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2025明治安田J2

2025明治安田J2 第13節 レノファ山口FC 2025年05月03日 (土) 13:03 キックオフ キューアンドエースタジアムみやぎ

試合終了
HOME ベガルタ仙台
3 - 1

2 前半 1

1 後半 0

AWAY レノファ山口FC

監督記者会見 

MATCH PROGRESS

試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
44 井上 詩音 20分[得点]
31分[得点] 19 山本 駿亮
18 梅木 翼 37分[警告]
11 郷家 友太 39分[得点]
45+1分[警告] 40 成岡 輝瑠
46*分[交代] 30 奥山 洋平 → 28 小林 成豪
56分[警告] 15 板倉 洸
18 梅木 翼 → 99 宮崎 鴻 63分[交代]
27 オナイウ 情滋 → 25 真瀬 拓海 63分[交代]
63分[交代] 11 横山 塁 → 45 山本 桜大
63分[交代] 19 山本 駿亮 → 8 野寄 和哉
47 荒木 駿太 78分[得点]
79分[交代] 9 有田 稜 → 34 古川 大悟
79分[交代] 49 峰田 祐哉 → 17 田邉 光平
47 荒木 駿太 → 24 名願 斗哉 80分[交代]
39 石尾 陸登 → 2 髙田 椋汰 80分[交代]
44 井上 詩音 → 13 實藤 友紀 87分[交代]

MEMBERS

スターティングメンバー
GK33林 彰洋
DF3奥山 政幸
DF44井上 詩音
DF5菅田 真啓
DF39石尾 陸登
MF8武田 英寿
MF10鎌田 大夢
MF11郷家 友太
MF27オナイウ 情滋
FW47荒木 駿太
FW18梅木 翼
控え
GK21梅田 陸空
DF2髙田 椋汰
DF13實藤 友紀
DF25真瀬 拓海
MF6松井 蓮之
MF17工藤 蒼生
MF24名願 斗哉
FW40安野 匠
FW99宮崎 鴻
スターティングメンバー
GK1ニック マルスマン
DF55岡庭 愁人
DF14下堂 竜聖
DF15板倉 洸
DF27小澤 亮太
MF11横山 塁
MF49峰田 祐哉
MF40成岡 輝瑠
MF19山本 駿亮
FW30奥山 洋平
FW9有田 稜
控え
GK26田口 潤人
DF4松田 佳大
DF18亀川 諒史
MF6キム ボムヨン
MF8野寄 和哉
MF17田邉 光平
FW28小林 成豪
FW34古川 大悟
FW45山本 桜大

DATA

後半前半仙台 山口前半後半
7411シュート945
325CK211
639FK16106
101オフサイド532
000PK000

○入場者数/15,076人
○天候/晴、中風 ○気温/22.1℃ ○湿度/20%
○ピッチ/全面良芝 ○時間/90分
○主審/石丸秀平 ○副審/眞鍋久大 松本康之

COACH INTERVIEW監督記者会見

J2でトップクラスのプレッシングで、強度の高い相手に対して、それを感じさせないぐらい前半からボールを動かせて、当然たまに取られてカウンターで危ないシーンもありましたけれども、勇気を持ってボールを動かすことで、相手のプレスの強度を、1試合を通して出させなかったのは大きかったかな、というところです。
あとはこのところセットプレーの得点がなかなか出なかったですけれども、今日はCKとロングスローから1点ずつ、2点を取って、本当にいいかたちで、しかも2人(井上詩音と荒木駿太)の加入後初ゴールでした。特に荒木のところはそれを期待されていてなかなか数字として出すことができなったのですけれども、今日はしっかりと決めてくれたのは非常に良かったです。特に荒木にとっては、ちょっと肩の荷が下りたというか、それでまた2点目、3点目とここから決めていってくれればいいかなと思います。2点目、複数得点がずっと課題で、前の試合で得点できて、続けて、というところだったのですけれども、今日は3点を取れたのは素晴らしかったかなと思います。
途中で入った選手や、久しぶりの出場選手もいましたけれども、連戦というところで思い切って代えていったところもありますけれども、その中でも出ていった選手がしっかりと仕事をこなしてくれたのは、我々の力だな、というところですね。また中二日で試合があるので、まだそこはメンバーはいろいろ元気な選手を出せるように考えていきたいと思います。

- 山口がハイプレスを特徴としているチームで、それを機能させなかったことは、どのあたりがポイントでしたか。

うまくセンターバックからの配球もだいぶ改善していて、どうしてもサイドに張ったサイドバックに渡すとプレスがかかるのですけれども、そこになかなか相手の思うタイミングで入れないというところで、ボランチがうまく関わって、サイドと見せかけてボランチを経由して、ボランチからボランチ、みたいなところでは、相手のプレスのスイッチをかけさせないところはうまくできたかなと思います。

- 随所でロングボールを使ったところでは、何か指示があったのでしょうか。

当然、相手は前から(プレッシャーをかけに)きますから、ボランチも前に食いついてくるので、ひとつそこを外すと大きなチャンスになることも十分考えられます。我々は足下だけのチームじゃないので、背後もサイドチェンジもありつつ、ボールも持てるというところもだいぶバリエーションというか、バランスよく長短を織り交ぜているところです。よく「俺たちのチームはこうだ」というのはありますけれども、我々はあくまでいろんな選択肢とバランスを、相手もありますし、出てくる選手の特徴もありますし、そのへんを加味しながら、選択肢をたくさん持ってバランスよく攻撃と守備をしていくところが少しずつできるようになってきたかな、と思います。

