
2025明治安田J2 第33節 大分トリニータ 2025年10月19日 (日) 14:03 キックオフ クラサスドーム大分
0 前半 0
0 後半 0
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
スターティングメンバー
| GK | 22 | ムン キョンゴン |
| DF | 2 | 岡本 拓也 |
| DF | 3 | デルラン |
| DF | 6 | 三竿 雄斗 |
| DF | 31 | ペレイラ |
| MF | 14 | 池田 廉 |
| MF | 16 | 茂 平 |
| MF | 18 | 野嶽 惇也 |
| MF | 25 | 榊原 彗悟 |
| MF | 38 | 天笠 泰輝 |
| FW | 11 | グレイソン |
控え
| GK | 32 | 濵田 太郎 |
| DF | 4 | 薩川 淳貴 |
| DF | 30 | 戸根 一誓 |
| MF | 8 | 落合 陸 |
| MF | 10 | 野村 直輝 |
| FW | 13 | 伊佐 耕平 |
| FW | 21 | 鮎川 峻 |
| FW | 29 | 宇津元 伸弥 |
| FW | 39 | 有働 夢叶 |
スターティングメンバー
| GK | 33 | 林 彰洋 |
| DF | 25 | 真瀬 拓海 |
| DF | 5 | 菅田 真啓 |
| DF | 19 | マテウス モラエス |
| DF | 39 | 石尾 陸登 |
| MF | 8 | 武田 英寿 |
| MF | 10 | 鎌田 大夢 |
| MF | 47 | 荒木 駿太 |
| MF | 14 | 相良 竜之介 |
| FW | 11 | 郷家 友太 |
| FW | 99 | 宮崎 鴻 |
控え
| GK | 1 | 堀田 大暉 |
| DF | 2 | 髙田 椋汰 |
| DF | 3 | 奥山 政幸 |
| MF | 6 | 松井 蓮之 |
| MF | 17 | 工藤 蒼生 |
| MF | 32 | 山内 日向汰 |
| FW | 9 | エロン |
| FW | 40 | 安野 匠 |
| FW | 48 | 中田 有祐 |
DATA
○入場者数/9,035人
○天候/曇時々雨、弱風 ○気温/22.7℃ ○湿度/71%
○ピッチ/全面良芝 ○時間/90分
○主審/上村篤史 ○副審/大塚晴弘 堀格郎
COACH INTERVIEW監督記者会見
試合前からわかっていたことでありますけれども、被ゴール期待値が2位のチームで、5-4-1の固いブロック、そこからのカウンターというのが特徴で、なかなかそれを崩していくのは難しい。先制点を取れば、こちら側のゲームになるかなと思っていたのですけど、なかなか取れず、前半も後ろの方で前進するのに苦労して、奪われてカウンターというシチュエーションが多くありました。後半にちょっとこちらの流れに傾きつつあるかなというところで、グレイソン選手の退場があって、より相手はもうカウンターを狙うのみというかたちになってしまって、かえってなかなか隙を見つけるのが難しくなってしまったかな、というところでした。
- 相手がブロックを固めてくるだろうとわかっていたなかで、前半は主導権を握っていたと思いますが、思うように攻めきれなかったというのは、ゲーム前の想定と違ってうまくできなかったところがあったのでしょうか。
後ろのどこかからボランチが引き出して、もうひとつ前のところに入るはずだったのですけど、なかなかそこのスペースが空いてこなくてというか、ブロックが思った以上に固かったな、というところです。(相手の)ボランチが、我々のボランチに食いついてきて、その後ろにボールが入るという予定だったのですけど、なかなか時間がかかった中で、相手がコンパクトな陣形を崩さなかったですね。後ろのディフェンスラインで回しているときに、かなりコンパクトに守られてしまって、スペースが空いてこなかったのかな、というところです。
- ハーフタイムにはどういう指示をされたのでしょうか。
