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12月6日(月)、ベガルタ仙台スポンサーご報告会を開催いたしました。

掲載日:2021年12月6日

12月6日(月)、ホテルメトロポリタン仙台にて2021ベガルタ仙台スポンサーご報告会を開催いたしました。
2021シーズンも多大なるご支援をいただきましたスポンサーのみなさまに、原崎 政人監督や選手、スタッフより感謝を申し上げました。
※新型コロナウイルス感染症の感染予防、拡大防止の観点より、リモートで実施いたしました。
※GK 27 ヤクブ スウォビィク選手は帰国便の都合により既にポーランドに帰国しているため欠席、現地から中継での参加となりました。

ご報告会では、株式会社ベガルタ仙台代表取締役社長 佐々木 知廣、原崎 政人監督、選手を代表してDF 16 吉野 恭平選手が2021シーズンのみなさまのご支援、ご声援に感謝を込めてあいさついたしました。
続いて、スポンサーを代表してアイリスオーヤマ株式会社 代表取締役会長 大山 健太郎さま、郡 和子仙台市長より激励のお言葉をいただきました。

株式会社ベガルタ仙台代表取締役社長 佐々木 知廣 あいさつ(一部抜粋)

クラブスポンサーのみなさま、ベガルタ仙台代表の佐々木でございます。1年間、多大なるご支援をいただきまして、誠にありがとうございました。残念ながら、そのご恩に結果でお返しすることができずJ2降格という結果になってしまいまして、誠に申し訳ありません。
この報告会につきましても、本来であれば直接お目にかかって報告をさせていただくところでありますが、昨今の新型コロナウィルスの状況を鑑みまして、このようなリモートになりますことをお許しいただきたいと思います。
2021年シーズンは、昨年から続く新型コロナウィルスとの戦いもございまして、選手には予防と検査の繰り返しでだいぶストレスをかけたなと思っています。その中で必死になって戦ってくれたのですが、やはり何かひとつ足りないところがありましてこのような結果になったということで、このオフに何が足りなかったのかをしっかり検証して、その穴を埋めていく努力をしてまいりたいと思っております。
来季、幸いなことにJリーグとしてもスタジアムの収容人数をコロナがあっても100%収容の方向で考えておりまして、各種のサービスの向上やホスピタリティーの向上でなんとかお客さまに帰ってきていただくように努力したいのですが、特効薬はなんといっても選手の活躍とチームの勝利だろうと思っております。そのためにいち早く来季の指揮官を、原崎監督の続投ということでお伝えをしてございます。監督の、自らしかけるサッカーといったところを体現し、みなさまに喜びを届けることができれば、と思っています。
来季も、1年しっかり頑張って、1年でJ1に復帰する戦いをお見せしたいと思っております。引き続き、多大なるご支援をよろしくお願いいたします。今年は1年間、ご支援、応援、たいへんありがとうございました。

原崎 政人監督 あいさつ(一部抜粋)

ベガルタ仙台を支えてくださっているスポンサーのみなさま、今シーズン多大なるご支援、応援、本当にありがとうございました。
今年は震災10年という節目の年に、みなさまの期待に応えることができず、J2降格という結果になりましたことをたいへん申し訳なく思っております。
我々は来年、J2リーグを戦います。より強く、魅力あるサッカーを作り、必ず1年でJ1に復帰します。ベガルタ仙台は多くの方に支えられ、たくさんの期待を感じます。その期待に応えるべく、1年でJ1復帰をするためにチーム一丸で戦います。みなさまの心からの応援、お言葉、それを力に変えて前に進みます。来シーズンもこれまでと変わらぬご支援と応援、どうぞよろしくお願いします。

選手代表 DF 16 吉野 恭平選手 あいさつ(一部抜粋)

まず始めに、今シーズン多くのスポンサーのみなさまからたくさんのご支援をいただき、本当にありがとうございました。その中でみなさまの期待に添えずJ2降格という結果になり、本当に申し訳ありませんでした。
我々ベガルタ仙台は、来シーズンに必ず1年でJ1に昇格するという強い決意で、オールベガルタで来シーズン戦いたいと思っています。みなさまもオールベガルタの一員として、これまでと変わらず熱いご支援、ご声援のほどをよろしくお願いいたします。今シーズン、本当にありがとうございました。

アイリスオーヤマ株式会社 代表取締役会長 大山 健太郎さま 激励のお言葉 [ビデオメッセージ](一部抜粋)

