2025明治安田J2 第18節 北海道コンサドーレ札幌 2025年05月31日 (土) 14:03 キックオフ キューアンドエースタジアムみやぎ
1 前半 0
0 後半 1
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
スターティングメンバー
GK | 33 | 林 彰洋 |
DF | 25 | 真瀬 拓海 |
DF | 5 | 菅田 真啓 |
DF | 19 | マテウス モラエス |
DF | 3 | 奥山 政幸 |
MF | 8 | 武田 英寿 |
MF | 10 | 鎌田 大夢 |
MF | 11 | 郷家 友太 |
MF | 27 | オナイウ 情滋 |
FW | 47 | 荒木 駿太 |
FW | 99 | 宮崎 鴻 |
控え
GK | 21 | 梅田 陸空 |
DF | 2 | 髙田 椋汰 |
DF | 39 | 石尾 陸登 |
DF | 42 | 石井 隼太 |
MF | 6 | 松井 蓮之 |
MF | 17 | 工藤 蒼生 |
MF | 24 | 名願 斗哉 |
FW | 9 | エロン |
FW | 18 | 梅木 翼 |
スターティングメンバー
GK | 1 | 菅野 孝憲 |
DF | 2 | 髙尾 瑠 |
DF | 15 | 家泉 怜依 |
DF | 47 | 西野 奨太 |
DF | 6 | 高嶺 朋樹 |
MF | 25 | 大﨑 玲央 |
MF | 31 | 木戸 柊摩 |
MF | 11 | 青木 亮太 |
FW | 33 | 近藤 友喜 |
FW | 45 | 中島 大嘉 |
FW | 35 | 原 康介 |
控え
GK | 21 | 中野 小次郎 |
MF | 10 | 宮澤 裕樹 |
MF | 14 | 田中 克幸 |
MF | 16 | 長谷川 竜也 |
MF | 30 | 田中 宏武 |
MF | 32 | 林田 友兜 |
FW | 20 | アマドゥ バカヨコ |
FW | 71 | 白井 陽斗 |
FW | 99 | 出間 思努 |
DATA
○入場者数/10,518人
○天候/雨、弱風 ○気温/14.2℃ ○湿度/90%
○ピッチ/全面良芝 ○時間/90分
○主審/松澤慶和 ○副審/竹田明弘 緒方孝浩
COACH INTERVIEW監督記者会見
雷で中断ということでしたけど、そこまでの12、3分は、かなり入りが良くてチャンスの連続だったので、これが中断になるのは結構いやな感じではありました。けれども、その後はちょっと向こうにペースを握られた部分もありましたが、チャンスは作っていたし、ネットが揺れて、いいかたちで帰ってきてくれました。ただしハーフタイムにも、札幌さんは終盤に逆転したり追いついたりしている試合が多くて、アディショナルタイムでも4点を取っているというところも共有して、最後の15分で8点ぐらい取っているので、そこはずっと確認はしていたので、2点目が絶対要るよというところで2点目のチャンスがありながら取れなかったというところが、追いつかれてしまったところなのかなと。もうちょっと足りないところで、シュートは14対5でかなりチャンスもできていたからこそ、2点目を沈めて勝ち切りたかったですし、本当に残念な結果になってしまいました。最後のCKになってしまったのもちょっと不運な部分がありましたし、それも含めて最後に追いつかれてしまったのはちょっと足りなかったところだと思います。
-今日は試合前から激しい雨が降る難しいコンディションだったと思うのですけれども、雨ということで試合前に何か指示していた部分があったのか、あとは中断のなかでまた指示した部分があったのか教えてください。
当然、事故が起こりやすい状況ですので、そこはできたら相手のボックスの中に入ったりシュートを打ってこぼれ球に詰めたり、そういうところで勝負が決まるんじゃないかというところでは、お互いにボックスの中からのスクランブルでちょっとごちゃごちゃになったところからゴールが決まったので、その通りになったというか。中断してからは、アップも含めたところで、我々はそこまで上げない選択肢を取って、向こうはポゼッションもしていましたけれども、サブも外に出さないという選択肢を取った中で、頭のところとハートのところで、「試合の入りは特に重要だよ」というところでは悪くない入りでした。
