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12月1日(月)、「2025ベガルタ仙台 ボランティア感謝の集い」を開催いたしました。

掲載日:2025年12月2日

12月1日(月)、江陽グランドホテルにて「2025ベガルタ仙台 ボランティア感謝の集い」を開催いたしました。

会場にはボランティアのみなさま約70名にお越しいただき、選手・スタッフから2025シーズンホームゲームの運営サポートへの感謝の気持ちをお伝えしました。

集いの冒頭では、株式会社ベガルタ仙台代表取締役社長 板橋秀樹、選手を代表して DF 5 菅田真啓選手からボランティアのみなさまへ感謝の言葉を述べさせていただきました。

株式会社ベガルタ仙台代表取締役社長 板橋秀樹 あいさつ(抜粋)

みなさま、今日は「2025ベガルタ仙台ボランティア感謝の集い」にお集まりいただきまして、誠にありがとうございます。ボランティアの方々は、年に一度この機会をいつも楽しみにしていらっしゃると伺っております。
私どもは年間38試合のうち、半分の19試合がホームゲームでございます。2025シーズンは2月15日から開幕し、アウェーで2試合を経て、3月1日にホーム開幕を迎えました。まだまだ寒い時期ではありましたが、今年は変則で利府町にあるキューアンドエースタジアムみやぎでの開幕となりました。私どもの目指すところに向けて、今シーズンを力強くスタートいたしました。先日の最終戦は、想定できる中では一番残念な結果になってしまいました。みなさまのご期待に届かなかったことを、本当に申し訳なく、残念に思っております。
これから、我々はまた新しいスタートを切るタイミングになります。多くのみなさま方から激励の声をいただいております。ベガルタ選手のそれぞれの思いを、また一つの塊にして、次の目標に向けて、しっかりとまた準備をして、みなさま方に喜んでいただける試合をしたいと思っております。
ベガルタ仙台のホームゲームは、ボランティアのみなさまのご支援なくして成り立ちません。入場時の配布物の準備やご案内、ゴミの分別など、実に多くの場面でご協力をいただいております。改めて感謝申し上げます。本当にありがとうございます。

これから、我々はもっともっと強く、大きく、たくましくなって、さらに上を目指してがんばってまいります。今日は年に一度のみなさま方と選手、監督、コーチのみんなが顔を合わせて、歓談ができる貴重な機会でございます。ぜひともみなさん、今年1年のお互いのがんばりをたたえ合い、楽しい時間にしていただければと思います。本日はどうぞ、よろしくお願いいたします。

DF 5 菅田真啓選手 あいさつ(抜粋)

今日はお集まりいただきありがとうございます。普段ホームの試合を行えるのも、みなさんの支えがあってできていると思います。J1昇格という目標は果たせませんでしたが、下を向かずに、全員でまた来年に向けてがんばっていきたいと思います。時間は限られていますが、今日は楽しい時間を過ごして、いい会にしましょう。

続いて功労賞と感謝状の授与式を行い、代表取締役社長 板橋秀樹と森山佳郎監督から受賞者へ感謝状が贈られました。
2025ホームゲーム全試合に参加した方に贈られる功労賞は4名のボランティアスタッフさまへ、1回以上ご参加いただいた方への感謝状は92名のボランティアスタッフさまへ、ホームゲーム運営をサポートいただいた団体に贈られる団体感謝状は、明治安田生命保険相互会社仙台支社さま、宮城県利府高等学校さまへ授与いたしました。

授与式後にはボランティア代表 植竹清美さまよりごあいさつをいただきました。ボランティアのみなさまへ2025シーズンの労いの言葉をかけられた後、集いは恒例の交流会の時間となりました。ボランティアのみなさまは選手・スタッフのサインを受け取りながら、思い思いに選手・スタッフとの交流を楽しんでおられました。

ボランティアクラブ代表 植竹清美さま ごあいさつ(抜粋)

