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　Jリーグでも屈指の守備力を誇るGK。素早いシュートストップを持ち味とするこのGKは、仙台にとって大きな壁であり続けてきた。

　年代別のポーランド代表経験を持つカミンスキーは、2008年から母国のプロリーグでプレーを続け、2015年に初めての国外移籍で磐田に加わり、Jリーグでの挑戦をスタート。加入初年度から先発に定着し、当時J2だった磐田のゴールを守り続けてJ1昇格に大きく貢献。翌2016年からのJ1での戦いでも能力を発揮し、今に至るまでチームを支えている。

　素早い判断力に裏打ちされたセービングが、カミンスキーの武器だ。相手にシュートを打たれる前に適切なポジションを取ってコースを限定し、打たれても素早く反応して食い止める。磐田の失点数減少の背景には、この名GKの存在がある。また、今季は明治安田生命Ｊ１リーグ第6節・湘南戦で、セーブ後に素早く攻撃に切り替え、スローイングによりアシストを記録している。攻撃においても、その素早い判断を活かすことができるGKでもある。仙台はこの壁を破り、ゴールを奪いたい。