MF 13 中村 充孝 Atsutaka NAKAMURA
1990年9月13日生まれ 174cm / 67kg 大阪府出身
青英学園ＳＣ→エテルノ青英ＦＣ→市立船橋高→京都サンガF.C.→鹿島アントラーズ（2013年加入）
個人能力に優れた選手が多く揃う鹿島の中でも、足元のテクニックが際立っている選手が中村充孝だ。パス、ドリブル、シュートを適確に繰り出して、巧みに決定機を演出するMFであり、仙台守備陣が警戒すべき存在だ。
2009年に市立船橋高校から当時J1京都に加入し、プロ生活をスタート。翌2010年に出場機会を増やす。J2でプレーしていた2011年からの2シーズンは、チームの主力に成長した。2013年からは鹿島に加わり、J1トップレベルの舞台で攻撃センスを発揮し、多くのタイトル獲得に貢献してきた。
中村は主に2列目、サイドのMFで起用されることが多いが、FWでのプレーも可能。どのポジションでも、周囲の味方の特長を生かす攻撃手段を瞬時に選び、ピッチ上で表現する。仙台と対戦した今季の明治安田生命J1リーグ第20節では、濃霧で視界不良の状況でも確実に味方と連係し、前半終了前には絶妙なスルーパスで先制点をアシストした。この選手に余裕を持ってプレーさせないような厳しい守備が、仙台には求められる。