
2025明治安田J2 第37節 ブラウブリッツ秋田 2025年11月23日 (日) 14:03 キックオフ ソユースタジアム
0 前半 0
0 後半 0
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
スターティングメンバー
| GK | 1 | 山田 元気 |
| DF | 19 | 尾崎 優成 |
| DF | 71 | 畑橋 拓輝 |
| DF | 2 | 岡﨑 亮平 |
| DF | 13 | 才藤 龍治 |
| MF | 7 | 水谷 拓磨 |
| MF | 25 | 藤山 智史 |
| MF | 20 | 吉岡 雅和 |
| MF | 29 | 佐藤 大樹 |
| FW | 34 | 鈴木 翔大 |
| FW | 40 | 佐川 洸介 |
控え
| GK | 17 | ルカ ラドティッチ |
| DF | 16 | 村松 航太 |
| MF | 66 | 土井 紅貴 |
| MF | 45 | 鈴木 陽成 |
| MF | 31 | 石田 凌太郎 |
| MF | 14 | 大石 竜平 |
| MF | 9 | 中村 亮太 |
| FW | 8 | 畑 潤基 |
| FW | 11 | 梶谷 政仁 |
スターティングメンバー
| GK | 33 | 林 彰洋 |
| DF | 2 | 髙田 椋汰 |
| DF | 44 | 井上 詩音 |
| DF | 5 | 菅田 真啓 |
| DF | 39 | 石尾 陸登 |
| MF | 8 | 武田 英寿 |
| MF | 10 | 鎌田 大夢 |
| MF | 47 | 荒木 駿太 |
| MF | 14 | 相良 竜之介 |
| FW | 11 | 郷家 友太 |
| FW | 99 | 宮崎 鴻 |
控え
| GK | 1 | 堀田 大暉 |
| DF | 3 | 奥山 政幸 |
| DF | 19 | マテウス モラエス |
| DF | 25 | 真瀬 拓海 |
| MF | 15 | 南 創太 |
| MF | 17 | 工藤 蒼生 |
| FW | 9 | エロン |
| FW | 48 | 中田 有祐 |
| FW | 59 | 小林 心 |
DATA
○入場者数/13,172人
○天候/晴のち雨、弱風 ○気温/11.4℃ ○湿度/72%
○ピッチ/全面良芝 ○時間/90分
○主審/中井敏博 ○副審/阿部将茂 宮原一也
COACH INTERVIEW監督記者会見
かなり強度が高い相手で、守備のゴール前で本当に人数をかけて絶対打たせないというシュートブロックのところを武器とする相手に対して、前半は難しいゲームになるかなと思っていたのですけど、予想以上に前半は良かったかなと思っていて、決定機も作りました。相良(竜之介)の突破からとか、宮崎(鴻)の折り返しからとか、狙いとする攻撃からネットが揺れればというところまでは作れていました。あそこの前半で点が決まれば、後半は前に出てくる相手に対してカウンターという、前節の熊本戦と同じようなゲーム展開にできたのかな、というところは残念でした。
後半は逆に相手も交代選手のパワーとかで、結構危ない、押しこまれるシーンもありましたけど、林(彰洋)とか、センターバックの菅田(真啓)、井上(詩音)を中心に、かなりセットプレーとかロングボールが多くて事故がいつ起こるかわからないような状況の中で非常に集中した守備を見せてくれました。この相手の数限りないセットプレーとロングボールを跳ね返し続けたというのは非常に素晴らしいできだったかなと、後ろの選手に対して、守備に対しては、そういう評価をしています。
攻撃に関しては、やはり秋田さんが本当に人数をかけて守るその集中力と球際の強さみたいなところで、押し込こむとこまでいって、最後のペナルティーエリアに入って行く部分だとか、クロスが合わないとか、そういうところで最後のネットを揺らすクオリティーはちょっと足りなかったかなというところです。
- 相手がロングボールを使ってくる展開は事前にわかっていて、その中でも負けなくないし、あと自分たちがつなぐかたちも作りたいと話されていましたが、下からというところでなかなか自分たちのペースに持ちこみ切れなかった要因はどうみていますか。
もっとつなげないと思っていたので、意外とつなぐスペースはあったかなと思います。ただし、やはり自陣にかけて、プレッシャーの迫力とか人数をかけた守備のところではなかなか思うようにはやらせてもらえないのは当然ですが、ただ何度かサイドチェンジから打開できるというところで、サイドチェンジから前進してゴール付近まで行くシーンはまあまあ意図的に作り出せた部分はあったかな、と思っています。
- 後半に入る前に、ハーフタイムにどういう修正をしたのでしょうか。
ビルディングアップのところでセンターバックとボランチの経由とか、そこから前進する部分とか、その辺はちょっと修正はしたのですけど、なかなか後半の相手の交代もあって。どちらかというとチームのエネルギーは、予想以上に動かしたぶん相手はちょっと落ちてくるのかなと思ったのですけど、なかなか落ちずに、逆にこちらもかなり集中度高く、取られたら全員で戻って、相手のカウンターに対して戻りきれなかったというシーンはなくそうというところでは、変な奪われ方をしても全員がスプリントして戻るというシーンも多かったです。逆にこちらも結構疲弊した部分もあったのかなという意味では、相良とかも後半に対応され、前半はきれきれだったのですけど、後半は、かなりすっとダブルチームとかで寄せられて、そこから、2、3人来るのだったらその脇とか横とかから入っていければという感じでは伝えたのですけど、なかなか相良にボールがいくシーンは前半ほどはなかったのかなというところですね。
