
2025明治安田J2 第14節 藤枝MYFC 2025年05月06日 (火) 13:03 キックオフ キューアンドエースタジアムみやぎ
1 前半 0
1 後半 1
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
スターティングメンバー
| GK | 33 | 林 彰洋 |
| DF | 2 | 髙田 椋汰 |
| DF | 44 | 井上 詩音 |
| DF | 19 | マテウス モラエス |
| DF | 42 | 石井 隼太 |
| MF | 6 | 松井 蓮之 |
| MF | 17 | 工藤 蒼生 |
| MF | 25 | 真瀬 拓海 |
| MF | 27 | オナイウ 情滋 |
| FW | 47 | 荒木 駿太 |
| FW | 99 | 宮崎 鴻 |
控え
| GK | 21 | 梅田 陸空 |
| DF | 13 | 實藤 友紀 |
| DF | 39 | 石尾 陸登 |
| MF | 8 | 武田 英寿 |
| MF | 10 | 鎌田 大夢 |
| MF | 11 | 郷家 友太 |
| MF | 24 | 名願 斗哉 |
| FW | 18 | 梅木 翼 |
| FW | 40 | 安野 匠 |
スターティングメンバー
| GK | 41 | 北村 海 チディ |
| DF | 25 | 中村 涼 |
| DF | 16 | 森 侑里 |
| DF | 4 | 中川 創 |
| MF | 17 | 岡澤 昂星 |
| MF | 18 | 松下 佳貴 |
| MF | 22 | 久富 良輔 |
| MF | 8 | 浅倉 廉 |
| MF | 10 | 榎本 啓吾 |
| FW | 11 | アンデルソン |
| FW | 7 | 松木 駿之介 |
控え
| GK | 1 | 六反 勇治 |
| DF | 2 | 川島 將 |
| DF | 5 | 楠本 卓海 |
| MF | 6 | 世瀬 啓人 |
| MF | 19 | シマブク カズヨシ |
| MF | 30 | 芹生 海翔 |
| FW | 14 | 中川 風希 |
| FW | 20 | 閑田 隼人 |
| FW | 29 | ディアマンカ センゴール |
DATA
○入場者数/10,194人
○天候/雨、弱風 ○気温/12℃ ○湿度/90%
○ピッチ/全面良芝 ○時間/90分
○主審/井上知大 ○副審/村井良輔 竹長泰彦
COACH INTERVIEW監督記者会見
昨年は一番何もできずというか、自分たちの思ったようなゲームができずに、唯一サポーターからブーイングを受けた悔しい試合でした。今日はちょっと前からがんばって(ボールを)取りにいこうということでやったのですが、そこからのカウンターというところではいくつかチャンスを作って、髙田(椋汰)のゴールとかが生まれて、狙いどおりの部分と、そうはいってもかなり差し込まれてゴール前がだいぶ危ないシーンがありました。
人数が、我々の4バックに対して相手も5枚、6枚いたところでは、前からいくぶんかなりリスクがあったのですけどなんとか、どっちに転ぶかというところだったのですけど、集中してそこは最後のところで打たせないとか、足が伸びたとかいうところは、我々の強みの部分であるのですけど、後半も(ボール)保持率では6割向こうに持たれてしまったということで、久しぶりにボール保持がほとんどできなかったゲームだったかなというのはあります。けれども最後は逃げずに、というか「逆に、もう1点取るぞ」という交代の意図でした。
最後の5分10分は、實藤(友紀)を入れて5バックにして、耐え忍んだ10分間はよくがんばりました。ああなると、堅い守備ができるというか、殴られっぱなしのような感じにはなりますけど、そこからうまく奪ってカウンターを打つぞというファイティングポーズは見せてくれていました。本当に苦しいゲームで、ゲーム展開も1点を返されて、向こうも反撃の狼煙みたいな感じでパワーアップしてきた中で、自分たちで苦しくしちゃって、3点目を決められるシーンはたくさんあったと思うのですけど、そこを決められるようになったら本当に強いチームになります。今日のゲームが3-1で終われるのだったら本当に強いチームになっていくかなというところでは、まだまだ宿題をもらったゲームだったかなと思います。
でもこの苦しい苦しいゲームで勝点3を取ったというのは、チームにとって、ここから上位争いの直接対決が続くので、その前にこの連戦で、ホームの連戦でもありましたし、そこで連勝できたのは非常にここから先に自信を持って上位争いができるかなと思います。
- 序盤からなかなか相手の攻撃を止められず、ペナルティーエリアにも進入される場面が多く、この相手の攻撃に対して苦戦した一番の要因みたいな、どういうところが止めづらかったのでしょうか。
相手がうまいからです。
- 相手のFWが下りてきた時に、なかなか捕まえづらかったように見えました。
いや、もうそれはそういうチームなので、自分たちの背中に人がいっぱいいて、前からいかなかったらそこに差し込まれるし、前から行けば我々の人数が減ってしまいます。けれどもそこで取れればチャンスになるというゲームで、向こうが超・超・超攻撃的なサッカーしてきてるわけなので、当然我々はそれを食い止めながら、ただ、それだけ人数をかけているということはカウンターができるということです。カウンターがたくさん打てて、ああいうゲームになるのですから、まあしょうがないかなと思います。
- ある程度これぐらい攻め込まれるとか、呼び込んでカウンター打てれば、ある程度という試合だったのでしょうか。
