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2025明治安田J2

2025明治安田J2 第22節 カターレ富山 2025年07月05日 (土) 19:03 キックオフ ユアテックスタジアム仙台

試合終了
HOME ベガルタ仙台
0 - 1

0 前半 1

0 後半 0

AWAY カターレ富山

監督記者会見 

MATCH PROGRESS

試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
20分[得点] 18 伊藤 拓巳
9 エロン → 2 髙田 椋汰 46*分[交代]
54分[警告] 6 瀬良 俊太
60分[交代] 10 松田 力 → 8 松岡 大智
60分[交代] 39 古川 真人 → 14 浦 十藏
59 小林 心 → 8 武田 英寿 70分[交代]
47 荒木 駿太 → 14 相良 竜之介 70分[交代]
70分[交代] 13 深澤 壯太 → 20 大山 武蔵
78分[交代] 16 末木 裕也 → 24 河井 陽介
78分[交代] 18 伊藤 拓巳 → 40 竹内 豊
11 郷家 友太 → 48 中田 有祐 82分[交代]
10 鎌田 大夢 → 19 マテウス モラエス 87分[交代]
90+3分[警告] 1 田川 知樹

MEMBERS

スターティングメンバー
GK33林 彰洋
DF25真瀬 拓海
DF44井上 詩音
DF5菅田 真啓
DF39石尾 陸登
MF6松井 蓮之
MF10鎌田 大夢
MF11郷家 友太
MF47荒木 駿太
FW9エロン
FW59小林 心
控え
GK21梅田 陸空
DF2髙田 椋汰
DF3奥山 政幸
DF19マテウス モラエス
MF8武田 英寿
MF14相良 竜之介
MF27オナイウ 情滋
FW18梅木 翼
FW48中田 有祐
スターティングメンバー
GK1田川 知樹
DF88濱 託巳
DF4神山 京右
DF5今瀬 淳也
DF13深澤 壯太
MF16末木 裕也
MF6瀬良 俊太
MF33髙橋 馨希
MF18伊藤 拓巳
FW39古川 真人
FW10松田 力
控え
GK42平尾 駿輝
DF40竹内 豊
MF7佐々木 陽次
MF8松岡 大智
MF14浦 十藏
MF17井上 直輝
MF20大山 武蔵
MF24河井 陽介
FW58武 颯

DATA

後半前半仙台 富山前半後半
13417シュート321
8513CK440
5712FK523
101オフサイド000
000PK000

○入場者数/18,049人
○天候/晴、弱風 ○気温/28.3℃ ○湿度/65%
○ピッチ/全面良芝 ○時間/90分
○主審/上原直人 ○副審/山村将弘 田代雄大

COACH INTERVIEW監督記者会見

20分の失点が重くのしかかったかなというところです。相手はしっかり中を固めて、守るときにはしっかり全員自陣に構えて中を固める、後ろを固めるというところを徹底されてしまったかな、というところですね。
後半にちょっと立ち位置を変えてというか、元に戻して、サイドでうまく起点を作って、というところではかなり押しこんで、シュートも20本近く打って決定機もかなりあったと思いますけど、あれで入らなければ負けるな、というゲームだったかなと思います。

-先制点でかなりやろうとしたことやゲームの展開が変わってしまったのでしょうか。

そうですね。

-小林心選手を初めて先発で使いましたけれども、当初のプランや起用の意図を教えてください。

うまくサイドを起点にして、中に人数がいるのでどこかのタイミングで背後を突いていけるかなというところでした。ただ、なかなかサイドではうまく起点を、真ん中の一番後ろのところでちょっとうまく幅が作れずにサイドにうまくボールが行きませんでした。後半はまあまあサイドの高い位置にボール入って、そこからチャンスを作るようなシーンは作れたかなというところでしたけど、あれだけチャンスがあって入らなければ、試合に勝つことはできないというところですね。

-前半にサイドで起点が作れなかったというのは、荒木駿太選手をサイドハーフで使ったこともあったのでしょうか。

サイドバックが幅を取る役だったのですが、なかなかそこ、サイドの高い位置にボールがうまく入らなかったですね。サイドの低い位置で受けることはしていましたけど。

-相手の守りとの噛み合わせが悪かったのでしょうか。

そうですね。我々の後ろのボールを入れるところでも幅が作れなかったことで、サイドにボールが入らなかった、というところですね。

-先制された後も、かなり押しこんで、後半さらに圧倒的なシュートの数でしたし、優勢な展開でしたけども、多くチャンスを作れたのは、どういったところが良かったのでしょうか。

ほぼほぼ、(攻守の)切り替え、球際、相手のカウンターをさせずに相手陣地で押しこみ続けたというところでは、逆に言うと、相手が自陣にとどまり続けてなかなかスペースができてこなかったというところもあるかもしれないのですが、それでも決定的なシーンをたくさん作るところまでは、引かれた中でなかなかチャンスができないというところも普通はあり得るところですけど、チャンスは作っていたかなと。「そこは決めないと」というシーンはまあまああったと思うので、そこを決めきれないのが、力のなさだと思います。

-切り替えとか球際とか、カウンターさせないというのは、選手の気持ちも入ってよく動いたということですか。

そうですね。負けているのもありましたし、相手もかなり足が止まって足をつる選手も多かったので、そこまで走らせて追いこんだ、1点が決まればとん、とんといった可能性もあったと思いますけど、こんなものです。

