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　FC東京の強力なカウンター攻撃を、中盤で支える存在。中盤での守備から攻撃へ素早くつなげるボランチとして、橋本拳人はFC東京の要となっている。

　FC東京のアカデミーで育ち、2011年から2シーズン、トップチームに2種登録。2012年にトップチーム昇格を果たした。2013年途中から熊本に期限付き移籍をして経験を積み、2015年にFC東京に復帰すると出場機会を増やした。年代別の日本代表でも活躍し、2019年にはA代表デビュー。最近では6月9日のエルサルバドル戦でも先発出場した。

　サイドバックなどでもプレー経験があるが、本職はボランチ。豊富な運動量で広範囲をカバーし、ボールを奪えば素早く攻撃に切り替える。的確なパスを味方へつないだかと思えば、自らも長い距離を走って前線に顔を出せる。守備から攻撃への切り替え役として、カウンター攻撃にうってつけのボランチだ。仙台はFC東京の心臓部に位置するこの橋本との競り合いを制し、試合の主導権を握りたい。