2016 レディース, 2016 レディース 練習風景, 2016シーズン

2016.10.19<レディース>トレーニング

2010年9月25日、U-17女子ワールドカップ トリニダード・トバゴの決勝、男女通じて日本代表チームが初めてFIFAの主要大会でメダルを獲得したが、浜田 遥はチームメートと共に悔し涙を流して立ちすくんでいた。
高い個人技と粘り強い組織的な守備で韓国を圧倒したが、延長を含む120分の激闘後のPK戦で敗れ、準優勝に甘んじた瞬間だった。

所属チームではFWで活躍しての選出だったものの、U-17女子代表では左サイドバックを任された。不慣れなポジションに当初は戸惑っていたものの、全試合レギュラーとして活躍。
空中戦では、長身を生かして大柄なヨーロッパ勢と互角に渡り合い、FIFAの関係者や各国の監督らが「ビューティフル・フットボール」と称された攻撃面では、躍動感あるオーバーラップでアクセントとなった。

ピッチ以外でも存在感は抜群で、ホテルの食事会場では大阪出身らしく率先して冗談を飛ばし、周囲の笑いを誘った。
一方、試合前後では選手ミーティングの発起人になるなど、リーダー的な役割も果たした。

ここで浜田選手が書いた当時の貴重なブログを紹介したい。

大会を占う大事な初戦、スペイン代表に1-4で大敗した後とは思えないほど、明るい内容である(笑)
しかし、誰よりも繊細な彼女は空気を読むことに長けていたことを覚えている。
あえて、このような内容を書くことで仲間の緊張感を和らげていたのだと、今さらながら気づいた。

あれから6年が経過し、浜田選手は23歳となり、16日の今季なでしこリーグのホーム最終戦でハットトリックを達成して5-0の大勝に貢献。
今日のトレーニングでも好調を維持するように、精力的に切れのある動きを見せていた。

浜田選手のハットトリックを試合途中から予言していた選手がいた。
「あと1点取れそうな気がする」とつぶやいていた有町選手である。
そのときが訪れると、「ハカー、ハカー」と同選手のニックネームを叫びながら、両手を挙げてガッツポーズ。自分のことのように喜びを表現していた。

有町選手も元気な姿をピッチ上で見せている。
献身的にゴールに向かう姿勢、バランスの良いフォームから放つシュートは魅力的。
なでしこジャパンにも選出される実力の持ち主として、負けるわけにはいかないだろう。

同じポジション同士、今後も互いに切磋琢磨して、刺激を与え合いながら成長していってほしい。

U-17女子代表の最終日に浜田選手が書き記したもの。

世界の舞台を目指しているんだから、まだまだ道半ばでしょう。
出し切れ!
次の試合でも得点し、なでしこジャパンに選出される活躍を求めている。