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COACH INTERVIEW監督記者会見

ホームで戦えるということで、今日は選手たちと「応援してくれる人たちに勝利をしっかり届けよう。気持ちを入れて戦おう」と言って（試合に）入ったのですけれども、前節に続き立ち上がりに問題を抱えていたのかな、とは思っています。ただし、ビハインドになりながらも選手たちはゴールを奪う姿勢やボールを奪う姿勢は出してくれていたので、そこのところは前向きにとらえて次に向かいたいと思います。

■4失点もしてしまうと勝つのは難しいと思いますけれども、失点の要因はセカンドボールを取られたり背後を簡単に取られたりしたことがありますが、監督としてはこれだけ失点が続いているのは、気持ちの問題なのか、それとも戦術的なところなのか、どこなのでしょうか。

やるべきことをしっかりできるように選手と取り組んでいくことが必要かなと思います。やらなくてはいけないことをしっかりやる。今日は東京Vさんが相手で、クロスが多いと思っていたなかで、そのクロス対応に選手たちと取り組んでいたのですけれども、そこのところで少し甘さが出たかなと思います。

■立ち上がりから相手のハイプレスになかなかビルドアップで前進できなくて、1失点目のところでは取られてショートカウンターでした。うまく流れをつかめなかったのは前節の金沢戦と同じでしたが、金沢戦も後ろの5枚でなかなか前進できないことは、監督としてはどう改善していきますか。

自分たちのやろうとしていることは、ビルドアップやそういうところでしっかりできているときにはやはりうまくいくのですが、最初の時点でのずれというか、まだ伝え切れていない部分があったのかなと思っています。

■前後半の立ち上がりの課題について、後半の課題の方は相手が並びを変えてきたところへの対応のところにあったのでしょうか。

おそらくは、相手が5バックにしてきたときの自分たちの攻撃のねらいはもう1回はっきりさせたところはありました。基本的には、相手の攻撃のときは、前半のときに相手の立ち位置はそんなに大きく変わっている感じではなかったので、そこは同じ対応を続けていくこと。立ち上がりは長いボールからのゴールだったので、その入りのところをどうしていくのかはまた今後考えていかなければいけないと思います。

■新加入で登録できた松崎快選手を先発起用して、彼を組みこんだ攻撃をどう評価されますか。

彼のプレーはトレーニングで見ていますし、90分も考えた中で、彼を先発で使った後に交代を考えながらの起用です。彼の良さが出せて良かったのではないかと思います。

MF 26 松崎 快選手
チームが勝っていない状況でしたし、そのなかでもこれだけのサポーターが来てくれることにまずすごく感動しましたし、バス待ちの段階から大勢のサポーターが来ていたのが、今日は本当に、何としても活躍したい理由でした。
（アシストの場面は）（ホ）ヨンジュン選手から試合前に要求があったなかで、いい動き出しをしてくれていましたし、そこに蹴るだけだったので、狙いどおりになったのかなと思います。
（次節に向けて）まずはチーム全体としてプレーが切れたときの切り替えが本当に遅いと思いますし、失点も、時間帯もそうですし安い失点が多いので、そこは減らせるところだと思いますし、逆に3点を取れていることでポジティブな要素もありますし、ひとつひとつそういう部分を削っていけばもっといいチームになると思います。ただし、現状はそこが足りないので未勝利が続いていると思うので、しっかり来週の藤枝戦に向けてそういう部分も準備できたらいいと思います。

FW 88 ホ ヨンジュン選手
2ゴールを決めたことは個人的にはいいことなのですけれども、個人のところよりもチームが負けてしまったので改善していかなければいけません。
チームは苦しい時期を過ごしていますが、自分もすごく心が痛いですし、どうやって打開していかなければいけないかもう一回考え直さなければいけません。こういう苦しい時間が長く続かなければいいし、次の試合もあるので次の試合で勝てればもっと良い方向に行けると思っています。
海外初挑戦で日本のサッカーに慣れるのに時間がかかってしまったのですが、6か月が経って日本のサッカーに慣れてきたのではないかと思います。練習中から選手同士でコミュニケーションを取り合いましたし、僕が求めるところと違う選手が求めるところをすり合わせてトレーニングをしています。残り15試合がありますが、残りで勝てるようにがんばっていきたいと思っています。