もちろん、相手は後ろに人数がいて、なかなかあそこで制限がかからない部分はありましたけれども、そんなにそこから入ってこられて崩される場面は最小限に抑えられたかなというところでは、だからこそ勝たないといけなかったな、というところですね。
-後半は自陣でプレーする時間も増えて、守りの交代カードも使って、少し守ることを意識したと思いますけれども、それが守りきれなかったといえるのか、もっと攻撃のところで相手陣内でプレーするべきだったのか、そのあたりはどうでしたか。
相手がすごくワイドを取って中にも人数、前線に5枚とか6枚とか並ぶような状況だったので、横幅が足りず、「これはもう(最終ラインを)5枚にするしかないな」というところと、例えばカウンターでしとめられるスペースと、相手もリスクを負ってきていたので、そこはチャンスもありましたし、あそこでしとめきれれば、これで2対0で勝つというところでは、対処せずにやられるよりも、そこで守り切るような状況ではあったと思います。あのCKをおさえていれば守り切れた可能性も高いことを考えたら、我々はああなりがちなのですが、入れられた後は勇気を持って3バックのままやったのですけど、前に上がって積極的にゴールに向かうシーンは作れたと思うので、そこはそのままズルズルと2失点目というのも可能性としてはある中で、逆にこちらが押しこんだ、崩れなかったのは、そういう意味ではよく踏みとどまったともいえるかもしれませんし、いずれにしても勝点2を失ったゲームだったかなと思います。
-監督がずっと話しているように、1失点は許容範囲でと2得点目がずっと課題ですけれども、それを取るために何が必要になるのでしょうか。
教えてください。でもチャンスはあそこまで行って14本のシュート打っているわけなので、それで(ゴールネットは)揺れていないということなので、そこの最後の質とかシュートのところはもう個人の部分もあるだろうし、もうひとつ、シュートのときの選択肢がもうひとつふたつ作れればというところがあるかもしれませんけれども、チャンスを作れていないわけじゃないので、2点目を取るチャンスもたくさんあったことを考えると、そういうチャンスを決め切ることをしっかりトレーニングでも強く意識していかないといけないな、ということはあるかもしれません。
-今日がリーグ戦としてはQスタでの今シーズン最後の試合になりました。ここでの試合は4勝4分1敗という結果で終わりましたが、結果でも内容でも、事前の想定と比べていかがでした。
交通の便とか渋滞とかいろいろ想定されましたけど、サポーターのみなさんもがんばってきていただいて、成績としても、負けた磐田戦にしても内容的にはかなりチャンスの多いゲームでしたし、ふがいない試合はなかったと思うので、そういう意味ではちょっといい印象のままです。あと天皇杯がひとつ残っていますけど、すごくグラウンド状態もいいですし、かなりいい印象で、最後に勝ち切れば最高でしたけど、まずまずで、サポーターのみなさんも、大きくて、ユアスタみたいに響くわけではないですけど、それでもかなり大声でエネルギーをかけていただいて、だいぶ伝わってきました。そういう意味では戦前の「雰囲気作りも含めて、交通の便とか遠さとかアクセスとかいろいろなことを含めて、どうなるのかな」というかなり心配がありましたけど、そこは取り越し苦労じゃないですけれども、そこまでネガティブな感じではなかったですね。勝てれば一番よかったですけどね。
-得点シーンでは、前節も郷家友太選手のゴールは、これは届かないだろうというところで足を伸ばしてくれて、今回も真瀬拓海選手がボールを取られるかなというところでしっかり取った感じで、かなりみんながハードワークをできて得点できているということについてはいかがですか。
前節は左からふたつで、今日は右からしっかりかたちを作りました。真瀬からチャンスがかなりできていたので、今日も出ていく場面は、かなり真瀬の方からも作れて、そこに郷家がからんで、というところではひとつ結果は出せたので、右も脅威で、左も(オナイウ)情滋が調子いいので、いい状態で、あとは中央とかで崩せる直前のところまではコンビネーションからもゴールを狙っているよというところはできているので、そういう意味では攻撃もどこかに偏っているということではなく、ちょっとバリエーションはできているかな、というのはあると思います。