いや、もうどっちが点を取るかというところで、そういう相手なので、我々の4枚に対して5枚6枚も後ろにいて、それに後ろにつこうと思ったら何人も我々が6バックにもなってやるのか、前から取りにいくのだったら、前に人数をかけるぶん、それだけリスキーになります。だけど、ゴール前に行ったときは逆にビッグチャンスになるという、今日はそういうゲームです。なので、それで点をこちらが取って向こうよりひとつ多く取れたので、押し込まれましたけど、ある程度自分たちがこうなるだろうなという範囲でやっています。なんかうまくいきませんでしたということじゃなくて、相手はうまいので、当然相手を全部前からはめて取れることは不可能なので、当然相手がそういう配置も含めて我々が取れないようにしてくるわけですから、それを本当にやられないようにするとしたら、我々が6バックにして、後ろに人数がいっぱいいて、「そこからカウンター打てないよ」という試合にするのか、「守れますよ」「やられませんよ」とするのか。「前から取ってカウンターを打ちますよ」と、それを選んでやっているわけなので、というところです。
- 苦しい試合ではありましたが、先発を前節から7人入れ替えて、初先発の選手もいた中で、結果を手にできたことについてはどう評価されますか。
もう本当こちらも連戦の中でリスクかけてというか、何がリスクかを考えてというところでは、やっぱりフレッシュな選手が試合に出て活躍することで、もちろんレギュラークラスじゃないことで、今日みたいにボールを持たれたり、いろいろもう差し込まれてピンチもあったりしながら、だけどその連戦の中でこう交代してローテーションをしていく中で、みんなが競争し合いながら、結果として苦しい試合ながら勝てたということは、とてつもなく大きいです。普段は出ていないメンバーも、「いや、俺を出したらやれるじゃん」という自信にもなるし、他の試合に出ていないメンバーにとっても、「あ、だったら俺も」という、そういう意味では、かなり7人も代えるということは、当然普段のサッカーがなかなかできないということなので、そのなかで耐える時間もボールを持たれる時間も多かったのですけど、そこで踏ん張って勝てたというのは、もう本当にチームにとってとても大きいなと思います。
- ここまでリーグ戦全てに出ていた菅田真啓選手がベンチから外れていたのは、ローテーションの範囲内ですか。
そうですね、ずっと出ていて、サブで、と考えた時に、實藤もいますし、石尾もいましたし、ちょっと一回、本当頭もメンタル的にも完全にスイッチオフにしてもらって、ここからまた連戦、しかも本当上位対決になるので、これもちょっと思い切って休ませたという感じです。
- ディフェンスリーダー的な存在の彼がいないなかでも、今日はかなり声をかけ合って守っていましたけど、そこの辺の選手たちのリーダーシップやコミュニケーションはどう評価されますか。
林(彰洋)はもちろんですけど、井上(詩音)がかなりマテウス(モラエス)と話して、マテウスも相当気持ちが入っていましたし、石井も、序盤にちょっと入れ替ったシーンもありましたけど、攻撃で逆にかなりいいクロスを上げて、今までにないというか、我々はあそこから左足でクロスが入ってくるというシーンは少なかったと思うので、そういう、左足のビルディングアップからのリリースとかもがんばってやってくれていたんじゃないかなと思います。
- 2試合連続ゴールの荒木駿太選手は、ゴールはもちろん「走行距離の部分をかなり意識している」という話がありましたけども、今シーズンの彼の貢献度についてはどんなことを感じていますか。
我々にはFWをターゲットにするするボールも多いのですけど、そこで1人でがんばってもどうにもならないので、そこにやっぱり衛星的に荒木がいて、そのボールを拾ったり、中盤でなかなかボール回しがプレッシャーで厳しいときにもすっとスペースに顔を出したりしてくれて、狭いところで受けても失わずに時間を作ってくれます。そういうところではかなり彼の、ボランチじゃないもうひとつ前のところでそういうスペースを見つけて動いて、そこでボールを受けて、なんとかまた味方につないでまた動いていくというところができる存在です。ゴールは今までなかなか決められなかったですけど、そこのゴールシーンになりそうなおしいチャンスというのはかなり今までも作れていたと思うので、2試合連続ゴールということでゴールを取るイメージというか、今まででの「決まらないな」とか「何とか決めなきゃ」という重しがとれて、気持ちよくボールに迫るプレーをしてくれると思います。
DF 2 髙田椋汰選手
藤枝さんがすごくボールを握るのがうまくて押しこまれる展開もありましたけれども、全員でハードワークして勝つことができたので良かったと思います。
ここまで試合に出させてもらったけれどもなかなか自分自身で思うような結果が出ていなかったので、同期が活躍しているのを見てすごく刺激になっていましたし、なんとしても結果が欲しかったので、ゴールを取れて良かったと思います。
(ゴールシーンは)カウンターでボールを奪って前に進んでいって、真瀬(拓海)からボールがきた瞬間に思い切り振ろうと思っていました。ちょっと狙ったコースではなかったのですが、しっかりミートのところだけを意識してうまく入ってくれたので良かったと思います。
(今後に向けて)勝つことにベクトルを全員で向けて、また一からいい準備をしていきたいと思っています。
FW 47 荒木駿太選手
相手にボールを持たれて苦しい時間帯もありましたけれども、カウンターで1点を決めたところからだんだん仙台のサッカーを取り戻してきて、みんなもいい感じで慣れてきたので、カウンターのシーンが結構作れていたことは良かったと思います。
(ゴールシーンは)もう、真瀬(拓海)君が体を投げ出してクロスを上げてくれたので、自分の目の前に、触って入るだけのボールだったので、真瀬君に感謝です。
(今後に向けて)この2試合は分岐点となると思うし、絶対に負けられない戦いだと思っていました。上位対決を勝って1位に近づけるように、連戦できついと思いますけれども、チーム全員で戦っていきたいと思います。