- 鎌田大夢選手、武田英寿選手のボランチが出てくると攻撃が活性化する印象を受けましたが、そのあたりはどう思いますか。

そうですね、一番ロマンのある二人ではあります。ただ、松井(蓮之)とかもずっと良かったので、ちょっとローテーションで使えるかたちはできてきたというか、誰か二人で固定するというより、みんないいのでそれぞれの特徴を生かし生かされながら、使っていけるかなというのはあります。

- 失点シーンはカウンターを受けて簡単に剥がされてしまった部分もありました。後半にはポケットに進入されたシーンもありましたが、守りのところで課題と思うところはありますか。

失点シーンもカウンターを受けた部分もそうですが、やはりひとつゴール前でシュートのところにいく場面でも、ちょっと深くなったところは、シュートブロックに次の選手がいけるのが我々のいい時の守備なので、そこは一瞬深くなったかなというところです。当然、相手も数的優位をサイドで作って2対2、3対3で破ってくる部分では苦労する部分もありましたが、全部が全部防げるわけじゃないので、ただ、ネットを揺らさせないというところで、サイドを突破してクロスのところも集中して守れたんじゃないかとは思います。

- 無敗が続いていますが、連戦の中で勝ち点をしっかりあげている部分に手応えはありますか。

そうですね。山口の前節の磐田戦を見ても、かなり苦戦するだろうなと思いましたけど、そこまで苦戦というゲームではなかったと思います。そういう意味では、相手にとっては嫌だというかプレッシャーをかけても、水戸戦とかもそうでしたし、熊本戦とかもそうでしたけれども、マンツーマンとかプレスを激しくくる相手に対してちょっとボールを動かせるようになってきているというところは自信を持ってやれているんじゃないかと思います。

- 今日のできに点数はつけられますか。

点数ですか?72点ぐらいにしておきます。

- セカンドボールの攻防が印象的でしたが、どのように評価されますか。

そのベースのところで負けていては話にならないというところで、山口はそういうチームですけれども、切り替えとか球際とかハードワークとかセカンドボールの回収とかスプリントの回数とか、そういうベースの部分で負けていては話にもならないよ、というところです。我々もJ2でトップレベルの強度を目指していますので、そういう相手に対してその部分では負けたくないというところです。セカンドボールは今日のひとつのテーマで、攻撃も守備も、守備では相手に長いボールが増える、相手が前がかりで拾って攻撃してくるというのがひとつの山口の特徴で、逆に前がかりなのでひっくり返したときにセカンドボールを拾える、こちらが擬似カウンターじゃないですけれども相手が前に出てきたのをひっくり返して押しこんでいくという、それは本当に梅木(翼)が本当にがんばってくれて攻守の基点になってくれました。後半にそこは選手交代で宮崎(鴻)が入ってもいい仕事をしてくれたので、あそこで折られるというか、ハイプレスにはああいう攻撃をされると前も後ろ髪を引かれるようになるし、ボランチもちょっと前にいけなくなるので、そうなるとより後ろで安定したボール回しができるというところでは、それが梅木と宮崎でやってくれている、というところですね。

- 割と中盤とかFWはローテーションしながらという感じですが、センターバックとゴールキーパーはずっと同じ選手というかたちで、ただそんななかでずっと最少失点以下のゲームが続いてすごく安定した守りができていて、しかも井上選手は今日はゴールまで決めているというところで、そういったセンターバックやゴールキーパー陣のがんばりはいかがですか

本当に林(彰洋)を中心に体を張って守ってくれていますし、だいぶ前の方は代えが利くけれども、後ろはなかなかというところです。やっぱり今日は久々の先発のオク(奥山政幸)もしっかり頑張ってくれましたし、實藤(友紀)は久しぶりの出場でしたけれども、ほんの何分間だけど、石尾(陸登)とか井上とかを何分間か休ませることができたので、本人たちには「もうここでちゃんと考えて交代したからな、温存したから大丈夫だろう」みたいに言い聞かせて、何分間だけでも休ませることができたので、よかったかなと思います。

FW 47 荒木駿太選手

まず自分のゴールに関してはすごくホッとしています。チームとしては複数得点で、前節も今節も勝つことができたのがすごく良かったと思います。
(ゴールシーンは)(石尾)陸登から(鎌田)大夢がもらって、大夢なら結構縦パスを出してくれるのかなと思っていて、自分はちょっとあそこが見えていたので「さすが大夢だな」と思いました。そこから(宮崎)鴻が今は乗りに乗っているので決めるかなと思っていたのですが、一応こぼれ球は狙おうと思ってあそこにいて、ちょっと相手に当たって回転がかかったボールだったのでちょっと難しかったのですが、逆足でしっかり合わせて決められたのでよかったですね。
(次節に向けて)連戦でかなりきつい状態ですが、今は負けなしということで、次もホームなので絶対に勝たないといけないと思っています。自分もまたここから乗って点を決めて、チームも連勝して上位に食いこんでいけるようにがんばっていきます。

DF 44 井上詩音選手

点を決めて、チームも勝利できて本当にうれしいです。ただし、無失点を目指してやっているので、1失点をしてしまったところには反省点があります。
(ゴールシーンは)練習からニア(サイド)の位置で狙うところはやっていて、ヒデ(武田英寿)がすごくきれいなボールを蹴ってくれたので、しっかりいいボールに頭を当てることを意識していました。それがうまく入って良かったと思います。
今日はゴールデンウイークで家族が見に来てくれていたので、ゴールを決められて良かったと思います。
(次節に向けて)まずはしっかり無失点で終わって今日のように僕のゴールでチームを勝たせられればうれしいので、次も僕が決めて勝ちたいと思います。