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MF 37 中原 彰吾 Shogo NAKAHARA

1994年5月19日生まれ 177cm/68kg 北海道出身
コンサドーレ札幌U-12→コンサドーレ札幌U-15→コンサドーレ札幌U-18→コンサドーレ札幌→コンケーンFC(タイ)→北海道コンサドーレ札幌→ガンバ大阪→V・ファーレン長崎→北海道コンサドーレ札幌→ベガルタ仙台(2019年加入)

中盤の組み立て役。
高いパス能力に期待。

 退路を断っての決断だった。7月25日、中原彰吾は札幌から仙台へ移籍。合流初日の練習後、会見の場で「今後の自分のサッカー人生を考えて決断しました」と、その思いを口にした。

 北海道出身。U-12から札幌のアカデミーで育つ。トップチーム昇格後、タイのコンケーンFC、G大阪や長崎といったクラブへの期限付き移籍で経験を積む。しかし、今回は完全移籍で新天地に飛びこんだ。

 得意なプレーは、多彩なパス。主にボランチでプレーし、中盤の底から多方向に向けてボールを送る。「視野の広さを活かしてパスを供給したい」という自身のアピールポイントのもとで、仙台の攻撃を組み立てる役割を担おうとしている。長短、強弱を使い分け、味方の動きを見逃さずにパスを供給。相手が守備を固めても崩せるようなパスワークを構築する人材として、仙台に求められた。

 公式戦からしばらく離れていたことから、合流直後はまだ試合勘を取り戻したり、新しい仲間との呼吸を合わせたりしているところだ。8月4日の練習試合・仙台大学戦では、60分のゲームでフル出場し「こうして試合を重ねるごとに互いに要求していることがわかってくるので、もっと合わせたい」とさらなる成長を誓った。それを受けた10日の明治安田生命J1リーグ第22節・FC東京戦では仙台の一員としてデビューを果たしたが、「もうちょっと焦れずにボールを動かしながら厚みを持った攻撃を最初からできたら良かった」という結果に終わった。「自分としては何もしていないので、本当に申し訳ないし、次に切り替えてやるしかない」。苦い経験も糧にして、中原は次の出番をつかむため新天地で己を磨く。