右のところも、荒木(駿太)がうまく、中盤のボランチとリンクしてボールをつなぐところでは、少し彼のところで時間ができて、というところで、南(創太)とか入れて、個人の打開からと思っていたのですけど、デビューだったこともあり、なかなかこの難しい、厳しい状況の中で、期待もこめてというところだったのですけど、彼もまたここから成長のきっかけにしてくれるとは思うという感じです。
- 前半の方が決定機があったかなと思えるところで、後半になかなか勢いがつかなかったというのは、向こうの選手の交代もあって思うようにいかなかったのでしょうか。
サイドを変えて、逆サイドから進入していくというところが前半の方ができて、後半はちょっとその余裕が持てなかったというか、それをしようとして変に取られて戻らないといけないシーンが何度かあって、ちょっとうまくいかなかったところは反省材料です。
- 先程相良選手への言及もありましたが、相良選手や高田椋汰選手が前半から一対一での攻撃でそうとう勝っていました。サイドのしかけは、いつも以上に積極的にと要求したのでしょうか。
そうですね。サイドチェンジするとああいう状況になるというのは伝えていました。そこは前進していけるのだったら積極的に、というところはうまく、前半は2人が本当にペナルティーエリア付近まで上がっていってクロスとかシュートとかいいシーンがまあまあできたので、積極的にやってくれました。
高田は久しぶりの先発でしたけど、攻守に非常に有効な働きをしてくれました。守備でも体を張って、佐藤(大樹)選手の左足のクロスというのも1つ向こうの大きな武器だったんのですけど、そこをなかなか上げさせずに逆にあそこのスペースを突いて前に上がっていってクロスを上げるようなシーンも、バーに当たるようなシーンもありましたけど、彼の上りも結構効いていたかなと思います。
- アウェーでも勝点3が欲しかった試合で不本意な結果だったと思いますが、それを受けて試合後のチームにはどういう言葉をかけましたか。
私は試合終わって当分は他のチームの結果は聞かないのですけど、一応磐田の結果を聞いて、引き分けだったということで、一応首の皮はつながって6位という(J1昇格)プレーオフ圏内はキープして、まだ自力で自分たちの目標を達成する、可能性を広げていく権利はあります。ただ次のいわきは、後半戦でもう1位2位の勝点をあげている、本当に難敵というか、秋田以上にフィジカル的にも強くて、今日以上に苦戦するのはもう目に見えています。そこをどうやって勝ちにもってこられるかというところですけど、もうこれは勝つしかないので、「勝たないといけない」ということでは、もうプレーオフ1回戦がいよいよ始まったという感じですね。次のゲームで負けたらもう可能性はないし、ホームで勝てばプレーオフ圏内は維持できて、去年も6位から決勝まで行っていますので、また6位からでも決勝まで行けば、去年の悔しさというか、去年の学びというか、そういうものを生かせるという権利はまだあります。そこはしっかり、次のゲームはちょっと1日準備期間が少なくて、トレーニングもほぼコンディショニングだけになってしまうので、なかなかこう連係を高めるなど、やりたいトレーニングというのができないので、もう選手には言いましたけど、もう個人でしっかり、我々スタッフもしっかり映像で振り返りはしますけど、しっかり個人で振り返る。あとは仲間と話をして、次のゲームは本当に、もう今シーズンが肯定されるか否定されるかぐらいの、本当にとてつもなく重要なゲームになると思うので、いい準備をして、全力を出して、サポーターのみなさんと相手を飲みこんで、勝点3を取るだけかなと思います。
MF 11 郷家友太選手
僕たちは勝つしかなかったし、0-0が続くようなゲームを想定もしていました。その中でも、前半はすごくいい流れでチャンスも作っていたので、前半に決めきりたいと話はしていたのですが、0-0で折り返したので、後半にそのままの流れでいきたかったです。でも後半に相手のサッカーの難しさというか、(ロングボールを)蹴ってくる相手に対して簡単に(ボールを)渡してしまう場面もあったので、そこは修正していかないといけないと思っています。
ホームのような雰囲気を作ってもらえましたし、なんとしてもそれに応えたい思いがあったのですが、負けなかったことはポジティブに次の勝点につなげられると思うので、またみんなと高め合っていきたいと思います。
(次節に向けて)ラストなので、個人としても人生を賭けてやるつもりですし、後悔のないようにやるだけだと思います。まだ自分たちの手の中にあるので、去年と同じ状況ですけれどもいわきも強い相手なので気持ちで絶対に負けないようにして、最後にホームで勝ちたいと思います。
FW 47 荒木駿太選手
チャンスがある中で、自分にも決定的なチャンスがあったのですが、決めきれなかったことにはどこか足りない部分があると思いますし、すごく悔しい試合でした。
前半にあれだけいい試合内容でできたのにも関わらず後半に落ちてしまったというところでは、課題や改善すべきところは、これからも話していきたいと思っています。
勝たないとプレーオフに行けない状況で、いわきは強いですが、自分たちはホームで戦えるので、そのアドバンテージにはすごいものがあります。今日もゴールドに染めてくれましたが、それ以上にゴールドに染めてくれると思うので、しっかり勝ってプレーオフ行きを決めたいと思います。自分も結果を出してチームに貢献できればと思います。