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クラブ

代表取締役社長 佐々木 知廣より就任のごあいさつ

掲載日:2020年12月15日

ファン、サポーター、ベガルタ仙台に関わる全てのみなさまへ

ファン、サポーター、ベガルタ仙台に関わる全てのみなさま、株式会社ベガルタ仙台 代表取締役社長に就任いたしました佐々木 知廣です。 内定のリリース以降、みなさまよりたくさんのお言葉をいただき、自分たちのクラブだと認識いただいていると感じ、あらためて地域においてベガルタ仙台が存在する意義や大切さを自覚しています。
現在、苦境の中にあります。市民クラブという原点に立ち返り、オール仙台、オール宮城、クラブ内外で一枚岩になって支えていく必要があると認識し、緊張感を持ってクラブの運営に取り組みます。ベガルタ仙台・市民後援会を仲間と立ち上げ、21年間に渡って外側から支えてきました。私自身がスポーツビジネス以外の分野で働いてきた知見も還元できるようにがんばりたいと思います。
ベガルタ仙台の経営、これからについては経営検討委員会の提言にプライオリティを付けて計画的に進めていくことが肝要だと考えており、内容について、以下5点ほど申し上げます。

1.債務超過の問題
今年度末決算において、債務超過は確実です。Jリーグは2年ずつの特例期間と猶予期間、計4年間で債務超過を解消していくことを提言しています。コロナがありますが、2年間で目途を立て、3年目で債務超過を解消するのが現実的で、今後はロードマップを作っていくことになります。

2.経営検討委員会の提言の前提として
1つはクラブが市民、行政、企業、三位一体の支援を受けて成長していくためには市民クラブの性格を維持することです。もう1つは、継続的なチーム強化と育成を通じてJ1で安定的に戦い続けるクラブ経営をすることであり、提言は以上が前提になります。経営ビジョンを策定する際の根底になる部分です。

3.スタジアムパーク構想
コロナ禍の経営悪化を見つめると、収入がトップチームの活動に依存しています。スタジアムパーク構想というビジネスモデルから収入の道を複線化することは、新たなリスクが発生した際の安定的な経営に必要だと思っております。ユアスタを核とした街づくり、賑わいを創生できれば、地域へのミッションを果たせると考えています。

4.チームの状況
リーグ戦で最下位、ホームゲームで勝てず、申し訳なく思っています。ホーム、アウェー1試合ずつしか残っていませんが、震災10年につながる残り2試合にしてほしいと思っています。新たなスポンサーの獲得が前提ではありますが、2021年のチーム強化費は2020年と同等を考えています。選択と集中、できる限り維持していきたいと考えています。

5.市民クラブ
おらほのチーム、おらほのクラブと言っていただけるようにならなければと思っています。クラブは市民、サポーターの意見を聞く姿勢、市民、サポーターが自分たちの声が届いていると実感できることが大切です。サポーターが一枚岩になり、取り組んでいただけるようなクラブになれるよう努力いたします。

ピンチはチャンスです。反省すべきところは反省し、変わるべきは今だと思い、覚悟しております。何とぞよろしくお願いいたします。

代表取締役社長 佐々木 知廣