PLAYERS FILE HOMEMATCHDAY PROGRAM
「V PRESS」

　MF11郷家友太は走り続ける。キックオフからタイムアップまで、力の続く限り。眼前の相手にプレッシャーをかける守備でも、ゴールに向かう攻撃でも、走る。そしてボールを奪ったりパスを出したりした後にも、動きを止めず、走り直す。すべては、チームを勝たせるため。サポーターとともに喜びを分かち合うため。

　宮城県多賀城市出身。ジュニアユース時代まで纏ったベガルタゴールドのユニフォームを、2023シーズンに再び身につけた。このシーズンに10得点したが、チームを低迷から救えなかったことを反省。「チームのために何ができるか、もっと考えるようになった」と、もともと質の高いランニングを、運動量の求められる2024シーズン以降のスタイルの中でさらに高めた。キャプテンとしてチームを引っ張る立場になった今シーズン、郷家はここまでで2桁得点を記録するとともに、数字に出ない様々なところでチームを支えている。仙台の地で、さらに成長を続けている郷家。チームのために、勝利のために、今日も走り続ける。