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ベガルタ仙台 経営ビジョン2035策定のお知らせ
掲載日:2026年2月4日
このたびベガルタ仙台では、経営ビジョン2035を策定しましたのでお知らせいたします。本ビジョンはクラブ設立32周年を迎える2026シーズン、Jリーグのシーズン移行という大きな転換期に際し、的確に対処し、当クラブの進むべき道筋を分かりやすく示すため、新たな経営ビジョンを定めたものです。シーズン移行から10年後となる2035年を見据え、当クラブの目指す姿、実現のための基本戦略、実施事業の体系、年度毎の事業計画との関係等をまとめています。
経営ビジョン2035 概要

【改定の背景】
株式会社ベガルタ仙台がクラブ設立32周年を迎える2026シーズンに、Jリーグは大きな転換期を迎える。経営に大きなインパクトを与えるといわれるシーズン移行である。
「勝ち負けだけではない」とも「結果が全て」ともいわれるプロ・サッカーの世界では、地域共通の誇り・憧れ・シンボル等を目指す「競技性」、また持続可能な経営等の「事業性」、地域の公共財としての役割等の「社会性」が、クラブ運営の3大要素と言われる。
Jリーグでは、プロ化以降に築き上げてきた「入場者数の増加」などの成果と、欧州を中心とした世界との差を踏まえ、目指すべき10年後の姿として「全Jクラブの経営規模を1.5~2倍へ」等を掲げているが、地方の各クラブが置かれている経営環境は一様ではなく、言わば「地域特性等を踏まえた独自の生き残り戦略」が求められている状況である。
こうした大きな時代の転換期に的確に対処し、当クラブの進むべき道筋を分かりやすく示すために、新たな経営ビジョンを定めることとし、以下のとおり、シーズン移行から10年後となる2035年を見据えて、当クラブの目指す姿、実現のための基本戦略、実施事業の体系、年度毎の事業計画との関係等をまとめた「経営ビジョン2035」~ベガルタ仙台の目指す姿と方向性~を定める。
“経営ビジョン2035”~ベガルタ仙台が目指す姿と方向性~ 概要
【目指す姿】
“EVER GOLD SPIRIT” ~永遠に輝き続ける黄金の魂~
【目指す姿に込める意図】
〇J1で安定して戦い、東北の雄として、日本の頂点を目指して戦い続けるベガルタ仙台
〇多様な外部連携により時代の変化を乗り越え、持続可能な経営を続けるベガルタ仙台
〇地域への感謝を胸に、地域に愛され、必要とされ、応援してもらえるベガルタ仙台
〇東日本大震災の経験を継承し、頑張る誰かの「希望の光」であり続けるベガルタ仙台
【基本戦略~目指す姿の実現のために~】
1 段階的な経営資源の増強(スパイラル・アップ・アプローチ)
現状との乖離を客観的に見極めて、長期的な活動の土台となる施設整備、その活用による人材の確保と育成、強固な財務基盤の確立などを積み重ね、段階的、螺旋的に、目標に近づく現実的なアプローチが必要である。
2 水平分業型の外部連携(「三方良し」アプローチ)
経営資源の獲得や熟度向上のためには、外部組織とのWIN-WINの関係づくりや収益の確保と地域課題の解決を相互補完的に進める必要がある。伝統的な「三方良し」の理念や現代の「ローカル・ゼブラ」の理念が公共財たる当クラブに相応しく、この「三方良し」のアプローチによる外部連携を進める。
3 地域特性・強味を掛け合わせた成長加速(シナジー・アップ・アプローチ)
熱量の高い応援文化、良好なスタジアムへのアクセス、劇場型のスタジアム、公園と一体となった大規模イベントの開催可能性、等の優れた地域特性を生かし、新たな事業手法等を活用したスタジアムのプロフィット・センター化、賑わい創出のための「まちづくり政策との連携」等、無形資産のシナジー効果を最大化するアプローチを進める。
【実施事業~事業体系と事業計画~】
以下の事業体系の3つの柱と各部の事業計画、個人の達成目標の対応を「見える化」する。
【事業体系の3つの柱と事業目的】
1 競技性強化~中長期的な視点での人材育成を基本とした競技性の強化~
1) 一貫したフットボール・フィロソフィーの体得、実現
2)アカデミーからトップチームへの昇格、トレーニング参加等の連携強化
3)ユースチームのプレミア定着、プリンスリーグ昇格・定着と裾野の拡大
2 事業性強化~経営安定と賑わいづくりのための外部連携の強化~
1)指定管理と新たな事業手法を組み合わせたスタジアムのプロフィットセンター化の推進
2)ニーズに対応した商材開発、顧客経由の紹介、マッチング等でパートナー企業開拓を強化
3)観戦環境の改善と更なる集客増のための席種やチケット戦略
4)SNS戦略、コンテンツビジネスの強化、専門事業者との連携強化
3 社会性強化~スポーツの集客力を活用した社会課題解決策の実装と実践~
1)SDGsイベント等での地域貢献と活動原資の確保
2)七北田公園での大規模集客イベントと賑わいづくり、地域団体との連携推進
3)ホームタウンが抱える観光振興等の課題対応への協力、機会提供
【推進体制~ガバナンス~】
1 進捗管理~PDCAサイクルの実施~
2 外部への公表~外部連携の強化のために~