
2025明治安田J2 第12節 ヴァンフォーレ甲府 2025年04月29日 (火) 14:03 キックオフ JIT リサイクルインク スタジアム
0 前半 1
1 後半 1
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
スターティングメンバー
| GK | 1 | 河田 晃兵 |
| DF | 17 | 土屋 巧 |
| DF | 3 | 孫 大河 |
| DF | 40 | エドゥアルド マンシャ |
| MF | 19 | 宮崎 純真 |
| MF | 20 | 遠藤 光 |
| MF | 14 | 田中 雄大 |
| MF | 7 | 荒木 翔 |
| FW | 29 | 大島 康樹 |
| FW | 11 | 熊倉 弘達 |
| FW | 9 | 三平 和司 |
控え
| GK | 97 | 東 ジョン |
| DF | 2 | 井上 樹 |
| DF | 22 | 小出 悠太 |
| DF | 6 | 小林 岩魚 |
| MF | 4 | 山本 英臣 |
| MF | 16 | 林田 滉也 |
| MF | 25 | 平塚 悠知 |
| FW | 44 | 内藤 大和 |
| FW | 77 | マテウス レイリア |
スターティングメンバー
| GK | 33 | 林 彰洋 |
| DF | 2 | 髙田 椋汰 |
| DF | 44 | 井上 詩音 |
| DF | 5 | 菅田 真啓 |
| DF | 39 | 石尾 陸登 |
| MF | 6 | 松井 蓮之 |
| MF | 10 | 鎌田 大夢 |
| MF | 25 | 真瀬 拓海 |
| MF | 27 | オナイウ 情滋 |
| MF | 11 | 郷家 友太 |
| FW | 18 | 梅木 翼 |
控え
| GK | 21 | 梅田 陸空 |
| DF | 3 | 奥山 政幸 |
| DF | 19 | マテウス モラエス |
| MF | 8 | 武田 英寿 |
| MF | 17 | 工藤 蒼生 |
| MF | 24 | 名願 斗哉 |
| FW | 20 | グスタボ |
| FW | 40 | 安野 匠 |
| FW | 47 | 荒木 駿太 |
DATA
○入場者数/8,447人
○天候/晴、中風 ○気温/21.2℃ ○湿度/20%
○ピッチ/全面良芝 ○時間/90分
○主審/俵元希 ○副審/馬場規 若宮健治
COACH INTERVIEW監督記者会見
(コイントスで)風上が取れたこともあって、前半から果敢に、戦前は両チームとも5試合で1失点しかしていないというところで、限りなく0-0の可能性が高いゲームだろうなということで、選手には「0-0では絶対に終わりたくない」と共有していました。複数得点で勝つというところは我々の課題だったのですが、そこを前半からあれだけ押しこめたというのは、後半かなり風下で厳しい戦いが予想されて、2点目が取れなかったのがどう響くかなというところではあったのですけど、そこも逃げのパスだけじゃなくて、しっかり中盤を使いながら相手を動かすことができたことが、相手のプレスの威力を削ぐことにつながったんじゃないかなというところです。そこで1点を取れた、2点目が取れたというのは、かなり大きかったですね。
もちろんその後失点してしまいましたけれど、1失点はどうしても事故とか含めて、あれもちょっとクリアがゴール側にいって、相手に渡って、というところから崩された失点だったと思いますけど、あれは必ず、フリーキックからこぼれて詰められたとかそういう事故のような失点は必ず1点はあるので、1失点以内におさえるというところでは、守備陣はここ数試合は複数失点をしていないので、2点を取れれば勝つというところをずっとやってきて、そこはできてよかったかなと思います。
特にけが人とか出場停止、今回はFWの宮崎(鴻)が出場停止で、前戦のけが人と出場停止もいた中で、かなりメンツ的には難しい部分もありましたけど、今日は梅木(翼)がかなりがんばってくれたかなというところはよかったですね。クロスとかシュートを打っていこうということで、今日は10本以上打つという目標も達成できたので、やはり2点が入ったなというのは、それだけクロスを入れて、シュートとかゴールへ向かうアクションが多くて、10本のシュートを打ったから2点を取れたというところは、良かった部分じゃないかなと思います。
- 前半からほとんどの時間を相手陣内でプレーする試合ができたと思います。相手のブロックをかなり警戒していたところで、これだけ押しこめた要因はどういうところですか。