-見ている方もやっている方ももどかしい試合だったと思いますけど、最後のゴールが入らなかったところをあえて分析するならば、よく守られたのか、アイディアが足りなかったのか、それとも運のところなのか、どう考えますか。

それはもう、みなさんで判断していただいて、多くシュートを打ってゴールの手前まで行ったところでどう判断されるか、評価は見ている方にしてもらえばと思います。

-前節が終わった直後から、「いい試合をした次の試合が課題」と注意していましたが、今日のように押していたけれども結果を出せなかった試合については、その準備を含めどう評価されますか。

20分のところでセットプレーであんなに簡単に決められてしまうと、それが重くのしかかってしまったかな、という感じですね。どうしても、相手が無理をして出てこないので、そうするとこちらも無理して攻めて、カウンターを受けそうな場面は、相手も速い選手や途中交代の前線の選手を投入して、よくありがちな攻める人数を多くして押しこんで取られてカウンター、というシーンを作らせなかったのは、なかなか後ろも切らさず、体を張って切り替え速く、相手陣地に押しこみ続けたというのは、評価できるポイントだったと思います。

-相手のセットプレーでワンチャンスを決められたのとは逆に、こちらも流れの中と同様にセットプレーでも多くのチャンスを作っていたのに決められなかったのは、工夫と精度を欠いた結果でしょうか。

ちょっと足りませんでしたね。合わなかったし、キックミスもありました。なかなかネットを揺らすのは大変だな、という試合でしたね。

-サイドを起点にするというところが後半はできたという話について、後半から高田椋汰選手を入れて、石尾陸登選手もかなりゴール前に関わるようなかたちになって、その2人がゴール前に顔を出すところで、かなり質の高い動きはできていたように思うのですが、そこはいかがですか。

そうですね。質の高い動きまではよくて、クロスの質はやはりちょっと課題だったかなというところですね。

-パス交換で関わるとか、中に入って行くところとか、いいスペースに入るとか、それだけではなくて、やはりクロス、シュートもまだもっともっと求めていきたいところですか。

ゴール前で荒木がフリーになったり、相良のシュートとかもペナルティーエリア周りでからんでいってシュートにつなげたりするようなシーンもありました。サイドからのクロスもまあまああったと思うのですけど、その質はあまり良くはなかったです。中の動きもそうですけど、クロスが合わなかったな、というところはありましたね。

-1万8000人が詰めかけた中での敗戦となりました。試合後に選手へかけた言葉などありましたら教えてください。

本当にものすごい声援を送り続けてくれて、そのおかげで選手は本当に走ったし、切り替え速く、球際で負けず、というところは本当に声援のおかげです。敗戦の後も本当にみんな真剣に、ものすごい必死に、一生懸命我々にエールを送ってくれて、感動したというか、「やらないと本当にだめだな」ということを、我々が負けるととてつもないエネルギーで「お前ら、足りねえぞ」ということを本当に訴えかけてきてもらえて、本当に一周回って選手は、途轍もないたくさんのサポーターの「次はやれよ」というその表情や大きな声、真剣な表情を胸に刻んでくれていると思うので、次こそは本当にそれに応えられるようにがんばりたいと思います。

DF 39 石尾陸登選手

強度も、シュート数も、攻撃回数も自分たちの方が圧倒していたと思うし、最初のセットプレーのあの一瞬だけで失点して負けてしまうというのがサッカーだと思わされました。自分たちも決めるチャンスが何回もありましたが、それを決められないというのが自分たちの実力です。前を向いてやっていくしかないと思いました。
僕が右サイドやボランチの位置までいくこともあった中でボールは回せたと思いましたけれども、自分が潜っていったときにパスが浮いてしまったり、シュートのところがぼてぼてでGKの前に行ってしまったり、ラストパスやシュートのクオリティーのところだけだったかなと思いました。相手に奪われた後のカウンターでは全員が戻っていましたし、相手も疲れるくらいボールを回すことはできていたと思いました。あれだけシュートを打って1点も取れないことが問題だと思います。
ユアスタに戻れて、ファン、サポーターのみなさんの歓声が響いてきましたし、ああやって雰囲気を作ってくれたなかで、いいゲームはできても勝たないと意味はないと思うし、逆に悪いゲームでも勝てればファン、サポーターのみなさんは喜んでくれると思うので、悪いゲームでも良いゲームでも勝つことにもっとこだわって、ファン、サポーターのみなさんを後悔させないように、一緒に喜びたい気持ちがいっそう強くなりました。

MF 14 相良竜之介選手

これだけのサポーターの方に集まってもらった中で、勝利を届けられなかったことを申し訳なく思っています。
(途中出場で)まずはチームが点を取るため、そこに関わることでした。ゴールやアシスト、その前のプレーを意識して入りました。(監督からは)負けていたので、足を振ることやもっと前で関わることを入る時には言われました。
僕自身にも決定機がありましたけれども、あそこで決めるか決められないかが自分自身の価値になると思いますし、ああいうところで決められる選手になるためにも、もっと練習からやっていく必要があります。
(復帰後初のユアスタで)本当に気持ちを高ぶらせてもらいましたので、勝利を届けたかったのですが、また次にここでたくさんの人に来てもらって、自分がゴールというところで勝利を持ってこられるように、次はアウェーですが勝ってホームに戻ってきたいと思います。