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新年のごあいさつ

掲載日:2026年1月1日

新年あけましておめでとうございます。旧年中は格別のご厚情を賜り、厚く御礼を申し上げます。

2024年にクラブ設立30周年を迎えたベガルタ仙台は、次の30年を見据え、足腰の強いクラブとなるため、前へ、前へと、一歩ずつ進んでいます。

昨シーズンのトップチームは、2年目を迎える森山佳郎監督のもと、クラウドファンディングをはじめ、みなさんのお力添えをいただき、東北学院大学泉キャンパスに拠点を移しました。新しいグラウンドおよびクラブハウスで全員が全力でトレーニングを積み重ねました。
最終節で昇格プレーオフ進出を逃したものの、失点数をはじめとした守備のスタッツは軒並み向上し、リーグでも堅守を誇りました。攻撃に関してもチャンスやシュート本数など、多くの部分で上積みしたものの、唯一にして大きな課題である決定力が最後まで尾を引く形となりました。
迎える今シーズン、森山監督に3年目となる指揮を託し、Jリーグ初の試み「明治安田J2・J3百年構想リーグ」を戦います。常に勝利を求めつつ、昇降格がない大会だからこそ、さまざまな挑戦ができる半年とも言えます。その後に待つ2026/27シーズンでの悲願の昇格を果たすため、選手の躍動、飛躍、活躍、上積み。これまでを超えていくことに大きな意味を持つ大会に挑みます。

また、昨年はユースが悲願のプレミアリーグ昇格、クラブ初となるクラブユース選手権準優勝を成し遂げました。アカデミーの設備向上を目的としたクラウドファンディングでは、目標金額を大きく超えるご支援をいただき、みなさまの期待を実感しております。今年も2選手がトップチーム昇格します。未来のベガルタ仙台を担う新星の誕生が当たり前のことになりつつあります。トップチームは悔しい結果となりましたが、ベガルタグロウンの選手たちがチームで担う役割が徐々に大きくなり、その姿を間近で見る子どもたちが次の30年を担う大きな礎となってくれるはずです。

足腰の強いクラブとなるためには、チームだけではなくフロントの強化も重要になります。ただJ1を目指し、昇格するだけではなく、J1に定着するためには経営基盤を大きくする必要があります。これまで以上の展開が必要だと考えます。地域のみなさまに支えられてきた感謝を常に忘れず、クラブとして大きくなりながら、恩返しをしていく気持ちを常に持ち続けてまいります。

本年も何とぞベガルタ仙台をよろしくお願い申し上げます。

ベガルタ仙台