ボランティアインタビュー

ボラのお仕事紹介その6 “本部係”

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 こんにちは。ベガルタ仙台のホームゲーム開催時に試合運営の中心基地となるのが、スタジアム1階にある本部室です。今日ご紹介する本部係は、その名のとおり本部室でがんばっているボランティアです。


 業務内容として、まず、本部室の美化活動があります。本部室には、大勢のお客様やスタッフが出入りしますので、ゴミ袋設置を始め室内が整然と見えるようにしています。コンコースのエコステーションに足並みを揃えられるように、お客様やスタッフにもゴミ分別に対する意識を高めてもらえるように努めています。
 そして、とても重要な業務が電話対応です。試合当日はスタジアムにかかってくる電話と東北ハンドレッドから転送されてくる電話の2台が本部室に設置されています。問い合わせの多い内容としては、当日券、持込禁止物、アクセス、イベント、グッズ、試合経過等々があります。あらかじめ社員の方に資料を揃えていただけるので、それを基に対応しています。また、ボランティア自身でも新聞等でベガルタ関係の記事をチェックし、試合中は本部に設置してあるパソコンで他会場の試合情報を把握しています。頻繁にかかってくる電話にテキパキと対応できるようにしています。
 電話でお答えする際に気をつけていることは、顔が見えない状況での対応となりますので、わかりやすく、正確かつ迅速に、感謝の気持ちを忘れずに対応することです。
 本部室はグランドより低い位置にあり、試合の状況はよく見えません。また防音になっているので試合の歓声も聞こえにくいです。負け試合の時はお怒りの電話がかかってくる時もあります。しかし、勝利の時は、本部室内もみんな笑顔です!そして、賞賛の電話がかかってくるときは、この係を担当していて何よりもうれしい瞬間です。
 今回、取材協力頂いた松下幸子さん、郡山寿美枝さん、どうもありがとうございました。取材した日の試合は、勝利!本部係の皆さん、また忙しく対応されているようです。