
2025明治安田J2 第31節 北海道コンサドーレ札幌 2025年09月27日 (土) 14:04 キックオフ 大和ハウスプレミストドーム
0 前半 2
0 後半 1
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
スターティングメンバー
| GK | 51 | 高木 駿 |
| DF | 2 | 髙尾 瑠 |
| DF | 15 | 家泉 怜依 |
| DF | 50 | 浦上 仁騎 |
| MF | 33 | 近藤 友喜 |
| MF | 31 | 木戸 柊摩 |
| MF | 6 | 高嶺 朋樹 |
| MF | 3 | パク ミンギュ |
| FW | 7 | スパチョーク |
| FW | 71 | 白井 陽斗 |
| FW | 11 | 青木 亮太 |
控え
| GK | 1 | 菅野 孝憲 |
| DF | 4 | 中村 桐耶 |
| DF | 25 | 大﨑 玲央 |
| MF | 10 | 宮澤 裕樹 |
| MF | 14 | 田中 克幸 |
| MF | 30 | 田中 宏武 |
| MF | 35 | 原 康介 |
| FW | 20 | アマドゥ バカヨコ |
| FW | 90 | マリオ セルジオ |
スターティングメンバー
| GK | 1 | 堀田 大暉 |
| DF | 25 | 真瀬 拓海 |
| DF | 44 | 井上 詩音 |
| DF | 5 | 菅田 真啓 |
| DF | 3 | 奥山 政幸 |
| MF | 6 | 松井 蓮之 |
| MF | 10 | 鎌田 大夢 |
| MF | 32 | 山内 日向汰 |
| MF | 14 | 相良 竜之介 |
| FW | 11 | 郷家 友太 |
| FW | 99 | 宮崎 鴻 |
控え
| GK | 21 | 梅田 陸空 |
| DF | 2 | 髙田 椋汰 |
| DF | 39 | 石尾 陸登 |
| DF | 42 | 石井 隼太 |
| MF | 4 | 湯谷 杏吏 |
| MF | 17 | 工藤 蒼生 |
| FW | 9 | エロン |
| FW | 40 | 安野 匠 |
| FW | 48 | 中田 有祐 |
DATA
○入場者数/13,515人
○天候/屋内、無風 ○気温/24.6℃ ○湿度/41%
○ピッチ/全面良芝 ○時間/90分
○主審/吉田哲朗 ○副審/阿部将茂 千葉直史
COACH INTERVIEW監督記者会見
入りも非常に良く、我々の課題は15分から30分のところに失点が多いというところと、札幌さんはそこで得点が多いというところで、そこは気をつけるポイントだったのですけど、そこも乗り切って、逆に(後半)30分からラスト15分は札幌さんの失点が多いというところはうまく突いていけたのは良かったと思います。
かなり守備の集中度が高く、奪ってからも強気で攻撃にいけて、3バックでビルディングアップ自体はいろいろ相手も変わりながらやったのですけど、そういう特徴のある相手に対して強気で守備もして、攻撃も後ろからどんどん追い越していくというところはだいぶ表現できたかなと思います。
後半も、昨年とか今年の前半戦もそうですけれども、勝っていて後半は守り倒すというのがパターンだったのですけど、しっかり逆に3点目をいつても入れられるよ、という姿勢は示せたかなと思います。実際に、かなり決められそうなシーンは多かったと思うので、相手の枠内シュートをゼロに抑えられたのもかなり良かったなと思います。
- 前半からハイプレスがすごく効いていて、ほとんど相手に前進させなかったと思いますが、用意していたプレーではどのあたりを意識してうまくいっていたのでしょうか。
まずはFWのチェイスのところと、そこに連動してボランチがいくのかサイドハーフがいくのかというところは、いくつかの相手の状況を見ながらですけど、ちょっと柔軟に対応できるような準備はしていたので、そこはうまくいったかなと思います。
- 札幌は3バックの右が上がって、4枚気味、2枚気味になることも多かったと思いますが、そこへの対応はどうされていましたか。
そこもわかっていたというか、そこに高嶺(朋樹)選手が落ちてくるパターンもあったので、これとは決められないけど、ある程度こちらが準備していたものがうまく当たってくれたかなというところはあります。
- 前節の山形戦に続いて同じようなスタイルのチームに、同じような試合展開でいい形でおさめることができたので再現性はあったかなと思いますけど、こういういい試合を2試合続けられたことはどう思いますか。
(2節前の)水戸との試合も良かったので、今シーズンでは珍しく3試合いいゲームが続いていて、ここまでは1試合いいと次の試合があまり良くないというのが前半戦では繰り返しでした。相手もちょうど緊張感のある、水戸の後に山形、その後に札幌ということで、いいゲームをしたあとも次にやはり強い相手というのは良かったかなと思います。前半戦は、後半戦もそうですけど、上位といい試合をして次は降格圏の相手に勝てないということの繰り返しで、「勝点をここで取れよ」というときに取れなくて、上位対決に勝つとか、そういうもったいないというか、ちょっとこちらから相手にチャンスを与えるような試合が多かったえです。この3試合はかなりいいゲームが続いていて、次に向けてもまた相手がよく、そこは何も言わなくてもちょっと集中して戦わないとだめな相手なので、ここは集中できるのではないかなと思います。
