16位、年間では14位と後半戦の失速が課題となってしまいました。しかし、天皇杯では準々決勝ではPK戦で柏レイソルに敗れたものの、延長戦を含めた120分の死闘は、今シーズンを迎えるにあたり、期待を持っていただける戦いぶりを披露することができました。

 一方、上昇気流に乗ったレディースチームは、レギュラーシーズン3位、エキサイティングリーグ2位になるなど、リーグ1位の得点力を武器に躍動感あるサッカーを展開しました。また、皇后杯も準決勝まで駒を進め、なでしこリーグの中でも強豪と評されるようになりました。

 これは何よりもファン、サポーター、スポンサー、地域の皆さまの日頃からのご支援、ご声援の賜物であります。心より御礼を申し上げます。しかしながら、昨シーズンの結果は決して満足できるものではありません。両チームともに、まいた種が大きな実をつけるよう育て上げ、確実に収穫できるまで継続的に努力して参ります。

 今シーズンのトップチームは、渡邉監督がタイトル奪取に向けて掲げる3か年計画の2年目となり、上位に食い込む活躍が求められております。レディースチームは、就任5年目の千葉監督にとって勝負の年となり、実力的に悲願のタイトルを狙えるまで成長して参りました。双方の目標の実現に向けて、クラブの飛躍と発展のため、総力をあげて進化を求めていかなければなりません。

 また、今後も引き続き復興支援活動に全力で取り組み、さまざまな分野で皆さまとともに仙台、そして宮城を盛り上げて参ります。被災地の希望の光として戦うだけではなく、サッカー界の「一番星」を目指し、当クラブを通じて多くの方々がより強く結びついていただけるように活動していく所存です。

 最後になりますが、今シーズンも皆さまからの温かいご支援とご声援をお願いいたします。本年もよろしくお願い申し上げます。

 

ベガルタ仙台 一同