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VP EYESMATCHDAY PROGRAM
「V PRESS」

明治安田J2・J3百年構想リーグを
勝利で締めくくり、タイトルへ。
半年近くで培ってきたすべてをぶつける

 半年近くを駆け抜けてきた明治安田J2・J3百年構想リーグも、このプレーオフ第2戦でゴールを迎える。ベガルタ仙台は地域リーグラウンドEAST-Aグループを1位で終え、各グループの1位チームが集まるプレーオフラウンド1-4位決定戦へ。第1戦をここ、ユアテックスタジアム仙台で行い、EAST-Bグループ1位の甲府を1-0で破り、ついにこのリーグの優勝が決まる試合に歩を進めた。

 特別大会のタイトルまで、あと1勝。仙台はこの半年近くで培ってきたすべてのものを、勝利のためにぶつけたい。今大会を前に新人5人を含む8人が加わり、激しい競争のもとで多くの選手がピッチに立ってきた。森山佳郎監督は自身も新システムや新たな組み合わせの選手起用などのチャレンジをするとともに、選手たちにもチャレンジする姿勢を求め、昨シーズンを超える内容と結果を出せるチームへ成長すべくトレーニングを進めている。結果を出しながら成長を続ける流れを作り、仙台はここまでやってきた。

 チームキャプテンを務めるDF5菅田真啓は、甲府戦後に言葉に力をこめた。「今は優勝だけしか考えていません。優勝できれば次のシーズンに向けて選手の自信になるし、いいスタートを切れると思うので、まずは優勝をしたいと思っています。今シーズンを通した1人ひとりの自信やプレーを決勝でぶつけたい」。個人としてもチームとしても成長した姿を、第2戦でもプレーする場所となったユアスタで見せるときだ。

 J2・J3全40クラブの今大会での頂点を決めるこの試合で、仙台がホームに迎えるのは富山。WEST-Aグループのトップに立つにふさわしい組織力を持ったチームだ。昨シーズン途中に就任した安達亮監督のもとで、攻撃的なスタイルを浸透させて地域リーグラウンド18試合で37得点。これは40クラブで2番目に多い数字だ。よく動いて互いのポジションを詰め、テンポよくパスを回して相手を崩す技に優れる。元韓国代表MF20チョンウヨンがパスワークの中核になってボールを動かし、ゴール前に多くの人数を送りこむ。ショートパスだけでなく、MF28布施谷翔やMF33髙橋馨希らのクロスなど中・長距離パスも状況に応じて繰り出す。様々な攻撃をしかけてくるが、特に縦パスを入れた後にワンタッチでずらすプレーで相手を揺さぶるプレーには注意したい。GK33林彰洋やDF44井上詩音、DF3奥山政幸、MF6松井蓮之ら守備陣の力をつなぎ合わせ、相手のパスワークを寸断したい。

 そして攻撃に転じれば、富山のスペースを確実に突きたいところ。守備から攻撃への素早い切り替えは、仙台の得意とするところ。攻撃的で最終ラインを押し上げてくる富山は攻撃の圧力が強い分、背後のスペースを空けやすい。相手の背後へ飛び出せるMF27岩渕弘人、パスで守備のラインのズレを突けるMF10鎌田大夢、守備の乱れた場所をドリブルで突き抜けるMF15南創太ら、攻撃の手数やアイデアを駆使し、攻撃体勢に入った富山を確実に崩すことで、仙台は何度でも相手ゴールネットを揺らし、勝利に近づける。

 出し惜しみはいらない。ピッチ上のチームも、ピッチの外から力を送る人たちも、ベガルタ仙台に関わるすべての人の力を結集して、この大会で最大のBREAK THROUGH を果たそう!