- 荒木駿太選手が今日はベンチ外でしたが、どうしたのでしょうか。
風邪です。
- その荒木選手の不慮の事態もありましたけど、山内日向汰選手が初先発で、セットプレーや守備でもがんばっていました。先発起用した意図と、評価をお願いします。
来たばかりの頃は、うまいけど、ちょっと守備の強度とかハードワークとかが足りないかなという印象だったのですけど、出られないサブ外のような試合もあって、本人も相当「このままじゃだめだ」という気持ちでがんばっていて、ここ最近はスタートで使ってもいいかなという雰囲気は出していました。ただ、勝っているとどうしても出しにくい面があって、なかなか出場の機会が、負けている試合だと出てくるようなパターンだったのですけど、今日の試合でしっかりレギュラー争いに食いこんでいくということは自分で証明してくれたのかなと思います。
- 山内選手の関わった前半の2点につながったセットプレーはどうみていますか。
合わせやすいボールとか、あとは直接決めたものも、蹴った瞬間に、近い(距離)より、多分彼はあのぐらいの距離が得意なのかなというのは、トレーニングでも見せていたので、本当に大事なところでいい活躍をして、本当に良かったです。
- 札幌目線でいきますと、後半は特にビルドアップからの出しどころに苦しんでいた印象がありました。あのあたりも2-0のリードはありましたが、準備されていたことはあったのでしょうか。
結構、私はそこまでいかないのかなと思っていたら、選手がやはりかなり前がかりになって。「引け」とは言っていなくて「強気でいこう」とは言っていましたけど、0対0ぐらいの勢いで、かなりサイドハーフとかで牽制して、自分のポジションを飛び出してプレスにいくようなアグレッシブさを見せてくれたので、相手として出しどころにプレッシャーがかかって、苦しそうな状況を作れたので、そこは良かったかなと思います。最後は放りこまれるような場面も多かったですけど、空中戦でも、CKが続いたときにはちょっと危ない雰囲気はありましたけど、そこでもかなり空中戦でがんばってくれて、なんとかゼロ(失点)でおさえられたのは、自信になるかなと思います。
- 森山監督と同じように、札幌の柴田慎吾監督はミハイロ・ペトロヴィッチ監督の影響を多分に受けていますが、札幌のサッカーにそのエッセンスを感じとられることはありましたか。
(札幌の)前節の徳島戦は本当に、後ろから前の5人に入ってそこからフリックやワンツーをして、ワンタッチコンビネーションとかで崩していくのは、そうですよね。ユースの監督で5年一緒にやらせてもらっていたこともあるし、自分たちもユースでトップのやっていることをしっかり下に落としてというか、そういうこともやっていたので、そこでフリックが入って潜って3人目がいくとか、そういうシーンは、前節のゲームはかなりいいゲームをして、おそらく自信を持ってこられたと思います。ただ、徳島さんがちょっと引き気味にきたので、あのように引き気味にいくと、こうやられてしまうな、というのを、またひとつちょっと、前からいかないとこれはまずいな、というのは徳島戦のゲームを見て、やはりそれは感じました。やっぱり引いてきて出どころが自由だと、やはり中に差し込んだときに、そこから刺さったときにトントンとやってくるので、そこは出どころをおさえることにエネルギーを使ったかなと。よく走ったと思います。
MF 32 山内日向汰選手
チームとして強気で入って、そのまま強気で試合を終われて良かったと思います。守備のところは自分の課題だと思っていたので、まずはここでやることによってより試合の時間も延ばせると思ったので、そこは整理できたところを表現できたのかなと思います。
(先制点につながるFKは)リュウ(相良竜之介)が走っているのも、その奥におっくん(奥山政幸)が走っているのも見えていたので、おっくんなら勝つと思っていて、そのあとにリュウと(宮崎)鴻君で抜け出せたシーンを作り出せたと思います。
(追加点になった直接FKは)(鎌田)大夢と話して自分が蹴ろうと思い、打ったら入って良かったと思います。初めて試合で直接FKを蹴りました。
自動昇格に向けても大きいし、サポーターのみなさんに勝点3を届けられたことをうれしく思います。
GK 1 堀田大暉選手
相手に打たせた枠内シュートがゼロだったので、本当に僕以外のフィールドプレーヤーのみんなが体を張ってがんばってくれたおかげだと思っていいて、みんなに感謝したいですね。
味方が高い位置で取りにいく中で、僕自身のポジショニングも90分間を通して集中を保ちながら、背後に流れてきたボールをしっかりチャレンジできる準備をし続けられました。ディフェンスラインを含め、高い集中を続けられたことが無失点の要因だったと思います。
自分たちがやるべきことを試合の入りから終わりまでしっかりやりきったことで勝点3を取れたと思うので、そこは変わらず、相手に隙を見せることなく、次の試合も入りのところから自分たちが積極的にゴールを取りにいく戦いを続けていきたいと思います。