2019明治安田生命J1

2019明治安田生命J1 第34節 サンフレッチェ広島 2019年12月07日 (土) 14:03 キックオフ エディオンスタジアム広島

試合終了
HOME サンフレッチェ広島
1 - 0

0 前半 0

1 後半 0

AWAY ベガルタ仙台

監督記者会見 

MATCH PROGRESS

試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
44 ハイネル 34分[警告]
54分[交代] 30 田中 渉 → 18 道渕 諒平
59分[交代] 10 梁 勇基 → 6 兵藤 慎剛
24 東 俊希 → 39 レアンドロ ペレイラ 61分[交代]
15 稲垣 祥 → 6 青山 敏弘 68分[交代]
39 レアンドロ ペレイラ 78分[得点]
80分[交代] 17 富田 晋伍 → 9 ハモン ロペス
44 ハイネル → 13 井林 章 89分[交代]

MEMBERS

スターティングメンバー
GK38大迫 敬介
DF2野上 結貴
DF23荒木 隼人
DF19佐々木 翔
MF44ハイネル
MF40川辺 駿
MF15稲垣 祥
MF18柏 好文
MF24東 俊希
MF14森島 司
FW20ドウグラス ヴィエイラ
控え
GK1林 卓人
DF13井林 章
MF27清水 航平
MF17松本 泰志
MF6青山 敏弘
FW16渡 大生
FW39レアンドロ ペレイラ
スターティングメンバー
GK24ヤクブ スウォビィク
DF27大岩 一貴
DF23シマオ マテ
DF13平岡 康裕
DF2永戸 勝也
MF17富田 晋伍
MF5椎橋 慧也
MF30田中 渉
MF10梁 勇基
FW11石原 直樹
FW38長沢 駿
控え
GK21関 憲太郎
DF39金 正也
MF6兵藤 慎剛
MF18道渕 諒平
MF37中原 彰吾
FW9ハモン ロペス
FW19ジャーメイン 良

DATA

後半前半広島 仙台前半後半
13518シュート413
347CK514
8412FK1385
011オフサイド211
000PK000

○入場者数/13,228人
○天候/晴、無風 ○気温/10.1℃ ○湿度/56%
○ピッチ/全面良芝、乾燥 ○時間/90分
○主審/山本雄大 ○副審/山内宏志 武部陽介

COACH INTERVIEW監督記者会見

 お疲れ様でした。リーグの最終戦はここ数年ずっと勝てていないのですけれども、おそらく今年こそは、というところに期待して広島まで来てくれたサポーター、そしてテレビを通して声援を送ってくれたサポーターには、本当に心から感謝をしています。思い通りの結果を届けることができず、非常に悔しく思います。試合の中身に関して言うと、おおかた我々が守備をする時間が長くなることも想定内でしたし、そこからどうやって出ていくのかということは、前節の大分戦同様に、トレーニングを含めて整理してきたつもりではありますけれども、なかなか奪った後の精度やパワーが今日は足りなくて、後手を踏み続けてしまったところが、残念に思います。
今、ロッカーで「今年の頭には、本来であれば今までベガルタが積み上げてきた、よりボールを動かして、相手を動かして、というサッカーに取り組んでスタートしたはずだったけれども、それをやりきれなくて申し訳ない。そこにみんなを引き上げられなかったのは私の力不足だ」と選手たちには伝えました。
でも、明らかに、目の前の勝点に執着するために大きく戦い方を変えて、その中で今年の選手が身につけたものは間違いなくあって、それは守備の細かなポジショニングとか、守備の意識だとか、泥臭くやるとか、ハードワークするとか、もしかしたらサッカーの原点につながるような部分というのは、今年の半年くらいで選手たちは身につけてくれたのかなと思っています。
もちろん、それが1番の狙いではないので難しい感情はありますけれども、選手ひとりひとりの成長の糧になってくれるのであれば、それをまた選手たちは糧にして、これからのサッカー人生につなげてほしいと思っています。
1年間本当に、応援をしてくれたサポーター、ありがとうございました。そしてがんばり続けてくれた選手にも、感謝を伝えたいと思います。

■田中渉選手と梁勇基選手を先発起用した意図を、教えてください。

 まず、大分戦が終わって、休み明けのトレーニングのところで、けが人と体調不良が続出して、紅白戦も村上コーチを入れないと回らないような状況がありました。この1週間、そういったいない選手をどうやって埋めていくのかと考えた時に、メンバーを再考したり、再々考したりするなかで、いろいろな選手をサイドハーフで試しました。
そしてその結果、私の目から見て、単純に彼ら2人が良かった。この1週間の中で、彼ら2人が今日のスタメンで出るに相応しい選手だ、というものを見せてくれた。それが最大の理由です。
まず渉に関していえば、(明治安田J1)リーグ戦では初めての出場ですし、緊張もあったでしょう。前を向けたときに、2本くらいか、ちょっと効果的なパスを出せたシーンがありました。それが彼の良さのひとつだったとは思いますけれども、やはり相手のプレッシャーの速さでボールをロストしたことがたくさんありましたし、守備の部分の強度というものはまだまだ足りないな、というものは感じました。でも実際にそれは、外から見ていて彼が思うことよりも、実際にプレーをすることで得られるものが大きいと思うので、今日に出た50数分ですが、それをしっかりとつなげてくれればと思います。
梁に関しても、彼のところでのボールの落ち着きには期待していたのですけれども、やはり守備に回る時間が長すぎたせいか、ちょっとそこでもなかなか前進できないシーンが多かった。
あとはやはり、どちらかのサイドハーフがスピードとパワーを持ってランニングで出ていってほしい、という狙いもあったのですが、彼ら2人はそこがストロングではないので、どうしてもそのタスクというのは、彼らにとっては多少難しいものがあったのかなとは思います。でも勇基も久々のリーグ戦の先発で、気持ちのこもったプレーはしっかりと見せてくれたと思います。