ちょっと武田(英寿)をアンカー気味に置いて、そこから鎌田(大夢)をちょっともうひとつ前のゾーンに置いて、ボールが入り出して、ちょっといいかたちでボールが動き始めたな、という矢先に退場があって、逆に固めるオンリーになってしまったので、難しかったですね。
- その中で、山内日向汰選手を最初に宮崎鴻選手に代えて投入した狙いはなんですか。
もう狭いところに簡単にクロス入れても、デルラン選手やペレイラ選手という「山脈」があって。その脇をテクニックのある選手で崩して、ペナルティーエリアの中に進入してそれで変化とか、崩しの、足を振るようなチャンスを構築できないかなと模索した時間帯でした。
- なかなか、上位争いが厳しくなってくると思うのですが、今日の戦いは、今後へどのようにフィードバックしていきますか。
ここまで被ゴール期待値が2位のチームなので、5-4-1に固い守備でこられれば、向こうも攻めてくるので、攻めてきたところの隙は、突いていける部分と。とはいえやはり押し込まれたときにいつもですともうちょっとボールが動いて人も動いて、失ってもそこから奪い返してまた攻撃するという形が、良さなのですが、なかなかそういうかたちが今日は出なかったので、もっと迫力を持ってゴールに向かったり、質のところを上げていったり。それはもう選手として合わせる部分もありますし、こちらからも、多少ちょっとまた振り返りで、提示できたらな、と思います。
- 今日は林彰洋選手が復帰したり、出場停止の井上詩音選手に代わってマテウス モラエス選手が出ていたり、守備陣がかなり入れ替わりましたけれども、攻撃寄りのバランスのなかでも相手のカウンターを止め、無失点にしたことについてはどう評価されますか。
マテウスはスピードとパワーがあるので、特にグレイソン選手のような外国籍選手で、パワーや高さがあるような選手には強いので、そこはカウンターの局面でのスピードを生かして止めてくれたシーンもありましたし、かなりいい仕事をしてくれたのじゃないかと思います。
林の方も、一度グレイソン選手のヘディングシュートがありましたけれども、そこまで決定機といえるシーンはなかったと思います。その前のところでリスク管理とか、足下のところもしっかりやってくれたので、後ろのディフェンスラインは、真瀬(拓海)は引き続きですけど、代わった中で(失点を)ゼロに抑えられたというのはよかったです。しかし、もしかしたら攻撃のリズムというのが、なかなかできなかったのかもしれないですね。
GK 33 林彰洋選手
僕たちは1点を取るためにどうやって相手の守備をかいくぐるのか、というところにフォーカスして試合に入っていました。リスクを背負いながら攻撃をすることによって相手に隙ができると思っていました。そういう意味では、この試合でリスクをかけられたかというと、相手が10人になって難しい状況になって、なかなか相手を崩すのは難しかったというのが実際のところだったと思います。ただし、相手の人数が減れば、より思い切った、味方を動かす動きなどを増やさないと、なかなか相手のポジションが動かないのかなというのが後ろから見ていた印象です。
守備のところは危ない場面もセンターバックやサイドバックの選手が未然に防ぐ場面があったので、立ち位置のところに関しては集中して声をかけることができていたと思います。でも、もっと攻撃のところをもっと円滑に回せれば、もっと違いを出すことができたと思います。
(次に向けて)一試合ごとに勝点3を取ることに集中したいです。下を向いていてもしょうがないので、どれだけ上についていけるかです。この状況であきらめるのは簡単なこと。あと5試合で僕たちがどれだけ勝点を取る思いを持ってのぞめるかということを忘れずにいきたいと思っています。
MF 10 鎌田大夢選手
絶対に勝たなければいけなかった状況だったので、このように勝てなかったのは悔しいです。あまり攻撃のテンポを変えられなかったことが反省点です。
(後半からポジションをそれまでより前に上げて)後半は相手も(退場者を出して)減ったこともあったのですが、前半よりはゴールの方に行けたところまでは良かったと思います。でも、もっと仙台側が一人多くなったことを認識したうえで、攻撃に厚みを加える必要があったと思います。
(次節に向けて)勝つしかないので、がんばります。