2025明治安田J2 第11節 愛媛FC 2025年04月25日 (金) 19:03 キックオフ キューアンドエースタジアムみやぎ
0 前半 1
1 後半 0
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
スターティングメンバー
GK | 33 | 林 彰洋 |
DF | 2 | 髙田 椋汰 |
DF | 44 | 井上 詩音 |
DF | 5 | 菅田 真啓 |
DF | 39 | 石尾 陸登 |
MF | 8 | 武田 英寿 |
MF | 6 | 松井 蓮之 |
MF | 25 | 真瀬 拓海 |
MF | 24 | 名願 斗哉 |
FW | 47 | 荒木 駿太 |
FW | 99 | 宮崎 鴻 |
控え
GK | 21 | 梅田 陸空 |
DF | 3 | 奥山 政幸 |
DF | 19 | マテウス モラエス |
MF | 10 | 鎌田 大夢 |
MF | 11 | 郷家 友太 |
MF | 17 | 工藤 蒼生 |
MF | 27 | オナイウ 情滋 |
FW | 18 | 梅木 翼 |
FW | 40 | 安野 匠 |
スターティングメンバー
GK | 36 | 辻 周吾 |
DF | 29 | 福島 隼斗 |
DF | 4 | 山原 康太郎 |
DF | 19 | 黒石 貴哉 |
MF | 16 | 細谷 航平 |
MF | 25 | 吉田 温紀 |
MF | 14 | 谷本 駿介 |
MF | 24 | 甲田 英將 |
MF | 48 | 行友 翔哉 |
FW | 18 | 田口 裕也 |
FW | 11 | 藤原 悠汰 |
控え
GK | 31 | 白坂 楓馬 |
DF | 3 | マルセル スカレゼ |
DF | 21 | パク ゴヌ |
DF | 44 | 森山 公弥 |
MF | 7 | 曽根田 穣 |
MF | 42 | エカニット パンヤ |
FW | 9 | ベン ダンカン |
FW | 10 | 佐藤 亮 |
FW | 90 | アルトゥール ヴィアナ |
DATA
○入場者数/7,679人
○天候/晴、弱風 ○気温/11℃ ○湿度/59%
○ピッチ/全面良芝 ○時間/90分
○主審/野堀桂佑 ○副審/大塚晴弘 小出貴彦
COACH INTERVIEW監督記者会見
前半に相手の2トップがかなり背後を狙ってきて、タイミングよく勢いを持ってきていたのですが、ちょっとディフェンスラインが下がったところで、失点シーンなんかはもろにかなり下がったところで、起点を作られて、そこから攻めこまれてCKというところです。CKでも簡単にマークを外してしまって、先制点を取られるとこういう苦しいゲームになるというのはわかっているところですけれども、攻撃もちょっと後ろで時間を使いすぎというか、持ってしまって、前節にいい感じでボールを持てたので「なんか俺ら持てるんじゃねえか」みたいな、前線の空いているスペースとかタイミングのいいアクションにボールを配球するんじゃなくて、後ろでなんだか時間をかけてボールを持っちゃったなというところです。そうすると必然的に相手はしっかり全員引いたかたちで、そこから崩していくというところは、あんまり良くありませんでした。右から何回かクロスを上げるようなシーンはありましたけれども、あまりいいかたちはできなかったかな、というところですね。
後半はもう、かたちとか動かし方というよりは、前に、前に行く気持ち、そういうところでは、何度かゴールチャンスを作る、もっと早く揺れていればというところはもちろんありましたけれども、最後はよく勝点1を拾ってくれたというか、勝点2を失ったとも言えますけれども、負け試合の最後の最後に1点を追いついて、我々は水戸戦、磐田戦に引き続いて、磐田戦は追いついてまた引き離されましたけども、失点して、何とか追いつくという気持ちのあるプレーみたいなところを見せることができたのかな、というところですね。あとそこから勝ち切るというところは、もうひとつのところですが、あそこで負けないところは、たくましさはちょっと出てきている部分かなと思います。
- スターティングメンバーは、連戦を見据えて入れ替えたところもあったのでしょうか。
そうですね。少しずつ回していかないと、中三日、中三日、中二日、中四日とか、そんな感じでかなり続いていくので、けが人もまたちょっと増えてきていますし、疲弊していくことも考えて、ちょっとずつメンバーは、ここからもいろいろ、それでうまくいかない部分もありますけれども、やっていきたいなとは思います。
- 試合前から警戒していたように相手の最終ラインにはボランチもこなす選手がいて、足下もうまいというところで、ハイプレスをうまくかわされたり質の高い前線の動きをされたりしたことはちょっときつかったかなと思ったのですけれども、前半はどのように見ていますか。
もちろん全部が全部はまるわけじゃないので、我慢して失点しないようにやっていければいいのですけど、やっぱりそのへんは相手もやはりチャンスを作っていきますし、前節の山形戦も3点を決めています。それは簡単じゃないので、山形さんもかなりチャンスを作られて、3回ネットを揺らされていますし、そんなに守備も簡単な物ではないですね。最後の最後にネットを揺らさせないというのは我々も強みなのですけど、セットプレーからやられてしまい、先制点はやっぱりかなり重要なので、そこで後手に回らざるを得なかったですね。そうすると相手ははっきりした戦いができますので、そういう意味では最初の失点が誤算だったというところです。
