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　仙台サポーターにとっては、懐かしい顔だ。仙台でJリーガーとなった島川俊郎が、ユアテックスタジアム仙台にやってくる。

　柏のアカデミーで育ち、足下のパス能力などを磨く。そして2009年、当時J2だった仙台に加わった。仙台ではDFとして、センターバックやサイドバックでの練習を重ねていた。その後、東京Vや秋田への移籍を経験し、特に秋田ではキャプテンを務めるまで成長。2016年からは山口、栃木、甲府といったクラブで成長を続けた。

　今季からは、J1に昇格した大分に加入。ボランチとしてチームを支えている。もともと、ピッチ上にいる味方の位置を素早く把握して繰り出すパス能力は高い。力強いボール奪取能力を身につけた今の島川は、守備から素早く攻撃に切り替えパスする役割を果たす。

　今季の4月14日に行われた明治安田生命J1リーグ第7節の対戦では、島川は先発出場し、仙台の守備を“ずらす”パスを何度も出してきた。あのときは大いに苦しめられたが、今回の対戦では逆にここからのパスを止めたい。