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DF 2 永戸 勝也 Katsuya NAGATO

1995年1月15日生まれ 173cm / 73kg 千葉県出身
中志津SC→P.B.J千葉Jrユース→八千代高→法政大→ベガルタ仙台(2017年加入)

プレースキッカーにも挑戦。
自慢のクロスにも磨きかける。

 昨シーズン法政大から加入し、2年目のシーズンを送る永戸勝也。昨年7月に右足外くるぶしの脱臼骨折と内くるぶしの靱帯損傷で全治6ヶ月の大ケガを負ったが、予定よりも早く昨年末、トレーニングに復帰。今シーズンは開幕前のキャンプからケガ無く過ごすことができ、明治安田生命J1リーグ開幕戦・柏戦で公式戦に復帰した。

 永戸の持ち味は精度の高いクロスボール。鋭い弾道のキックや、ボールを高くふんわり上げるキックなど、さまざまなクロスボールを蹴り分けられるのが魅力で、昨シーズンは永戸のクロスから多くのゴールが生まれた。今シーズンもクロスからの得点を増やそうと、日々の練習で精度に磨きをかけている。11日の第7節・名古屋戦では左サイドで相手陣内深くに進入し、低く鋭いクロスを上げ、それが石原直樹の先制ゴールにつながった。

 今シーズンはさらにプレーの幅を広げようと、さまざまな挑戦をしている。まずはプレースキッカーに挑戦。精度の高いキックを武器に、コーナーキックやフリーキックで得点機会をつくろうと、キックに工夫を凝らしている。また、サイドに張ってクロスを上げるプレーだけでなく、カットインしてシュートを狙ったり、FWと絡んだりといったプレーも増えた。

 昨シーズンまでの縦突破からクロスボールだけではない新たな魅力を見せている永戸。左サイドからゴールに絡むプレーに一層の期待がかかる。