2025明治安田J2 第19節 モンテディオ山形 2025年06月15日 (日) 16:01 キックオフ NDソフトスタジアム山形
2 前半 2
1 後半 2
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
スターティングメンバー
GK | 31 | 寺門 陸 |
DF | 4 | 西村 慧祐 |
DF | 5 | 安部 崇士 |
DF | 22 | 城和 隼颯 |
MF | 7 | 髙江 麗央 |
MF | 25 | 國分 伸太郎 |
MF | 71 | 中村 亮太朗 |
FW | 10 | 氣田 亮真 |
FW | 11 | 藤本 佳希 |
FW | 14 | 坂本 亘基 |
FW | 88 | 土居 聖真 |
控え
GK | 16 | 長谷川 洸 |
DF | 2 | 吉田 泰授 |
DF | 15 | 川井 歩 |
MF | 8 | 小西 雄大 |
MF | 18 | 南 秀仁 |
MF | 42 | イサカ ゼイン |
FW | 9 | 高橋 潤哉 |
FW | 55 | 堀金 峻明 |
FW | 90 | ディサロ 燦シルヴァーノ |
スターティングメンバー
GK | 33 | 林 彰洋 |
DF | 25 | 真瀬 拓海 |
DF | 44 | 井上 詩音 |
DF | 5 | 菅田 真啓 |
DF | 39 | 石尾 陸登 |
MF | 6 | 松井 蓮之 |
MF | 10 | 鎌田 大夢 |
MF | 11 | 郷家 友太 |
MF | 27 | オナイウ 情滋 |
FW | 9 | エロン |
FW | 47 | 荒木 駿太 |
控え
GK | 21 | 梅田 陸空 |
DF | 2 | 髙田 椋汰 |
DF | 3 | 奥山 政幸 |
DF | 19 | マテウス モラエス |
DF | 42 | 石井 隼太 |
MF | 8 | 武田 英寿 |
MF | 15 | 南 創太 |
FW | 59 | 小林 心 |
FW | 48 | 中田 有祐 |
DATA
○入場者数/15,413人
○天候/晴、弱風 ○気温/26.2℃ ○湿度/71%
○ピッチ/全面良芝 ○時間/90分
○主審/須谷雄三 ○副審/金井清一 廣瀬成昭
COACH INTERVIEW監督記者会見
一言で言うと、本当に山形さんのクオリティーと、このダービーにかける思い、それはお互いですけれども、お互いに相乗効果というか、本当に素晴らしいゲームになったんじゃないかと思います。(今シーズン)我々の3失点は2回目ですが、4得点も初めてなので、壮絶な打ち合いという言葉がぴったりかなと思います。3失点目をしてからも本当に諦めずに、選手が、サポーターの声援も大きく我々の後押しをしてくれて、追いついたらいつも盛り上げてその勢いで飲み込め、というところでは、本当に選手が体現してくれました。新加入選手と、JFA・Jリーグ特別指定選手の大学生の選手も使って、いい仕事をしてくれたなということと、今日は出場がなかったですけれども初ベンチ入りの選手もいて、フレッシュな選手でこの試合に挑みましたけれども、それがいい方に転がってくれたかな、という感じです。
-中断期間は2点目を取ることを課題としていましたが、4得点できました。攻撃の評価を教えてください。
リスクをかけて、中断中は5バックに対する攻撃もちょっとだけトレーニングで入れて、人数をかけるというところですよね。攻撃に人数をかけていくというところは、リスクと裏腹というか諸刃の剣みたいなところがありますけれども、攻撃のところでそこの崩すところはトレーニングでやっているところなので、それがいいかたちで出たと思います。相手も前に人数をかけて、両ウイングと1トップ2シャドーというか、5人がかかっているぶん、奪ったらこちらもチャンスですし、こっちも攻撃の時に人数をかけているので、こういう打ち合いになってしまった部分はしょうがないというか。失点を3つしてしまったのは、ちょっと1失点目はボールへの寄せが甘くて、2失点目は相手のトリックに完全に引っかかってしまって、3失点目はカウンター気味のところからクロスでファーサイドをフリーにしてしまったような、ちょっと軽い失点だったので反省材料です。けれども、それを塗りつぶすくらいの攻撃を4点決めることができたのは、チームにとってひとつの大きな自信になると思います。
-山形に攻撃である程度前進されることは、織り込み済みだったのでしょうか。
