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2020.9.26<マイナビ>なでしこ1部 第12節 ノジマ戦



9月26日(土)角田市陸上競技場にておこなった2020プレナスなでしこリーグ 第12節 ノジマステラ神奈川相模原戦の監督・選手コメントをお届けします。



後方からのビルドアップを前線で納め、アタッキングサードでのパスワークから浜田選手が決め先制に成功。その後、敵陣内でのプレー回数を増やし決定的なシーンを多く演出。



古巣対戦となった國武選手を中心とした堅い守備を見せ、1-0の完封勝利。リーグ戦連勝となりました。10月のリーグ戦は全てアウェーゲームとなりますが、引き続きチームへの後押しをよろしくお願いします。


この日の勝利賞「マイナビ賞」は、チームを代表して福田ゆい選手が受賞しました。

 


 


<辛島啓珠監督>

■試合総括
立ち上がりからハイペースな試合展開の中で0-0で前半を終えるのは避けたく、多少心配はしていたのですが、ハカ(浜田選手)が上手く決めてくれました。その後、チャンスもありピンチもありましたが、前半を1-0で折り返すことができ良かったと思います。
後半に入り、相手がシステムを3バックから4バックに変え、ある程度想定の範囲内ではありました。(後半の)入りのところから前線の選手、中盤の選手含めた守備陣の働きが良かったと思います。
高い位置でボールを奪い、チャンスを生み出せていましたし、追加点こそ奪えませんでしたが、追加点が取れない中で後半アディショナルタイムに迎えた相手のセットプレーもしっかり集中して跳ね返すことができていました。
結果として、リーグ戦連勝を飾ることができ、良かったと思います。ここからアウェーでの試合が続く中で、来週の愛媛L戦に勝ち、3連勝を目指していきます。

■90分の戦いの中で、相手ゴールに迫る形が多かったと思います。守備面での良さが攻撃に繋がったということなのでしょうか
そうですね。良い奪い方ができていましたし、前節の新潟L戦から積極的なプレッシングから高い位置からボールを奪いに行く形が上手く表現できています。
チームとしての守備が機能している印象はありますし、高い位置でボールを奪うことが我々のサッカーにおいて大きなポイントになってきています。リーグ前半戦に比べ、しっかりと整理して試合に臨めていると思いますが、現在の戦い方が完成形か?と言われればまだまだではあります。
ですが、現状の戦い方が選手たちに上手くフィットし、勝利を積み重ねることができています。良い方向に進んできていると思います。

■先制点は國武選手からの繋ぎから始まったと思います。その点に関してはいかがですか
リーグ前半戦では最終ラインからのビルドアップにこだわっていましたがそこからのミスで失点してしまったという部分もありました。最終ラインから2トップやサイドハーフなど、パスの選択肢を増やしたことによってプレーがクリアになってきているなという印象です。

 


<浜田遥選手>

■試合総括
絶対に連勝しよう!と選手全員が強い気持ちを持って臨めた試合だっと思います。結果として1-0で勝利し、連勝できたことを嬉しく思います。

■前節の新潟L戦で勝利し、今日の試合どのような気持ちで臨みましたか
個人としては、早い時間に得点を取り、チームを少しでも楽にしたいという思いでした。また、前回のノジマ戦では私自身メンバーに入ることができず、悔しい気持ちもあったので強い気持ちを持って試合に臨みました。

■ご自身のプレーを振り返るといかがでしたか
相手DFの背後にボールを配球してくれたこともあり、得意とする背後へ抜け出すプレーが多くできたと思います。チームメートに良さを引き出してもらえた印象です。
ただ相手の背後に蹴るのではなく、全員が共通意識を持ってフィードしてくれていたのでプレーしていて楽しかったです。

■得点シーンも國武選手のフィードから始まりました。得点シーンを振り返ってみてください
愛美(國武選手)からパスを受けたシーンでしたが、あの形は毎週の練習で合わせていた部分でした。
そこから複数人が良い距離感でボールに絡むことができ、自分自身は打つだけ、という感じでした。
良い距離感でプレーができていることが、今のチームの良さだと思います。

■サポーターの後押しも勝利につながりました
メッセージが入ったフラッグがロッカールーム前に飾ってありました。メッセージも読ませていただきましたし
今シーズンの残り8試合(今節も含め)でみんなで喜びを分かち合いたいという思いがあるので、今日も絶対に勝とうと、選手間で試合前から話をしていました。

 


<國武愛美選手>

■試合総括
前半はシュートまで行かれてしまい危ないシーンも多かったですが、全員で集中して守り抜けたことと先制点を奪えたことが大きかったと思います。

■ディフェンスラインから見て、今日の戦いぶりはいかがでしたか
前線の選手が、高い位置からプレッシングをしてくれて、自分が対応するところやボールの出どころがハッキリとしていたので、プレーしやすかった印象です。

■2試合連続の無失点。チームとして良くなったところを教えてください
前線の選手が、しっかりとアプローチしてくれているので後ろの私たちもコースを限定してくれた中で守ることができています。(前線の選手の)がんばりに感謝したいと思います。