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<マイナビ>2月25日(火)、被災地を訪問いたしました。

掲載日:2020年2月26日

2月25日(火)、マイナビベガルタ仙台レディースでは東日本大震災の被災地である石巻市南浜地区を訪問しました。



慰霊碑への献花ならびに黙祷、南浜つなぐ館にて震災当時の状況を映像や資料などを用いてご説明いただきました。


また、東京電力女子サッカー部マリーゼより当時のベガルタ仙台レディースに加入した齊藤彩佳選手、小野瞳選手、安本紗和子選手らが自身の体験やチーム発足までの歩みを選手たちに資料を交えて説明。


クラブとして一丸となり、被災地に勇気や希望をお届けできるようにと、決意を新たにしました。


隅田凜選手

震災の様子はテレビなどでは見ていましたが、当時の被害状況、約9年が経過した現状含め、今日この地を訪れたことで多くを学ぶことができました。自分たちにできることは応援してくださる方々にサッカーを通じて元気になってもらうこと。私たちはプレーでしか伝えられないところもあるので、そこをみなさんに届けていきたいと思います。

小野瞳選手

当時を振り返ると、「サッカーを続けてて良いのか。」と思うこともありました。当時のメンバーそれぞれに思うこと、葛藤があったと思いますが、私にとっては原点。(選手たちへの説明は)当時を知るメンバーが年々減っていく中、若い選手、他のクラブから移籍してきた選手たちにクラブ発足の経緯を知ってほしいという思いでの発案でした。被災地への訪問や寄り添う活動は今後も継続していきたいと思いますし、クラブがある限りこの思いもつないで欲しいと思います。サッカーができることを幸せに思いますし、私たちにできることをみんなで考えていきたいです。

辛島啓珠監督

この地で震災が起こったことを忘れず、サッカーに取り組む必要があると思いますし、現地の方から本日お話を聞いて、被害の大きさをあらためて知ることができました。3月11日に震災から9年目をむかえ、22日からなでしこリーグが開幕します。今日ここを訪れて感じたことを選手、スタッフが心に留めて、リーグ開幕から全力で戦っていきたいと思います。

福田ゆい選手

震災当時は小学校6年生で愛知県に住んでいたということもあり、実際に被災地に来て、被害の大きさを知り、心が痛みました。マイナビベガルタに加入したからには、この地域を含めたみなさんにプレーで勇気をお届けしたいと思いました。今日感じたことを忘れずに戦っていきたいと思います。