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　今シーズン、副キャプテンに就任したMF蜂須賀孝治。右サイドバックとして、攻守にハードワークし、クロスボールやシュートで相手の脅威となり、守備でも体を張って奮闘中。体調不良で欠場した第18節・浦和戦を除く、全てのリーグ戦に出場している。今シーズン前半戦、キャプテンマークを巻くことが多かったシュミットダニエルが移籍したことで、ここ数試合はキャプテンマークを巻いて試合に臨み、チームを引っ張っている。

　前節・川崎F戦は久々に3バックで戦い、右ウイングバックでプレーしたが、いつも通りパワフルな縦突破から決定機をつくり、守備も奮闘した。「外に張ってくるサイドバックやサイドハーフへ守備に行きやすかったのでやりやすかったです。激しく行けば取れると思いました」としっかりチームの狙いを理解しながら戦った。

　しかし、結果的に2失点に絡み、ドローに終わったことで「2失点とも僕のところでやられてしまいました。みんな、気持ちものっていましたし、渡邉監督も『打倒川崎F』と言っていて、結果に結びつけたかったので、勝点2を失った感覚の方が大きいです」と自身のプレーを反省し、勝点1にとどまったことを悔やんだ。

　その上で「今度はチームを救えるようになりたい」と語った蜂須賀。チーム一の熱血漢は、必ずや悔しさを力に変えてくれるはずだ。若手からチームを引っ張る立場へと変わったプロ7年目。いつも変わらぬ熱き想いを胸に、今日も激しく戦う。