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　J屈指のボールハンターである、レオ・シルバ。鹿島が耐えるべきときに耐え、攻めるべき時に攻めるという勝負どころを見極める上で、このボランチの存在は大きい。

　ブラジル出身。クルゼイロなど母国のクラブでプレーした後、2013年からJリーグでプレー。新潟では移籍初年度から4シーズンに渡りチームの中核として活躍し、2014年にはJリーグベストイレブンに選出された。

　2017年からは鹿島に移籍し、JリーグのみならずACLでも並み居る強豪を相手に能力を発揮。鹿島のACL優勝に大きく貢献した。今季もタイトルを争うチームを支えている。

　中盤の底で、自らの間合いに入ってきた相手から確実にボールを奪う能力が高い。奪ったボールを味方へ正確に預け、守備から攻撃への切り替え役も果たす。今季はドリブルで複数の選手を抜き去ってゴールしたり、目の覚めるようなミドルシュートを決めたりと、フィニッシュのアイディアも見せている。中盤の要であるこの選手に対し、仙台は余裕を持たせない展開に持ち込みたい。