そうですね。中盤で本当にクオリティーが高くて、前からいけばいくほど中盤に穴が空いて、いかなければいかないでまた保持者がフリーになるので難しい選択の部分がありました。ちょっと前半に前からいって中盤がついてこないようなシーンがありましたけれども、後半はいくのだったら中盤もついていこうというところでは、チャレンジしたところですね。あとは、相手が2セット分のチームというか、逆に後半に出てくる相手の方が怖いんじゃないかというくらいの選手が後半にまとめて入ってきて本当に苦しい状況になりましたけれども、それでも恐れずに攻めることができたのは良かったかなと思います。
-決勝点で武田英寿選手のFKが決まりました。今シーズンはなかなかセットプレーからの得点が少なかったところで、期待していた武田選手の得点があったことをどう感じていますか。
昨年も直接FKのゴールはなかったし、いつ以来かというくらいの直接FKでした。まあまあ距離もありましたし、あの時間帯のあのシチュエーションで決めるのは、さすがに痺れました。あれだけ攻撃を続けて、GKもだいぶ足が攣るなどしていて、攻めこんでジャブを打ち続けて、GKの方も動きが鈍ってきたところもあったかもしれませんけれども、それも含めて一試合攻撃し続けたことは良かったのではないかと思います。
-途中出場の選手の選手がそれぞれの役割を果たしてくれました。総力戦のダービーで、彼ら全員が戦術を理解し実行したチームの総合力を、どうとらえていますか。
本当に、それぞれ、髙田(椋汰)が入って真瀬(拓海)が上がって、真瀬が前でモビリティーを発揮してくれるだけじゃなくて後ろから上がってゴールまで決めてくれました。オク(奥山政幸)も、最後にイサカ(ゼイン)選手が入ってかなり厳しい状況でおさえてくれて、武田はご覧の通りの活躍でした。前に入った二人は初出場でしたが、小林(心)はうまく背後に入って起点になってくれたことで、こっちに流れがきました。中田(有祐)も宮崎(鴻)のけがもあって不在の中、ちょっと体を張ってなんとかしてくれればという投入で、まだ勝っていない状態でクロスからのヘディングでは、空間認知がいい選手なので、ヘディングの一発はあるかなというところで投入しました。最後に勝っているときのキープとか、その辺も含めて上々のデビュー戦でした。人生初のイエロー(カード)をもらったらしいですけれども、それも必死にやった結果だったと思います。
あとは、出ていない選手も最前列まで言って選手たちに声をかけてくれましたし、何よりサポーターがお腹の底から魂の叫びのような応援をしてくれたことが、我々は逆転されても「いやいや、このままじゃ帰れないぞ」という思いにさせてくれたのは、サポーターの力が本当に大きかったと思います。
MF 8 武田英寿選手
勝つことができて良かったです。攻撃の起点になるところと、FKやCKで試合を決めるように言われて入りました。
(直接FKの場面は)いつもは(鎌田大夢)とふたりで練習しているのですが、あそこは「自分が決めるしかない」と思っていました。普段どおりの感じで、ただ「決めてやろう」という気持ちだけでした。
(得点後は)喜びすぎて(サポーターが)どれくらい沸いていたのかもわからないくらいでした。チームメートと一緒に仙台サポーターのところに向かったのは覚えています。
(仙台加入後初得点で)率直に、初ゴールを取れてうれしいし、みちのくダービーという歴史ある舞台で勝利を決めるゴールができて、すごくうれしいです。
MF 11 郷家友太選手
本当にジェットコースターのような試合展開でしたが、やっていて「これがダービーか。やっぱり普通の試合じゃないな」と思っていました。
戦術的なところよりも、気持ちのところについてみんな口をそろえて試合前も試合中も話していました。それが勝利につながって良かったです。
(ゴールシーンは)ゴールから距離もあったので、首に力を入れて振りました。結果を求めてやっている中で、自分が決めた試合では負けていないので、今日は逆転されたときも「自分が決めているから何かが起きる」と思って、安心しながら逆転できると思っていました。
次はユアスタでの試合なのでこの勝利はすごく大きいと思いますし、僕たちも早くユアスタでやりたいと思っています。僕は3年目ですが新加入選手はまだユアスタにどれくらい人が入るのか、どういう雰囲気かわからないので、みなさんの協力を得ながら、満員のユアスタを見せたいと思います。