- 後半の頭から鎌田大夢選手を入れて、その後に郷家友太選手、オナイウ情滋選手と梅木翼選手を矢継ぎ早に投入しましたけれども、それはもう、何としても1点を、という気持ちだったのでしょうか。
そうですね、名願もだいぶゴールのにおいはしていましたけど、やっぱ最後は足をつっていましたし、代わった情滋が点にからんでくれて、やっとの思いで梅木が点を決めてくれたので、これはチームとしては、梅木のゴールはひとつの大きな喜びというか、苦労していましたので、決めてくれて本当に、貴重な勝点1だったと思うので、そういう意味では、「おめでとう」と言いたいですね。
- 連戦が続く中で、勝点1を何とか取れましたけども、この後はどういったところを修正していくのでしょうか。
いろいろな部分で修正が必要でしょうけれども、修正する時間もないので、当然今日のラインが深くなってしまったところはひとつの修正ポイントでしょうし、できるだけシンプルに前へとか、背後の動きをしっかり見てあげて使ってあげるとか、そこでその動きによって生まれてくる相手のスペースとかをしっかり突いていくところは、意識の問題ですね。
- この試合にあたり、前節までのフィードバックとしてもっとシュート数を増やすことを課題のひとつに挙げていました。今日の場合は展開的に仕方がなかったのか、それとも先程挙げてもらったシンプルに前に行くところ次第ではもっと増やせたと考えますか。
前半も、右サイドからクロスが入るようなシーンがあったと思いますけど、そこでも、もっとディフェンスとキーパーの間に、際どいボールに人が走りこんでいなかったら走ってない方が悪いぐらいの強気のボールとか、本当にボールが入るときには逆サイドとかボランチから1枚上がっていくとか、その辺のところは、引き続きです。そんなに「課題だからこうしよう」と言ってすぐそれが結果に出るものじゃないですし、そこは引き続きやっていきたいです。後半はかなりそういうシーンはあったと思うので、サッカーですからそんな、こっちがやろうとすることをやらせない相手がいて対応してくるので、そこのところは引き続き意識を高く持ちながら、またけが人とか出場停止もまた出ていますので、人が代わったり、いろいろけが人も多くなってきたりすると、なかなか連係の部分とかいろいろな部分も簡単じゃないです。ただしそれはもうやっていくしかないので、シンプルにクロスを入れるところは入れる、そこに進んでいくというところでは、入れるのか入れないのかというようなところで、だったらサポートにいった方がいいのか、クロスに飛びこみにいった方がいいのかっていうところでなかなか躊躇するような部分もあったと思います。そういう意味では、しっかりクロスを上げる場面は上げるとか、ここは持って相手を動かしてコンビネーションでいく、みたいなところの共有というかそういうのは、さらに連係を深めていかないといけないかなと思います。
- 0-1の状況でビハインドの攻撃というものは焦りとかそういったものが生まれやすいと思うのですけれども、オナイウ選手も梅木選手も冷静に仕事をしてくれたところには、色々積み重ねたものが出た手応えも感じられていますか。
そうですね。情滋もここのところ左(サイド)もチャレンジしてくれて、左からの突破をしてからの得点だったので、あれができれば今度右足も生きると思うので、まずは縦の突破で左、まだまだ精度はあれですけれども、左足を見せれば今度は右足は大きな武器があるので、当然右をやる場面も出てくると思うので、それは今日も、右からもクロスが2つか3つ入っていましたけれども、そこはいいボールは練習から上がっています。名願の方も、あとちょっとっていうか、惜しいところまでいけるけれども最後の詰めというか、最後のフィニッシュとかクロスのところで点につながるプレイという意味ではまだまだ精度が低いので、その前まで相手のちょっと怖いというか、脅威になるようなところまではきているので、まあ、成長してもらわないといけないな、という感じです。
MF 24 名願斗哉選手
結果は引き分けでしたけれども、誰一人この結果には満足していないし勝てた試合だと思っているので、やはり勝点をこぼしてしまった試合だったと思っています。
久しぶりのスタメンでしたが、最初からガンガン飛ばしていって、途中で代わるくらいの気持ちでやっていました。特に前半の最初の方は相手もタイトな守備で少しプレッシャーを感じたところはありましたが、それでもやれる自信はありました。それでも自分がボールを受けて前を向くとか前へ運ぶ動きはもっとできたと思います。
今日の試合もそうですが、あとは決めきるところだと思うので、練習からそこにこだわってやっていきたいと思います。
FW 18 梅木翼選手
僕たちの今の順位や去年の(J1昇格)プレーオフで負けたことを考えるとなんとしても勝たなければいけない試合だと試合前に監督からも話がありましたし、上を見て日々練習をしている中で、現状で勝点を積み上げないと自動昇格の位置に上がれない状況だったので、勝てなかったことがとても悔しいです。
昨年の夏にこのチームに加入させてもらって、自分自身もなかなか結果が出ない苦しさがありましたし、やってきたことがなかなか出せない日々が続いた中で、今日こうやってゴールを取れたことがうれしかったし、ここからどんどん複数得点を取れる選手になりたいと強く感じています。
(ゴールシーンは)前半からいいクロスが上がって中がうまく合わせられていないことが続いていた中で、(オナイウ)情滋がすごくいいかたちで前を向いてしかけてくれたので、僕はそれを信じて突っこむだけでした。