-中断時間が1時間ちょっとあったところで集中力を切らさないことのがひとつのポイントだったのかなと思いますが、チームとしてはどのような時間を過ごしていましたか。
まずは冷やさないというか、しっかり、おそらく時間がかなり、雨雲や雷のレーダーを見ても、30、40分後にもっとくるので、1時間近く中断するんじゃないかなということで一旦スイッチを切らせるというか、着替えもさせてゆっくりさせるけど、しすぎてもいけません。ただ、そこはちょっと一旦スイッチを切って、この時間(15時35分再開予定)が出たので、そこからはしっかり逆算して、ちょっと自分でも考えてチーム全体としてはこうやるけど、そこで足りない人はもう早めに体を起こして、みたいなところでは本人に任せる部分と、あとはアップのところ、村岡(誠)フィジカルコーチのところでできるだけ短く、やりすぎないというところでは、最小限で最大限の準備ができるようにというところではうまくできたんじゃないかな、というところですね。
あとはやっぱり頭です。私もアンダー世代の代表とかでアジアに行くともうしょっちゅう雷とか中断、中止もありますし、日程変更とかもありますし、2回中断したようなこともありましたけども、そこはしっかり頭と心をもう1回ぎゅっと、特に入りのところは重要になってくるので、そこは問題なくできたかなというのは感じます。
-今シーズンに先制した試合は勝利している、という自信を選手たちも持って戦っていたと思いますが、今日引き分けということで、ふたたび見直すべき点とか見直さなければならない点はどんなところですか。
先制点の重要性は、9点先制して8勝1分なので、やっぱり先制点をいかに集中して、(相手に)先制点を与えないようにしながら1点を先にとるという戦いにしたいと思っています。我々としてはこれを逃げ切れば仙台らしい勝ち方だったわけで、ちょっとしたところで、本当に最後のところで漏れてしまいましたけど、ここはやはりこの経験というか、最後の持ちこたえきれなかった経験というのを今後生かしていかなければいけないなと思います。
MF 11 郷家友太選手
(試合が)中断する時間もあって、メンタル的に難しいところもあったなかでしたが、先制したところまでは自分たちの試合にできたので、勝ちきりたかったというのが正直なところです。
(ゴールシーンは)ターンしたときに(宮崎)鴻が見えていたので、スペースに出せるパスを心がけて、あとはもう一回「返してこい」という気持ちで呼んで、鴻もたぶん僕の声だけで判断して蹴りこんでくれたので早かったですね。相手の股を抜いて、気持ちで押しこみました。前半終了間際でしたし、思い切って足を振る気持ちであそこにいたので、本当に、気持ちで押しこんだゴールだったと思います。
後半は札幌に持たれる時間も長かったし、仙台も取ったボールを相手に渡してしまう場面もかなり多かったので、そこはこの2週間で見直して、修正して、次のみちのくダービーに備えてやっていきたいと思います。
僕たちが(中断時に)中で待機している間もサポーターは寒い外で濡れたまま待機してくれて、試合が再開したときも寒さを感じさせないような熱い応援をしてくれて本当に感謝しています。今日は引き分けてしまったので、次のみちのくダービーで勝つことによって恩を少しでも返せるよう、なんとしてもみちのくダービーを死に物狂いで勝っていきたいと思います。
DF 19 マテウス モラエス選手
まず、背後のボールに気をつけていました。(相手の)ロングボールやピッチの状況もあったので、その点を意識していました。非常にコンパクトに戦えたと思うし、自分たちがやろうとしていたことをうまく表現できていたと思いますが、最後の最後にああいったかたちでやられたのは非常に残念ですね。
(雷による中断の時間は)集中力は持てていたと思います。自分たちらしいプレーは再開後も出せていたし、ゴールも取れたので、中断したあともいいかたちで入ることができたと思います。
(リーグ戦の中断期間は)ハードワークをしながら自分の強みを伸ばしつつ、今回の試合でできなかったことを修正し、チーム全体で、自らを良くするために日々のトレーニングに励んでいきたいと思います。自分自身の良さも、もっとチームのために貢献できるようなプレーを多く見せられるように出していきたいと思っています。