2025明治安田J2 第3節 大分トリニータ 2025年03月01日 (土) 13:03 キックオフ キューアンドエースタジアムみやぎ
2 前半 0
0 後半 0
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
スターティングメンバー
GK | 33 | 林 彰洋 |
DF | 25 | 真瀬 拓海 |
DF | 44 | 井上 詩音 |
DF | 5 | 菅田 真啓 |
DF | 39 | 石尾 陸登 |
MF | 10 | 鎌田 大夢 |
MF | 8 | 武田 英寿 |
MF | 11 | 郷家 友太 |
MF | 14 | 相良 竜之介 |
FW | 9 | エロン |
FW | 47 | 荒木 駿太 |
控え
GK | 21 | 梅田 陸空 |
DF | 3 | 奥山 政幸 |
DF | 13 | 實藤 友紀 |
MF | 6 | 松井 蓮之 |
MF | 17 | 工藤 蒼生 |
MF | 24 | 名願 斗哉 |
MF | 27 | オナイウ 情滋 |
FW | 18 | 梅木 翼 |
FW | 99 | 宮崎 鴻 |
スターティングメンバー
GK | 32 | 濵田 太郎 |
DF | 3 | デルラン |
DF | 31 | ペレイラ |
DF | 34 | 藤原 優大 |
DF | 44 | 吉田 真那斗 |
MF | 14 | 池田 廉 |
MF | 16 | 茂 平 |
MF | 18 | 野嶽 惇也 |
MF | 25 | 榊原 彗悟 |
MF | 38 | 天笠 泰輝 |
FW | 9 | 有馬 幸太郎 |
控え
GK | 24 | 佐藤 隼 |
DF | 4 | 薩川 淳貴 |
DF | 27 | 松尾 勇佑 |
DF | 33 | 宮川 歩己 |
MF | 10 | 野村 直輝 |
MF | 19 | 小酒井 新大 |
MF | 28 | 清武 弘嗣 |
FW | 21 | 鮎川 峻 |
FW | 39 | 有働 夢叶 |
DATA
○入場者数/11,437人
○天候/晴、弱風 ○気温/18.8℃ ○湿度/24%
○ピッチ/全面良芝 ○時間/90分
○主審/エリオットベル ○副審/田尻智計 緒方孝浩
COACH INTERVIEW監督記者会見
前節の徳島戦では前半がかなり強風の風下で、悔しい内容で全く攻撃できず、後半にだいぶ盛り返して決定的なチャンスも作れたのですけれども、ネットを揺らせなかったということで、今回はホームですし、グラウンドもいいので、しっかり床で、というかピッチを有効に使って、そのメンバーと相手の対策も含めて、しっかりボールを動かしていくというやり方を選択して、うまくいったかなというところです。
相手もそんなに前からガンガンくるわけではなかったので、落ち着いて鎌田(大夢)のところと武田(英寿)のところがちょっと変化をつけながらボールを動かして、ゴールに向かっていくというところで、前半も後半もゴールチャンスがあってあともう1点ぐらい決められれば最高ではありましたが、3試合で1失点というのは非常にいい、そこは引き続きやっていきながら、攻撃の方もいい形ができたので、これもまた積み上げていければいいのかなと思います。
- 相手陣内に進入したところでの攻撃の連係や崩しのかたちは、かなり手応えがあったと思うのですが、その評価はいかがですか。
大分が札幌といわきにほとんどチャンス作らせないぐらいの守備をしていたので、今日はなかなかネット揺らせない、ゴールをこじ開けるのはなかなか難しいのでは、というのはありましたけれども、かなりみんなアグレッシブで、「勇気を持って攻めようよ」というのが今週のテーマだったので、そこは本当に、序盤からみんなゴールへ向かうというか、やれるじゃないかという気持ちを持ちながらやれたのがよかったかなと思います。
- 武田選手と鎌田選手のボランチは、どういったところが機能したと思いますか。
微妙に4-3-3的な感じの関係を作ったり、ダブルボランチになったり、そのへんは相手の食い付きを見ながら、流動的に、というところでした。うまくダブルボランチ気味になったときに相手が食い付いたら、また荒木(駿太)とかもうひとつ前にボールが入っていたので、そこをうまく相手がボランチを消しにきたところで、もうひとつ奥、というところも、うまくできたかなというところです。
- 仙台は相手がマンツーマン気味にハイプレスに来られるとどう対応するかが課題だったと思うのですが、今日は相手が想定内だったのか、それとも仙台に工夫があって来られなくさせたのか、どういう感じですか。
大分自体も徳島とちょっと似ているところがあって、後ろの5枚はマンツーマン気味にくるので、そこをうまく利用できた部分はあったと思いますし、ちょっと横移動とか斜め移動とかをローテーションで入れながら相手をつかまえづらくして、それでもついてきたら、そのついてきた穴を突く、というところは狙い通りやれたのではないかと思います。
