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2025明治安田J2

2025明治安田J2 第24節 V・ファーレン長崎 2025年08月02日 (土) 18:04 キックオフ PEACE STADIUM Connected by SoftBank

試合終了
HOME V・ファーレン長崎
0 - 0

0 前半 0

0 後半 0

AWAY ベガルタ仙台

監督記者会見 

MATCH PROGRESS

試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
29 新井 一耀 18分[警告]
44 江川 湧清 → 48 照山 颯人 46*分[交代]
9 フアンマ デルガド → 18 山﨑 凌吾 64分[交代]
19 澤田 崇 → 16 エメルソン 70分[交代]
70分[交代] 8 武田 英寿 → 32 山内 日向汰
70分[交代] 47 荒木 駿太 → 9 エロン
79分[交代] 6 松井 蓮之 → 17 工藤 蒼生
79分[交代] 3 奥山 政幸 → 39 石尾 陸登
23 米田 隼也 → 33 笠柳 翼 86分[交代]
18 山﨑 凌吾 86分[警告]
48 照山 颯人 89分[警告]
90+5分[交代] 10 鎌田 大夢 → 42 石井 隼太

MEMBERS

スターティングメンバー
GK21後藤 雅明
DF4エドゥアルド
DF23米田 隼也
DF29新井 一耀
DF44江川 湧清
MF5山口 蛍
MF10マテウス ジェズス
MF19澤田 崇
MF34松本 天夢
MF50翁長 聖
FW9フアンマ デルガド
控え
GK31原田 岳
DF3関口 正大
DF48照山 颯人
MF13加藤 大
MF16エメルソン
MF20中村 慶太
MF33笠柳 翼
MF36青木 俊輔
FW18山﨑 凌吾
スターティングメンバー
GK33林 彰洋
DF25真瀬 拓海
DF44井上 詩音
DF5菅田 真啓
DF3奥山 政幸
MF6松井 蓮之
MF8武田 英寿
MF10鎌田 大夢
MF11郷家 友太
FW47荒木 駿太
FW99宮崎 鴻
控え
GK21梅田 陸空
DF19マテウス モラエス
DF39石尾 陸登
DF42石井 隼太
MF17工藤 蒼生
MF32山内 日向汰
FW20グスタボ
FW9エロン
FW59小林 心

DATA

後半前半長崎 仙台前半後半
9817シュート514
336CK303
10616FK1486
101オフサイド761
000PK000

○入場者数/17,242人
○天候/晴、弱風 ○気温/29.8℃ ○湿度/64%
○ピッチ/全面良芝 ○時間/90分
○主審/吉田哲朗 ○副審/中野卓 堀格郎

COACH INTERVIEW監督記者会見

思った以上に相手の圧があって、プラス、こちらのミスも多くて、ミスからかっさらわれて、ショートカウンターで決定機を山ほど作られてしまったというところです。後半はややつなげてゴール近くまで行くシーンはありましたけど、試合を通してやはり相手が奪って、個人で推進力を持ってこられる相手に対して、こっちは二人がかり三人がかりと束になっていって、ただこれが0-0で終わるというところは、粘り強く戦えたかなと思います。決定機も山ほどありましたけど、こちらの選手が最後の最後で足が出て、というシーンが多かったと思うので、あとは最後に林(彰洋)が守ってくれたシーンも多かったのですけど、集中を切らさずにDF陣がかなり体を張って粘ってくれたという、こういう試合で勝点1を取れるのは大きいな、というところですね。
やはり一人ひとりの質とか、一人を剥がしていく力みたいなものはなかなか止められなかったな、というところですね。

-前半から押しこまれる時間が長かったのですが、これまでの長崎戦ではミドルブロックが機能する試合が続いていましたが、今回は前進されてしまいました。どういうところが違ったのでしょうか。

もちろん3バックで、噛み合わせのところでやはりなかなかウイングバックをつかまえるのが難しいですし、ウイングバックに行くと今度は中央とか、サイドバックの背後とかを狙われる場面ができてしまうので、どうしてもちょっと構え気味になってボールの出しどころに制限がかからないでいいボールを入れられてしまって、遅れ気味にいくというところの連続でした。後半はもう、ちょっときついけど前からいこうというところでは、何度か、相手のミスを誘ったり、奪えたりしたシーンもあったのですけど、またその奪ったボールをもうちょっとテンポよく動かしたいというところが、ちょっとできなかったかなというところですね。

-奪った後の相手のカウンタープレスも速かったと思うのですけど、これは自分たちの精度の問題なのでしょうか、それとも相手の強さなのでしょうか。

両方ですね。縦パスとかかなり狙われていたというか、インターセプトがうまく、狙いどころをこちらもちょっとタイミング的にも、やはりパスを出すタイミングで止まった選手を向こうは狙っているというシーンが続いて、徐々にパスの乱れというか、相手のプレスが怖いからちょっとパスが後ろ向きになったり、ちょっとずれたりしたシーンが多かったかなというところですね。
勇気を持ってやろうとしてくれて、そのぶん一人ひとりの、中盤のところでボールを持つ時間が長くて、そこで奪われるようなシーンがあって、鎌田(大夢)を右に置いて、もうちょっとボールを保持する予定でしたけど、なかなかできずというところでしたね。