ユニフォームスポンサーをしております、アイリスオーヤマの会長の大山でございます。
選手のみなさま方、今年1年ご苦労さまでございました。試合結果は残念ながらJ1にとどまることはできずに、来年度はJ2で試合をしなければいけない、そのようなかたちになったわけでございます。
今年は4チームがJ2に降格するという厳しい環境であったわけですが、残念ながらベガルタのチームの力と、下位チームの意欲、そこに若干の力の差があったのかなと考えているわけであります。
過ぎ去ったことをここでお話ししても意味がないことでありまして、どうあれ、来年にJ2で1年でJ1に復帰することが、ベガルタ仙台としての至上命題でありますし、また今年にがんばっていただいた選手も、できるだけ多くのみなさま方がベガルタ仙台に残留をいただきまして、微力でございますがメインスポンサーとしても精一杯支援をさせていただきたいと思っておりますので、まずは今年の悔しさを来年の成果に発揮されることを期待申し上げまして、私からの今年のみなさんに対するエールとさせていただきたいと思っております。

郡 和子仙台市長 激励のお言葉 [ビデオメッセージ](一部抜粋)

みなさん、おばんでございます。仙台市の郡でございます。
ベガルタ仙台の監督、スタッフ、選手のみなさま、2021シーズンの激闘、たいへんお疲れさまでした。また、各スポンサーのみなさまにおかれましても、1年間ともに戦い、ご支援をいただけましたこと、心から御礼申し上げます。
今シーズンは震災10年という大きな節目ということもあり、監督、選手のみなさまは、希望の光になるために、一丸となり、全力を尽くして立ち向かってこられました。しかし、残念ながら激闘報われずJ2降格という結果に終わりました。
新型コロナウィルス感染症の影響もあって、スポンサーの方、そしてサポーターのみなさんたちも大きな声で声援を送ることが叶わないなど、様々な方々が歯がゆい思いをされたことと思います。そういった中でも、ベテラン選手が率先して走り、チームを盛り上げる姿や、1年目のルーキーの活躍など、この先につながる逞しい姿や、多くの感動が見られたことは、来シーズンに向けての光明だと思います。
監督も代わり、チームの体制も変わってくると思いますが、1年でのJ1復帰を叶えるために、ホームタウンの自治体として引き続き変わらぬサポートをしてまいります。ベガルタ仙台は、市民や県民の署名活動から始まった市民クラブです。カテゴリーが変わろうとも広く親しまれ、地域と一体となって戦う姿を見せてください。そして、杜の都から世界中を照らせるような常勝クラブを目指して、今後も邁進していただければと存じます。あらためて、今シーズン、たいへんお疲れさまでした。来シーズンは、強くてしぶといチームを見せてください。期待しております。

後半は選手トークセッションを開催し、スポンサーのみなさまよりいただいた質問に選手が回答しました。

選手トークセッション(一部抜粋)

―チームにとって、選手にとってスポンサーとはどのような存在なのでしょうか?

DF 4 蜂須賀 孝治選手
ベガルタ仙台は市民クラブなので、スポンサーがなくてはこのクラブは存在できない。なくてはならない存在だと思っています。
選手がスポンサーのために、スポンサーが選手のために、そういう関係でいられればこれからも強いクラブになっていくと思っています。

―選手のみなさんはスポンサーからのサポートについて、どんな時に「支えられてるな」という気持ちになりますか?

MF 8 松下 佳貴選手
自分たちが不自由なくサッカーに集中できるのも、スポンサーのみなさまのご支援のおかげでできているので、毎日感謝の気持ちがあります。ホームゲームでスポンサーを見た時でも、たくさんの方々に支えられているなと感じています。

―子どもたちのベガルタファンを増やすために、心がけていることがあれば教えてください。

FW 42 富樫 敬真選手
常にかっこいい存在でありたいと思っています。自分も小学生の時にスタジアムに試合を見に行って、選手のふるまいや気持ちの部分を感じました。テレビを見るよりダイレクトに伝わっていると思うので、ふるまいを大事にしています。

―コロナ禍で制限のある中での応援でしたが、サポーターの応援をどう感じていますか?

MF 28 佐々木 匠選手
入場する時などにカントリーロードを聴くと、やっぱり試合の集中力が上がりますし、ユアテックスタジアム仙台のボルテージが一気に上がる、素晴らしい雰囲気を持っていると思います。選手に良い影響を与えてくれると思ってますし、すごく力になるなと思っています。

―今年はサポーターがさまざまなかたちで応援してくれました。スタンドをポーランド国旗に彩ってくれたこともありましたが、どんな気持ちで見ていましたか?

GK 27 ヤクブ スウォビィク選手(ポーランドより中継)
素晴らしい経験ができましたし、(国旗を)見たとき、ほんとうに良い気持ちになりました。自分たちを支えてくれるファン、サポーター、スポンサーのみなさんに感謝の気持ちを伝えたいです。

―日本、仙台に来てどんなことを感じて過ごしていましたか?

MF 35 フォギーニョ選手
まず、ファン、サポーターのみなさま、スポンサーのみなさま、一年間、たくさんの応援に感謝しています。
わたしの場合は家族が9月あたりに日本に来ることができて、そこからは自分の生活も安定してサッカーに集中することができるようになりました。たくさんの方に感謝しています。