- 攻撃について、今年は右だけでなく左や中央でもバリエーションを増やしたいと話していましたが、早速左からの連係でもゴールが生まれました。左サイドの攻撃はどう評価されますか。
去年は相良が左に一人いる感じで張って、距離感が悪く孤立していることも多かったのですが、今年はちょっと荒木と相良を、ポジション変わりながらでもいいので、距離を保ちながら二人で連係を図れるようになったのは非常にうまくできたかな、というところです。
- 去シーズンは突き放すところが課題のひとつでしたが、今シーズンは3試合目で2点差の勝利ができたことについてはどう評価されますか。
1点目で落ち着きを取り戻させてくれたエロンのゴールも凄かったし、相良のシュートは練習でも当たっていて、右足でも左足でも決められるので今年は二桁(ゴールを)取ってもらわないと困るというところでは、3戦目で「やっと1発目か」というところですけれども、あいつが足を振れば可能性は高まるので、どんどんそういうチャンスを作っていきたいというところです。今日のゴールはちょっと目が覚めるような素晴らしいゴールだったと思います。
- エロン選手が今シーズン初ゴールでした。去年はなかなかゴールにからめず苦しんでいましたが、開幕戦でもゴールに関わって、どういうところがさらに良くなってきているでしょうか。
去年は何か月かやってないような、ちょっとフィットしていないような状態で日本に来て、慣れるまでなかなか時間がかかったのですけれども、今年はオフシーズンも太ることなく戻ってきてくれたので、キャンプもかなりいい状態ではあったのですが、宮崎(鴻)を2戦連続で使っていたにも関わらず、やっぱり「俺を出せ」オーラが強烈で、燃えるものというか、期するものはあったんじゃないかなと思います。違ったタイプの二人が交互に活躍してくれればな、というところですけれども、エロンも「レギュラーは渡さないぞ」という姿勢やプレーを見せてくれていました。宮崎は宮崎でそれで燃える部分もあったと思いますし、入ってきて役割を果たしてくれたかな、というところでは、いい競争しながらです。でもエロン自体は非常に今いい状態だと思うので、今年は去年の中島(元彦)がいなくなって、中山(仁斗)と二人で(公式戦合計で)22点ぐらい取ったところを「誰が埋めるんだ」というところでは、今日決めた二人は二桁取ってもらわないと、その二人で20(ゴール)というところをやってくれれば、おのずと昨年以上の成績が導き出されるんじゃないかなと思っています。
- 今日はQスタで試合をしましたが、あらためて戦ってみて、サポーターたちの熱はもちろんですが、ピッチなどを含めて、どういう感想を持たれましたか。
おとといに初練習で(Qスタを使用し)、自分自身はスタンドから試合を見たことは何試合かあったのですけれども、実際にピッチに入って戦うのは初めてで、二日前の練習のときには「サポーターのところとピッチまで距離があるな、どうなるかな」と思って心配だったのですが、今日は試合が始まってみたら、逆に音がすごく響くというのか、サポーターのみなさんからの声援がビンビン選手たちに伝わっていたので、非常に良かったなと思います。グラウンドもかなりいい状態なので、トレーニングに来た時も、「これはもう下でいこう。浮き玉じゃなくて、下でいこうよ」というところでは、今日そういうサッカーもできて非常に良かったな、また来週につながるな、と思います。
MF 8 武田英寿選手
率直にうれしかったです。たくさんのサポーターのみなさんと勝利の喜びを分かち合えて、うれしかった気持ちが一番です。
今週に準備してきたものや、自分たちがやりたいことも表現できました。ただし、後半は30分間くらい相手のペースになったりなかなかボールを奪えなかったりしたことがあったので、サッカーの流れの中でそういう展開があるにしても、その時間帯を少しでも自分たちの時間帯にすることを増やせるように今後やっていきたいです。ただし、相手の時間帯でも体を張って(失点)ゼロで守れることもこのチームの強みだと思うので、決めるところを決め、守るところを守る、ということができて、今日はいいゲームだったと思います。
ホーム開幕戦をいい内容で勝てましたし、少しでも面白いと思ってもらえるようなゲームができたので、次も今日以上にたくさんの方に来ていただいて、いいゲームができるように、この一週間でまたいい準備をしていきたいと思っています。
MF 14 相良竜之介選手
ホーム開幕戦というところで、たくさんのサポーターのみなさんに入ってもらって、勝つ姿を見せたいと思って試合にのぞんだので、しっかり勝てて良かったと思います。
(ゴールシーンは)ペナルティーエリア付近でボールを受けられれば僕はミドルシュートに自信があるので、そこらへんでなるべく受けてシュートを打ちたいと思いながらポジションをとっていました。いいところでボールを受けられて、あとは思い切って(足を)振るだけでした。
僕たちはサポーターのみなさんの笑顔を見たいという気持ちでプレーしていて、本当にああやってすごい声量で応援してくださる方に返せるのは勝利だと思うので、しっかりと結果を出すことができたのは良かったと思います。