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　今シーズン、松本から完全移籍加入したMF石原崇兆。清水ユースからJ2岡山に加入し、その後、松本に移籍し、昨シーズンは左ウイングバックのレギュラーとして活躍し、J1昇格に貢献した。仙台では左サイドハーフとして切れ味鋭いドリブル突破や、シュートやアシストなどゴールに絡むプレーを見せて、ここまで22試合に出場している。

　3月10日に行われた明治安田生命J1リーグ第3節・神戸戦で初めて先発出場し、4月6日の第6節・鳥栖戦ではハモンロペス、4月28日の第9節・G大阪戦では長沢駿、5月12日の第11節・広島戦では松下佳貴のゴールをアシスト。全て試合終了間際のゴールのアシストで、非常に印象的な活躍を見せた。

　6月以降、関口訓充が調子を上げ、途中出場が増加。また夏は負傷により戦列を離れた。苦しい時期を過ごしたが、8月31日の第25節・鳥栖戦で公式戦に復帰。前節の横浜FM戦では、好調時のドリブル突破の切れ味が戻り、試合終盤ゴール前に顔を出して惜しいシュートも見せており、コンディションは確実に上がって来ている。

　そして、いよいよ古巣の松本との対戦。前回アウェイでの対戦時も「一番楽しみにしていた試合。対戦するからには負けたくない」と意気込んで見事勝利。今回の一戦にかける思いも強い。「J1でまだゴールがないので意識したい」とゴールへの意欲も旺盛だ。ぜひとも古巣相手にJ1での初ゴールを決めて欲しい。