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1月8日(火)、2019ベガルタ仙台結団式を行いました。

掲載日:2019年1月8日

1月8日(火)、仙台勝山館にて2019ベガルタ仙台結団式を行いました。

会場にスポンサーのみなさまをお迎えし、株式会社ベガルタ仙台代表取締役社長 西川善久、渡邉晋監督、選手、スタッフおよびチーム関係者が出席しました。

株式会社ベガルタ仙台代表取締役社長 西川善久の挨拶の後、新加入選手とスタッフを紹介し、アイリスオーヤマ株式会社 代表取締役会長 大山健太郎様より激励のお言葉を賜りました。
また、チームより渡邉晋監督、選手代表としてMF 5 椎橋慧也選手が2019シーズンに向けた意気込みを述べ、健闘を誓いました。

株式会社ベガルタ仙台代表取締役社長 西川善久 挨拶(抜粋)
おばんでございます。お寒い中、お忙しい中、お集まりいただきまして、大変ありがとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。
さて、ベガルタ仙台の昨シーズンはご存知のように、5位以内ということを目標に戦ってまいりましたが、最終盤で残念ながら勝点を伸ばせずに、11位という成績に終わりました。
ただし、天皇杯は、初めて決勝進出ということになりました。しかし、目標としたタイトルは残念ながら獲得できず、準優勝に終わりました。そういう意味では、ひとつの手応えも感じた年でもありましたが、やはり目標を達成するには課題もあるということが確認できた年でもありました。
そして、本当に最後の最後まで、多くのファン、サポーター、そしてご支援いただいている方々にご辛抱いただきました。最後の戦いとなりました浦和との決勝戦には、12,000人のファン、サポーターが詰めかけてくれました。これはベガルタのチームの歴史にとっても、アウェイで12,000人というのは大変なことだと、非常に重く受け止めています。
そういうことも踏まえまして、今シーズン、チームはみなさんのお手元にありますように、昨年の課題を克服すべく、新たに10人の選手を迎えました。そして監督は続投ということで、より新しい進化を、次なる進化を目指して、今度こそ目標に届くようにということで、チームの強化を行いました。同時に、スタッフの大幅な刷新も行って、トータルでの強化をはかったところでございます。
さて、今年は昨年来申し上げておりますように、ベガルタ仙台にとりましては、大変記念すべき節目の年でございます。設立以来25周年です。振り返ってみますと、ベガルタ仙台は、J2から2002年にJ1に一度昇格しました。しかし、残念ながら、2シーズンで降格し、そして苦節6年間、J2で戦い、そして2010年にあらためてJ1に飛躍し、今日に到ります。今シーズンも数えて、ちょうど10シーズンJ1でがんばってきたところです。
そういう意味で、J1での定着ということはある程度できていると思いますが、我々の次の25年、四半世紀に向けてのベガルタは、J1の上位に定着するということでございます。
そういった目標に向けて、私どもとしては、25周年を期に、絆フットボール というスローガンを打ち出しました。その意味するところは、ベガルタ仙台の25年前の、市民クラブとしての原点、市民クラブを、皆さんと地域の総力を挙げて作っていったそのエネルギーを、あらためて思い起こして、そしてそれをさらに広げていく活動を、これから展開していこうということでございます。それは、サポーター一人ひとりとのつながり、そしてまだまだつながっていない地域の人たちとのつながりを強めることでもあります。また一方では、まだまだ手の届いていない、もっと幅広い範囲での経済的な支援をいただくということも視野に入れた絆フットボール でございます。
そして何よりも、ベガルタ仙台の、チームの試合、これが感動を与え、そして地域の人々とより一層の絆を強めるという思いも込めたスローガンであります。
今日、この会に先立ちまして、チームは恒例の被災地訪問を行いました。東松島市を訪問しまして、被災地の慰霊をするとともに、小学校で子供たちとサッカーなどをしてふれあい、新たな絆を築いてまいりました。そしてその場で、地元の方々、東松島市の市長さんから強く言われたのは「間もなく震災発生から8年を迎え、ものの復興は進んでいるけれども、これから大きな課題になるのは心の復興です。そのためにも、ぜひ、ベガルタにもっともっとがんばって、勝利を届けてほしいんです」ということを、激励を込めて訴え、そして私どもも真摯にそれを受け止めた次第でございます。
私どもも、チームとして、クラブのこれからの使命というものは、その言葉にまさに集約されていると思われます。ベガルタ仙台は昨年よりもさらにチーム力をアップさせて、皆さんの期待に応えて、そして被災地の皆さんにもぜひ、希望の星となるということを叶える結果を出す、ということを誓い申し上げ、そして今年もまた、最後まで皆さんの変わらぬご支援をお願い申し上げまして、ご挨拶とさせていただきます。本当に、ありがとうございました。

ベガルタ仙台監督 渡邉晋 挨拶(抜粋)
こんばんは。今シーズンも監督を務めさせていただきます、渡邉晋です。本年もよろしくお願いいたします。本日は、お忙しい中、ベガルタ仙台結団式にお集まりいただき、誠にありがとうございます。平素より、みなさまには多くのご支援、ご声援をいただき、本当にありがとうございます。重ねてお礼を申し上げます。
Revolution、この言葉を今シーズンのスローガンに掲げました。昨シーズン、リーグ戦におきましては、終盤に失速があり、悔しい結果、11位に終わりましたが、一つ一つゲームを振り返ると、やはりあと1点、もう1点、そういうようなほんのわずかな差で逃した勝点も多かったのかな、という分析をしております。先月に行われた天皇杯の決勝戦でも、前半に喫した1失点が非常に重くのしかかり、悔しい悔しい準優勝というかたちになってしまいました。
そのもう少し、あと一歩、それを埋めるために何をしなければいけないか、オフシーズンの間にずっと考えていました。おそらく今までと同じ事をやっていても、その差は埋まらないでしょう。今までと同じような意識、姿勢で取り組んでいても、おそらくその差は埋まらないと思います。劇的な変化、変革、それをやってこそ、目の前の結果を変えられるのではないかと今は思っています。
チームの勝利のために、全力で走るという、そういった決意や覚悟を持った選手27名、そしてスタッフ、総勢合わせて42名が、今日ここに集合しています。本日お集まりいただいたみなさまと一致団結して、ぜひ今シーズンこそ目標を達成したいと思っていますので、ぜひ今まで以上に熱いご支援、ご声援をよろしくお願いいたします。
今年も、熱く、ともに、戦いましょう。よろしくお願いします。

MF 5 椎橋慧也選手 挨拶(抜粋)
おばんでございます。昨シーズンの多大なるご声援、ご支援、ありがとうございました。昨シーズンはトップ5という目標で一年間やってきましたけれども、なかなか思った通りの結果にならなかったのが現実です。それでも最後の天皇杯ではクラブ史上初の準優勝という結果も取ることができました。しかし、準優勝では意味がない、優勝しなければ意味がないということは、僕たち選手が一番良くわかっています。
今シーズンは昨シーズンを上回れるような結果を出すために、まずは開幕戦に向けて、チーム一丸になって、がんばっていきたいと思います。今年度も、よろしくお願いします。