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アカデミーニュース

【ユース】高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ2018プレーオフ1回戦結果

掲載日:2018年12月14日

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 12月14日(金)、コカ・コーラボトラーズジャパン広島スタジアムにて行われた「高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ2018プレーオフ」1回戦の結果は以下の通りです。ベガルタ仙台ユースは今シーズンの公式戦全日程を終了し、来シーズンプリンスリーグ東北残留となりました。ベガルタ仙台ユースへの熱いご声援心より感謝申し上げます。

<高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ2018プレーオフ結果>

・1回戦
(45分ハーフ、10分ハーフ延長戦・PK戦あり)
12月14日(金)11:00~ ベガルタ仙台ユース2-2(PK7-8)東海大付属大阪仰星高(コカ・コーラボトラーズジャパン広島スタジアム)
※プリンスリーグ東北残留決定
得点者:47分失点、57分失点、75分山下諒時(PK)、90+3分吉田騎

メンバー
GK 21小畑裕馬
DF 2鈴木梨(→60分30高橋拓)、3瀧田萌人、4山下諒時、7鈴木史哉(→86分23吉田騎)
MF 8粟野健翔、17工藤真人、27工藤蒼生
FW 9宮脇健太(→60分18佐藤唯斗)、10菅原龍之助(→86分13山田太翔)、19清水一雅
サブ GK22金子優輝、DF15青木想真、20佐藤潤

壱岐友輔監督コメント
 全体の試合運びとしては、一発勝負の為、入りと締めの所を強調して試合に臨ませました。リスクを冒さないロングボール主体の中からどのタイミングでいつも通りのポゼッションに切り替えられるかが前半のポイントでした。シュート数こそ少なくなりましたが、ほぼプラン通りの試合運びとなりました。しかし、後半の入りに2失点をしてしまい苦しい展開になりました。しかし、最後まで粘り強く戦い抜き、試合中の戦術変更にもスムーズに対応し、反対に締めの時間帯に追いついたことは今年1年の成果であると確信しています。
 (2失点後は)当然、得点をとりにいかなければならない状況でしたので、4-4-2の相手に対して、3バックに変更し相手のギャップをつくことと大きな展開を入り混ぜながらゴールに向かうよう選手交代をしました。ここから全体がより攻撃と守備のイメージが共有できゴールに迫れるようになりました。同点に追いついてから、延長戦も含めて決定機をいくつか逃してしまいPK戦前に決める事が出来なかったのは残念でした。しかし、今シーズンのチーム立ち上げの時に、このグループの課題としてリバウンドメンタリティーの欠如と柔軟性の足りなさを感じていました。そこをシーズン中、強調してトレーニングを積み上げてきた中で、ようやく最後にこの2つが形となって出てきたことは非常に評価できることですし、個人、チームとしての手応えを感じる事が出来ました。
 多々、様々なコンペティションが存在する日本の試合環境ですが、私個人としては一生懸命結果目標に向かってトライし、その勝敗により学び心技体で成長する事が選手育成だと考えています。そういった意味で今回のプレーオフは、個人、チームとして全てを出し切った戦いで、3年生のみならず、その背中を見ていた1~2年生が多くの学びを得る事が出来ました。それぞれ大学に進学してからの成長、来シーズン必ずこの地に戻ってリベンジをするという1~2年生の意思がまた選手として人として大きく成長させてくれることを願っています。そして、来シーズンこそはトップチームで活躍できる選手を育成し、また、プレミアリーグ昇格を達成できるよう、頑張ります。最後になりますが、今シーズンを通し、一番身近でサポートして頂いた保護者の皆様、そして、クラブ、応援して頂いた皆様方に感謝致します。本当にありがとうございました。

GK 21 小畑裕馬選手コメント
 3年生最後の試合だったので、PK戦も止められる場面が2~3本あって、それをものにできなかったのが後悔です。(2人目の佐藤)唯斗が外した時、1回ここで止めて勢いをもたらせようと、運良く止められました。その後(9人目の山田)太翔が外した時も、相手も上に外してくれて、そうした運もあった中でチームを救えませんでした。PKについてももっと勉強しなければいけないと思います。
 0-0で後半始まった時、入りが悪くて2点先制されました。しかし誰一人諦めないで1年間積み重ねてきたことを思い出して、みんなの力が一つになって2-2まで追いついて、それは一つの成果だと思います。ここまでやってきたことを思い出して、絶対に行けるという気持ちになりましたが、こういう結果になりました。
 来シーズンでプレーオフ出場は終わらせて、再来年後輩たちをプレミアリーグでプレーさせられるように頑張っていきたいです。

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