-今の話に出ましたように、鎌田選手を右サイドハーフで起用し、本来ボランチの選手3人を同時起用した先発の組み合わせにしました。それは前からプランとして考えていたのでしょうか。

相良(竜之介)が間に合うかと思ったら間に合わず、サイドで誰を使うかなというところで、ボランチのところに今度は山内(日向汰)も入ったので誰か一枚を外に出すというところでした。鎌田がアタッカーとしてのクオリティーも持っていますし、守備の強度もあるので、鎌田が敵陣に入っていくような役割を、当然中でもボランチと近くしてボールももうちょっと持てるはずだったのが、できなかったというところですね。

-新加入の山内選手を今日初めて使ったのもサイドハーフでしたけれども、これもやはりつなぐ役割を期待したのでしょうか。

そうですね、ボランチもできますけど、まだやはり守備のところの約束事は、試合勘も含めて、そこはちょっと前で慣らし運転をしながらですね。トップ下もあると思いますし、ペナルティーエリア付近でスルスルと抜けてチャンスを作るシーンもありましたし、そういう仕事ができればな、というところです。

-サポーターが今日もかなり仙台から来てくれましたが、サポーターへのメッセージはありますか。

もうこれはもう本当に素晴らしいというか、常に僕らに勇気を与えてくれるというか、もう本当に試合中にずっと励ましてくれて、最後のあと一歩とか、「そこをなんとかするぞ」みたいなところでやっぱり後押しのエネルギーというか、そこは本当に勇気づけてくれます。今週のファンサービスのときも、「自分たちも長崎へ行きます」みたいな声も多かったので、本当に勝点1を取れたのも、そのサポーターと共有して、声援で最後の一歩で足を出させてくれたところも大きいかなと思います。また、次節がホームなので、なんとかホームで喜んでいただけるように全力で戦いたいなと思います。

-長崎の名倉巧選手のことで、アウェーですが、Tシャツを着てくださったり、名倉選手の仙台時代のユニフォームをベンチの前に掲げていただいたり、最後に寄せ書きの前で両チームが集まったりした思いを教えてください。

当然仙台にも所属してくれていた、仙台のために戦ってくれた仲間ですし、それ以上にサッカーの仲間であり、彼が非常に厳しい状況だとは聞いています。ただ、また明るい未来を信じてがんばってほしいと思います。我々は簡単には「がんばれ」とは言えないですし、ものすごく苦しい治療も待っているとも思います。どのぐらい時間がかかるかは、新潟の早川史哉選手とかも闘病から復活してがんばっていますし、そういう先輩の例もあります。ぜひ明るい未来を信じて病気と戦ってほしいと、みんなが試合の前からずっとそういう話題をしていました。選手の間でもやはりメッセージをみんなで書いてお渡しできて、今日ももしかしたらDAZNの映像越しにでも、両チームが一緒になって激励のメッセージをみんなで掲げるところが、彼にとって少しでも勇気とか元気につながっていけばいいなと思います。帰ってきてピッチを走り回る姿を我々も心待ちにしたいと思います。

GK 33 林彰洋選手

相手が(プレーの)精度高く抜けてくるところはありましたが、連係のところはいつもやっているぶん、声が通らなくてもそこまでぼけることなくできました。疲れや気温の問題もあって、疲労で視野を確保することが遅くなったようなところは、後半の方に出てきたところはありました。あのようなところは抜かりなく、周りの選手がどんどん声をかけるなどして、認知していけたと思います。
抜けられた部分があっても、自分とDF陣との関係の中で簡単にシュートを決められる状況にはされたくないな、というところがありました。そういう意味では、相手のシュートがどういう状況だったら打ちにくいのかなどを考えながらポジションを取れていました。
相手のホームで勝点3を与えないこともやはり大事です。勝点3を取りに行くことはもちろんですが、悪くても勝点1でも積み上げることも、大事な作業になってきます。

DF 44 井上詩音選手

相手にボールを持たれる中で、チャンスは作られましたけれども、毎試合無失点という目標があるので、それを最低限できたところは良かったと思います。
前半はチャレンジしてラインを高くするときは高くできていたのですが、後半はお互いがオープンになってラインを調整しながらやっていました。カウンターを受けるシーンが一番ピンチになっていましたが、そこは少なくすることができたと思っています。
自分たちのミスが多くて、そこからピンチを作られてしまったことが多かったので、そこは反省しなければいけない点です。
(次節に向けて)2試合でしっかり勝点を積み重ねることで昇格に近づいていけると思うので、次は絶対に勝たないといけないし、前半戦で負けた借りを絶対に返したいと思います。