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「V PRESS」

2026シーズンホーム初戦。
新たな力を加え、前への推進力で
八戸の堅守を破る

 2026シーズンのJリーグが、いつもと違ったかたちで開幕。ベガルタ仙台は、2月から6月までに開催される明治安田J2・J3百年構想リーグの舞台で戦っている。地域リーグラウンドでEAST-Aグループに入った仙台は、開幕から3試合がアウェーゲームという厳しい日程だったが、これを3連勝。長い間離れていたユアテックスタジアム仙台に戻り、ホーム開幕戦を待ちわびていたサポーターの前で、2026シーズンのチームをお披露目する。

 昨シーズンの課題として残っている、勝負を決める得点をひとつでも多く決めること。その攻撃力アップのため、百年構想リーグでは様々なチャレンジが試みられている。指揮3シーズン目の森山佳郎監督は、キャンプでの練習メニューから工夫を加え、さらに攻撃時に人数をかけやすくなる3-5-2のフォーメーションを基本とした新システムを導入。選手の組み合わせも数多く試し、先発メンバーも開幕まで固定せずに準備を進めてきた。アウェーの3試合で見られたそうしたチャレンジが、ホームでどういう内容と結果として示されるのか、キックオフのときを楽しみに待とう。

 今節の対戦相手である八戸は、仙台の新シーズンのチャレンジが試されるタイプの相手だ。八戸は2025シーズンのJ3では2位になり、J2に昇格した。特徴は守備力の高さで、同シーズンのJ3リーグ戦38試合で記録した総失点23は全チームで最少だ。全員がハードワークを怠らずに相手のボール保持者を追い、押された時には人数をかけてゴール前に壁を築く。今シーズンは最終ラインにJ2経験者のDF2平松航やDF41白井陽貴といった実力者を補強し、さらに堅陣を築こうとしている。この百年構想リーグでも初戦となった第2節では無失点でJ3群馬に1-0の勝利をおさめ、第3節ではJ2湘南に0-1で敗れたものの、終盤まで相手の攻め手をことごとく封じた。攻撃に素早く転じれば、MF7佐藤碧の技術やDF5稲積大介のクロスなどで決定機を作る。前線ではエースFW10澤上竜二ら既存戦力に加え、パワーのある新戦力FW90イスマイラがゴールを狙う。

 仙台はこの堅守のチームを相手に、ここまで3試合で7得点の攻撃力を見せたい。前節の栃木SC戦では、機動力のあるMF27岩渕弘人とドリブラーMF37杉山耀建が仙台加入後初ゴールを決めた。彼らはもちろん、第2節の横浜FC戦で決勝点を決めたFW9宮崎鴻の強さ、第1節の栃木C戦でロングシュートを決めたFW34古屋歩夢の積極性など、それぞれの武器を生かし、仙台は八戸のゴールを狙う。セットプレーでもMF10鎌田大夢やMF8武田英寿のキックに、DF5菅田真啓やDF44井上詩音らが飛びこむかたちで相手のゴールを攻略できる。

 舞台は整った。今シーズンのホーム初戦でも、ベガルタ仙台が BREAK THROUGH で新鮮な驚きを見せ、勝利の喜びを届けてくれることを期待しよう。