風上だったこともあって、もともと風下だろうが風上だろうが試合前から、前節の試合ではちょっとミスしたくないという思い切りのなさみたいなところもあったので、「それはなしにしようよ」ということで、かなり勇敢に相手ゴールに向かっていくというところは今日のテーマでした。前半が風上だったこともあり、前半に入れないと大変なことになるぞという、ちょっと背中を風に押してもらった部分も大きかったかなと思います。その風プラス、「自分たちは今日はいくんだ」というのが、うまくマッチして前半は本当に相手陣内へ、時折カウンターからピンチもありましたけど、だいぶ押し込むことで相手を動かすことができたことは、かなり大きかったなと思います。
- 守備のところで、相手が序盤にビルドアップしようかというところで仙台のハイプレスがはまったところから、ほとんど相手に蹴らせるだけで、ほとんど前進させなかったと思うのですけれども、このあたりの守備はどうでしたか。
これも風の勢いに助けられた部分もありますけど、前線からうまくプレッシャーをかけて相手に蹴らせて、それを回収していくのは非常に前線の選手のハードワークというか、そこは我々の武器ではあるので、そこも含めて前の選手たちが非常にがんばってくれたんじゃないかなと思います。
- 選手交代で攻撃陣の組み合わせがいろいろ変わった中で、真瀬拓海選手が左サイドに入ったときのねらいを教えてください。
(甲府の)小出(悠太選手)が右のウイングバックに入ってきて、右から風に乗ったインクロスを合わせるという狙い、小出選手も入ってきて合わせるという意図が見えたので、(オナイウ)情滋のところの守備、ゴール前でのヘディングのせり合いとかを含めて、郷家(友太)にしたり、最後は真瀬にしたりして、ちょっとそこは警戒したところでしたけど、うまく守ってくれたので、その危険度はあれで軽減できたかなとは思います。
- 前節に戻ってきた郷家選手が、今日は先制点のカウンターにつながるところの粘りを見せるなど、一つひとつのプレーでチームを引っ張る姿を見せてくれたと思います。どう評価されますか。
あれが郷家なので、ちょっとコンディションのところでお休みしましたが、「そのぶんこの連戦でがんばってもらわないと困るよ」という話もしていて、今日は彼のガッツみたいなものがチームメートに与えた影響っていうのは大きかったかなと思います。当然、攻める時のスプリントもそうですけど、守る時のスプリントもさぼらずに本当に極限までがんばってくれる選手なので、そこは目に見えない貢献度というのは、いろいろ言われた部分もあるみたいですけど、ダイジェストに出てくるところだけを見るのじゃなくて、やっぱりチーム全体として1試合を通してボールがあるところないところ含めて、とてつもない貢献度があります。それを言われる筋合いはないというかね、そこはやっぱり彼の大きな貢献度っていうのは、多分サポーターでいつも応援を送ってくださる方々はあれだけ郷家のことを応援するわけですから、わかってもらえていると思いますけど、今日は本当にそういうプレーをしてくれたかなと思います。
MF 27 オナイウ情滋選手
(ゴールシーンは)前回のゴールと一緒で、運びはじめてちらっと前を見た瞬間に「自分でいこう」と決めていました。ちょっと詰まっていたシュートでしたが、打つことが大事だとあらためて実感させられるような感じだったと思います。
前半は追い風だったので、その中で振っていかないと何も始まらないし、チームとしても2点目を取れていない試合が続いていたので、(松井)蓮之君の(誘発した)オウンゴールのシーンもそうですけれども、ああいう場所にボールを入れるとか、自分のゴールの時みたいに最終的に足を振るとか、そういう最後のところで思い切って、失敗してもうまくいってもどうなるかはわからないけれども、最後のところはとにかく相手にとって嫌なこと、危険なプレーをどんどんしなければいけないと、あらためてこの試合で強くみんなが意識していたからこそ、複数得点ができたと思います。
ここで勝点3を取ってホームに戻るのか、1か0か、いろいろありますが、3を取っていくのが間違いなく一番のアドバンテージですし、勝点3にプラスして6試合負けなしという状態で自分たちのホームに戻って戦えるのは、サポーターにとっても「この勢いでしっかり勝点をもぎ取れるぞ」という気持ちになれるし、自分たちもそういう気持ちになれます。だからこそ引き締めるべきことがあると思いますが、サポーターのみなさんの声援を浮かれることではなく、気を引き締める方に使わせてもらって、そこでエネルギーを出せるようしっかりやっていきたいと思います。
MF 11 郷家友太選手
いいポジショニングを取れていて、それぞれが入るべきところに入ることができたので、スムーズにボールが動いていた前半だったと思います。
前半に1点を取れるか取れないかで全然違っていたと思いますし、風もしっかり味方につけた状態での1点だったからなおさら良かったですね。後半は耐えることが目に見えていたので、あの1点を取られる前に2点目を取れたことが本当に大きかった部分だったと思います。
(サポーターの後押しは)本当に、山梨にこんなに来てくださるとは思っていなかったので本当に心強かったし、前半から「勝つんだ」という気持ちを選手と同じくらい持っていたと思うので、感謝しかないですね。