みなさまこんにちは。今年もこのような会を開いていただきまして、ベガルタ仙台のフロントのみなさま、監督、選手、チームスタッフのみなさま、どうもありがとうございます。そして、1年間一緒に活動していただきました、ボランティアクラブのみなさま、どうもありがとうございました。
今年は、キューアンドエースタジアムみやぎでの開催もあり、いろいろなことがありました。雷で中断する試合があったり、ユアテックスタジアム仙台に戻ってきて、ユアスタ開幕でたくさんのお客さまを迎えるようになったり、そして、11月29日、先日の試合で今シーズンの活動が終わりました。
みなさま、それぞれにさまざまなお気持ちをお持ちかと思います。私も前を向いて進んでいこうと思ったのですが、昨日、長年公開してきた「ベガルタ仙台ボランティアクラブ」ブログ終了のお知らせを受け、前に進む前に一度過去を振り返ってみました。長い年月のなかで、いろいろな喜怒哀楽がありまして、みなさまとともに過ごしてきた時間を改めて思い出しました。

そして、大きな出来事がふたつ心の中に残っています。私が代表に就任したのは2011年、ちょうど東日本大震災が発生した時期でした。本来であれば、2011年3月12日の試合がボランティアクラブ代表として初めて迎える試合となるはずでしたが、その前日に震災が起こり、最初の大きな役割は、みなさまの安否を確認することとなってしまいました。
その後は、当時の担当社員の方、ボランティアクラブの役員のみなさま、そしてメンバーのみなさまのご協力のおかげで、無事に安否確認が取れました。試合の再開が決まり、スタジアムでみなさまと再会できたあの瞬間は、今でも決して忘れることはありません。

そしてもうひとつは、新型コロナウイルス感染拡大の時期です。試合の開催自体ができるのかという状況もありましたが、多くの方々の努力により、無事に試合を開催できるようになりました。
そして、先日の11月29日、満員で、チケット完売で、たくさんのお客さまをこのボランティアクラブのみなさまで迎えることができまして、とても感慨深い思いでいます。

前を向いて進んでいくということが、こうして過去を振り返ることで改めて思うことができました。みなさま、来年以降もぜひよろしくお願いいたします。

長くなりましたが、これであいさつを終わらせていただきます。どうもありがとうございました。

集いの終盤には抽選会が行われ、当選された方には選手サイン入りユニフォームや試合球がプレゼントされました。

集いの閉会前には、森山佳郎監督よりボランティアのみなさまへ感謝を申し上げました。

森山佳郎監督 あいさつ(抜粋)

みなさま、こんばんは。楽しんでいただけましたでしょうか。
今日はボランティアのみなさまに感謝の気持ちを述べる、そして交流させていただく機会となりましたけれども、ボランティアのみなさんがいなければ試合を運営できませんし、本当に1年間お世話になりました。
私は、“Team behind the team” という言葉が好きで、チームを後ろから、もしくは下から支える人たちがいるから、私たちはサッカーができるというか、そういうチームを陰で支える人たちのことを決して忘れずにいます。先ほども「J1に絶対上がろう」とか「最終的にはJ1で絶対に優勝するぞ。期待しているから」という声もかけていただきました。さらには「ちゃんと寝られているかな」とか「体に気をつけているかな」という体の心配までしていただいて、逆にこちらが励まされました。
今年は最後の最後に残念な結果になって、本当に選手もまだまだショックで、胸の傷が癒えない状態ではありますけれども、いつまでも下を向いているわけにはいきません。この休みでパワーを充電して、パワー全開で開幕を迎えられるようにします。
そしてまた、みなさま方と開幕のときにお会いして、今度は試合に勝って、ボランティアのみなさまがよくお話しくださる「試合に勝って、ファン・サポーターのみなさんが笑顔で帰っていかれる姿が本当に嬉しい」という光景を、また一緒に迎えられればと思います。地域、宮城、仙台、そしてファン・サポーターのみなさまに必要とされ、愛され、応援されるクラブにさらに近づけるよう、みんなの目標であるJ1昇格を目指します。

今年本当に一番悔しい思いをしたチームだと思いますし、来年はそれを強烈なエネルギーに変えて、またチャレンジしていきたいと思っています。目標を叶えたいと思っていますので、ご支援、ご声援のほどよろしくお願いいたします。本日は誠にありがとうございました。

改めまして、ボランティアのみなさま2025シーズンのサポートを誠にありがとうございました。