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VP EYESMATCHDAY PROGRAM
「V PRESS」

グループ首位通過を決めてホームに帰還。
相手の厚い攻撃を封じ、
プレーオフにつなげる勝利を

 特別大会として開催されている明治安田J2・J3百年構想リーグの地域リーグラウンドも、この第18節で最終戦を迎える。EAST-Aグループを戦ってきたベガルタ仙台は、ここまでの17試合でわずか1敗。第16節が終わった時点でこのグループの首位を確定させ、プレーオフラウンドでは各グループの首位チームたちと戦うことが決まった。その後、第17節・湘南戦に勝ち、ホーム・ユアテックスタジアム仙台へ戻ってきた。この地域リーグラウンドを締めくくる一戦で、今シーズンのここまでに培ってきた力を披露し、プレーオフでの厳しい戦いにつながる結果を出したい。

 今大会のここまで、就任3シーズン目の森山佳郎監督は様々なチャレンジをチームに求め、そこに選手たちも応えてきた。試合ごとに少なからず課題が出て、PK戦にもつれる試合が続くなど順調とは言い難い時期もあった。それでも、数多くの選手たちがピッチに立ち、競争し、試合ごとに新しいヒーローが生まれるような流れを作って、仙台は一歩一歩成長を続けている。今節にも結果を出すうえで、試合のメンバーに選ばれた選手たちがピッチ上で積極的にチャレンジする姿が見られるだろう。

 今節にチャレンジする相手は、横浜FCだ。彼らは昨シーズンにJ1を戦っており、個人個人のプレー基準は高い。そして今シーズンから指揮をとる須藤大輔監督のもとで、攻撃では前に人数をかけ、守備では高い位置で激しく相手を追いこむプレッシングを敢行。超攻撃的スタイルのチームだ。このような相手に対し、仙台は腰が引けた戦いをしていては押しきられてしまう。見方を変えれば、こういう相手に対しても果敢にチャレンジすることが、仙台にさらなる成長と結果をもたらすことになる。

 仙台はまず相手の厚い攻撃を、これまで鍛えてきた組織的守備で食い止めたい。前節では縦に速い湘南の攻撃を食い止めたDF5菅田真啓ら守備陣は、球際での強さや、互いを素早くカバーする危機察知能力で、これまでも多くのピンチを防いできた。相手のパワフルなFW90アダイウトンやテクニカルなFW10ジョアンパウロら多彩な攻撃の担い手にも力強く対応し、DF44井上詩音のシュートブロックやGK33林彰洋のファインセーブといった個人の力を生かし、前節に続く無失点を狙う。

 そしてボールを奪ったら、前がかりな相手の背後を突く攻撃を繰り出したい。MF8武田英寿やMF10鎌田大夢の配球から一気に前線につなげればベストだが、それが阻まれたとしても何度もボールを追って、こちらが厚い攻撃を発揮すれば相手のゴールは破れる。湘南戦ではFW18梅木翼が競り合いを制し、FW40安野匠が果敢にプレッシャーをかけ、そしてFW7荒木駿太がこぼれ球をしっかりおさめて終了間際のゴールにつなげた。今大会で伸びたドリブラーMF15南創太やターゲットマンFW20中田有祐といった若い力の勢いも生かしたい。

 個人でも、チーム全体でも、いくつものBREAK THROUGH を果たしながら進んでいる今シーズン。地域リーグラウンドの最終戦でも、新たに殻を破ってプレーオフラウンドにつながる勝利をつかもう。