ベガチア2020

ブログリレー☆Kazane

ベガルタチアリーダーズ2年目のKazaneです☆

私がベガチアを初めて見たのは2017年の東北チアフェスティバルの時でした。
たくさんのチアリーダーを見てみたいと思いチアフェスに参加し、そこでベガチアに出会いました!
大きなステージで踊る姿はとてもキラキラ輝いていてかっこよかったです。
「私もベガチアになりたい!」
と思い、2018シーズンのオーディションを受けようと決意しました。

オーディションの時に初めて訪れたユアスタ。
山形県から来た私にとって、仙台の人の多さ・地下鉄の本数の多さ・ユアスタの大きさなど、たくさんの事が新鮮で驚いたことを覚えています!
オーディション会場に到着すると知っている人は一人もいなく、他の人はとてもオシャレなパンプス。
一方、私はオーディションにも関わらず、雪国から来たのでムートンブーツ…。
今でもKotonoに「懐かしい」と笑われています。
オーディションはとても緊張して、ダンスの前に自分の名前を伝えるときや面接では声が震えていました。
合格発表の際、自分のエントリーナンバーが呼ばれた瞬間のうれしい気持ちと不安な気持ちが混ざり合ったあの感覚は忘れられません。
練習が始まると、プロスポーツのチアリーダーの厳しさを知り、正直心が折れて泣いた時もあります。
小学生の頃は、仲の良い友達と一緒に踊って、発表してとても楽しかったです。
しかしベガチアになってから、プロのチアリーダーとはこんなにも厳しいものなのかと思い知りました。
開幕戦までのレッスンは、山形の実家から通っていた時期もあり、スケジュール的にも、体力的にも辛く、なにより他のメンバーにはできて、私にはできないことが多くて苦しみました。
特に苦戦したのは、自分を表現する・自分を魅せるということです。
私が山形でやっていたチアダンスは「みんなでそろえる」ことを重要視していました。
しかし、プロスポーツチアというものは「みんなでそろえる」ことはもちろん「自分をアピールする」ことも同じくらい大切です。
私にとってはそれがとても難しく、アピールしようとすると踊りがずれてしまい、なかなかうまくいきませんでした。
それでも私はチアダンスの「見ている人に笑顔や元気を届けられるところ」や「一緒に同じものを創っていくところ」が好きです。
そして、なによりもチアダンスを踊ることが好きです。
だからどんなことがあっても「チアを辞めたい」と思ったことはありません。
「チアダンスが好き」という気持ちは自分を強くしてくれるので、「チアダンスが好きだから続ける!」という気持ちで乗り越えられます。
そんな日々の中迎えた、2018年の開幕戦。初めてピッチに立ちました。
私は今までステージでしか踊ったことがありませんでしたが、360度お客さんのいるきれいなピッチの上は、風を感じて踊れる楽しさがありました。
今でもあの開幕戦の動画を見ると、グッと込み上げてくるものがあります。

1年間お休みしている間はインスタグラムでベガチアの活動を見たり、こっそりイベントに遊びに行ったりしていました!
健康体操教室やキッズキャラバン、Enjoyシェイプアップなど、パフォーマンスするだけではなく地域の方々と触れ合う活動に取り組んでいて
「さまざまなところへ訪問し、老若男女問わずたくさんの方々と関わり、
ベガルタ仙台やチアダンスを知ってもらうだけではなく、運動の楽しさや大切さを伝えていく。」
そんなベガチアの活動が好きだから復帰したいと思いました。
そして、昨年行われたベガチアOGスペシャルコラボパフォーマンスでは、たくさんの先輩方と一緒に踊り、たくさんのお話を聞くことができ、とても楽しかったのを覚えています。
久しぶりにピッチに上がって踊った時、初めてピッチで踊った開幕戦の時と同じような気持ちになり、改めて復帰を決意しました。

1年目は何もわからず、ただただ着いていくことだけに精一杯でしたが、ユアスタにいるみなさんの笑顔やメンバーの支えで立ち直り、あっという間に過ぎていきました。
2年目の今は新型コロナウイルスの影響で思い通りの活動が出来ず悔しい気持ちもありますが「どんなことをしたらサポーターのみなさんに楽しんでいただけるだろう」と考えながら活動しています。
横断幕を持ってピッチを一周する時やカントリーロードを踊っている時、サポーターのみなさんと目が合ったり、手を振ってもらえたり、言葉は交わせなくても心が通じていると感じられます!

ベガチアのメンバーはそれぞれに特徴や強みがあると思います。
しかし、私は自分の特徴や強みがわかりません。2年目の今でも模索中です。
だからまだ自分に自信が持てず、今でも不安で負けそうになる時が何度もあります。
でもそんな私を笑顔にしてくれるのは、サポーターのみなさんはもちろん、メンバーや関係者の方々、周りの人達、そしてチアの存在です。
小さい頃からの夢をかなえられている今だからこそ、支えてくれるみなさんに対して過去・現在・未来の感謝の気持ちをチアリーダーの私にしかできない方法で伝えていきたいと思います。

今はなかなか近くでお話することは難しいですが、インスタグラムなどでいただくコメントは私が頑張る源になっています!
いつも温かいコメントをありがとうございます☆
これからも「笑う門には福来る」と「挫折の分だけ成長する」という言葉をモットーに、ベガルタチアリーダーズの活動を誇りに思い、たくさんの方々に笑顔と元気をお届けします!
これからもベガルタ仙台、そしてベガルタチアリーダーズの応援をよろしくお願いします!